東京・オブ・ザ・デッド-3日- 価格:¥ 3,990(税込) 発売日:2006-07-21 |
「サンダル履きでもアクティブ」
『東京ゾンビ』と「東京」繋がりってワケでもないけど、こちらの作品を観ました。
……なんだろう、これ。
このDVDのジャケットが、こちらのサイトでも見れるんだけど……。
とりあえず、タイトルとジャケットだけ見て、血糊バリバリのスプラッターゾンビ映画だと思って期待するのなら、ちょっと待ってほしい。
あえてコワイものを観たいというチャレンジャーなら引き留めはしないけど。
う~ん、これって、どういうもんなの?
ゾンビ映画をメタコメディにしてわざとダメっぽく作ってるのか、ホントにマジメに作ってこんなモンなのか。判断が難しいな。
オレはタイトルとジャケットを見て「東京がゾンビシティになるんじゃ!」と期待していたんで、そういう見方で感想文を書くけど。
とりあえず「ゾンビはいっさい出てきません!」と、冒頭にアナウンスして欲しかったなぁ。そうすれば、それなりの覚悟で観たのに……。
なんだかよく分からない理由で、町内のオッサン・オバちゃんが安いメイクして、フラフラしてるだけ。っていうか、「東京」をわざわざ名乗る必要がない!
メイクに限らず、いわゆるゾンビ映画のお約束をいっさい無視してるんだけど、それが奏功してるとは思えない……あえてゾンビ映画的なモノを廃したのかもしれないけど、面白くない(だから、マジメに作ってるのか否か判断できないんだけど)。
音響を工夫して怖がらせようという工夫はあったけど、全体的に怖くないし、面白くなかった。
ラストのオチもつまんなかったし。
っていうか、因果応報で泥棒した女が八つ裂きにでもされれば、多少は溜飲が下がろうというものなのに、それすらない。
エンドクレジットを見ていたら、主人公の女が二人で一役をやっていた。
「おや?」と思って、ネットで調べてみたら、どうやら幻覚(?)のシーンをワンショットで撮ってる部分で、左側へフォーカスアウトしていく人と、右側からフォーカスインしてくる人が、それぞれ別人(作中では同一人物)だったんだって……くだらねえ。
結局、なにが撮りたかったんだろうね。
ゾンビ映画だと期待していただけに、評価はかなり辛いです。
おバカ映画とはまた違った、あんまり魅力のない映画でした。
『東京・オブ・ザ・デッド 3日』(CATV)
監督:山本政志
出演:佐藤杏子、佐藤葉子、森岡龍、他
評価:2点
ジャンルがウチと似てますねー♪
やっぱ東京ゾンビと併せて見ちゃうヒト多いかもです。
みんな痛い目にあってますねー(笑)
こんなクソ映画よりは「ユリア100式」のは百倍興味ありますwww
で、この監督のお友達のような別の監督のブログで、この映画が面白かったというコメントを発見。
いぁいぁ、邦画界も、お先真っ暗ですねぇ、、、
またよろしくお願いしますね。
これは、ますますインタビューを見たくなったゾ!