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同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

死闘伝説 TURBO!

2001-01-02 13:06:00 | 映画-2001年

「ジェット・リー、若いな~」

 香港アクション映画の俳優をダイジェストでまとめたもの。
 関係者のインタビューや、俳優の古いフィルムも観れたりして、資料としてはなかなかのものである。
 以下、印象深かった点をいくつか列挙する。

1.若いリー・リンチェイ
 カンフースターとしては絶対にはずせない、リー・リンチェイ(ジェット・リー)。
 リンチェイが演舞を披露しているのだが(パイロットフィルム?)、そのリンチェイがロンゲ!
 ロンゲといっても弁髪じゃない。なんか、中途半端なヒッピーみたいな髪型で、かなり笑える。

2.ジャッキー・チェンは嫌いですか?
 当然、ジャッキー・チェンも出ている。インタビューもある。
 ところが、取り上げられた映画は『拳精』『ヤングタイガー』などのメジャーになる前の作品ばかり。
 メジャーになった後の作品も、どういうわけか『炎の大捜査線』という徹底ぶり。
 なんで失敗作ばっかりなのか、ディレクターの選択に疑問が残る。
 まあ、でも希少なフィルムという点では、見る価値はあるかもしれない。

3.ヤン・スエ
 この『死闘伝説』のすごいところは、ブルース・リーなどの超メジャーばかりでなく、今となってはビデオを探すのも困難なマイナーな俳優も扱っているところ。
 で、そのなかで一番の爆笑ものだったのが、ヤン・スエが出演した『チャイニーズ・カンフー』の予告編。
 なにせ「老いも、若きも、男も、女も、刃向かう奴はぶちのめす!」っていう、情け容赦もない煽りなのだ。
 こんな馬鹿なキャッチコピーというか、煽り文は初めて見た。

 他にも、ジミー・ウォングのインタビューや、今となってはビデオも見つからないようなマイナーな俳優のフィルムを見られるなど、この『死闘伝説』は資料としての価値はなかなか高い。

『死闘伝説 TURBO!』(ビデオ)
出演:ブルース・リー、ジャッキー・チェン、リー・リンチェイ、他
評価:-(厳密には映画でないので)
資料としての評価:8点


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