Aにゃん@flowerbuda(Twitter)の書斎

「アナタのキモチ、言葉にします。」

殿、利息でござる(_ _)σ$

2016-05-15 11:09:54 | 日記

 いやあー昨夜は最高でした。行きつけの喫茶店にいつものように行ったら、たまたまカウンターで隣になった人と意気投合して、そのまんま二人で映画に行くという……元々その人はある映画を店を出てから行く予定だったようで、縁ってあるものなんだなあ。

 しかも、相手が車で、私がいつもの如くチャリのため、喫茶店から少し離れたところにある映画館までは暫しの現地集合をしたわけだ。勿論彼は脚を悪くしていたし、障害者手帳も所持していたのだから、車と言っても、私の方がチャリで早く着く。その集合場所で、サラリーマンの集団に出会う。これから飲み会でもやるのか、大量のドリンク(酒含む)をカートに乗せて、一番年下であろう部下が運んでいた。(これは、落ちるだろう……落ちる!!)その瞬間、私は動いた。ところが、一部が入っていた段ボールが軽く崩れた。真に申し訳なかったが、相手方は笑顔でお礼を言ってくれたのだ。そして、内心(こんな重いものを一番の下っ端とは言え、一人に任せるのは、言っちゃ悪いが、小学生男子が一人に何人ものランドセルを担がせているようなものだ。確かに、年功序列と言うものはあるのだが如何せん……)とか考えて見てた節もある。それがどうだ、私が駆け寄っただけでその後は一致団結し始める。極めつけは、既に私から50m程遠ざかる頃に、一人が私の方へ走ってくる。しかも、平じゃない。上司だ。冷えたトロピカーナを1本「ありがとうございました。」と両手で持たせてくれるのだ。こんなことって……あるのか!?いや、現にあるわけだが。感無量とは、まさにこのことだった。やっばり、前投稿でも述べたが、人生とはプラマイプラマイと連続こそするが、プラマイプラスなのかもしれないと現時点においては思う。

 

 

 

 イキナリ大きく脱線してしまい、すまない。それはさておき、今回誘われた映画は、阿部サダヲと瑛太がメイン演じる、1700年代の宿場町であった実話を手記を元にして描いたものだ。これもまた、出会うべくして出会った映画に違いない。というのも、この映画もまた、最高の縁だと感じさせざるを得なかったからだ。代々続く、血は争えないという言葉を身に染みさせるよう内心となっている。昨日公開されたばかりの映画ということもあり、ネタバレは厳禁だろう。そんなわけで、違う視点から良さを説明しようと思う。

 

 

 まず、この映画は今、この時代に上映されるべき映画だということ。何故なら、現代の「年金」やそれを取り巻く「税金」に対する問題を、何故?私たちが誠意を持って解決しなければならないかを逆の方向から同じように取り上げているからだ。他人から見たらまた違って見えるだろうが、私の視点からは、そう捉えた。いい映画だった。是非、劇場へ。涙無くしては語れない。