ばれるずBLOG

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身一代に与えられた田の町?

2012年11月14日 22時01分35秒 | 中勢
 こんばんわ。
12月にもなってないのに師走気分な伊藤です。
でも忙しいとは言いません!心は亡くしてない(笑)ので!

 何でこんなことを書くのかというと、今月25日は伊藤の単独企画(初!)のバレルズイベントだからです!
それにちなんで今回はタイトルの由来&イベントの舞台である「一身田町」についてちょこっと予習+α記事にしようと思います。



 津市北部に位置する一身田は真宗(1)高田派の本山・専修寺があることで有名です。
古くは農村集落ではありましたが、室町時代に専修寺の前身である無量寿院を建立されました。
その後、栃木県の高田にあった高田専修寺(本寺)が戦火にみまわれて、当時の高僧が一身田に移って来たことで、一身田が布教の中心となりました。







 一方で県内唯一の寺内町としても一身田は知られています。
寺内町が成立したのは戦国末期のことです。
専修寺の祠堂金(2)を商売の資金として融資してもらえる特権があり、これが町の商売繁昌をもたらしました。
現存する町並みは軒を連ねた商店街が形成され、昔と変わらない趣きとなっています。





(古地図と見比べても面白いのかも?!)

※注釈
(1)真宗…浄土真宗。開祖は親鸞聖人。鎌倉仏教の一つ。
(2)祠堂金…祠(ほこら)・堂(本堂)を修理・管理するためのお金。



 と以上、一身田のミニミニ予習記事でした。
さ・ら・に、今週末(18日)にはこんなイベントがあるそうです!







「一身田寺内町まつり」

 一身田寺内町をすみずみまで楽しめ、子どもみこしや周辺学校による出店が並びます。
津の郷土芸能、唐人踊り・しゃご馬・中野獅子舞などもゲストとして参加するみたいです。
(前回の様子はこちらから)

 おかげ横丁や関宿などが町歩きスポットとして有名ですが、一身田も歩いてみるといろんなモノが発見できます。
いろんなモノ?それは歩いてみてのお楽しみということで、お近くにお寄りの際はふらっと立ち寄ってみてはどうでしょうか。

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