H142月6日のクローズアップ現代で、4月から武道が必須授業となるが、柔道での死亡、重大災害となる比率が高いということが報道されました。これは受け身を十分に取ることができない人を、武道を理解していない人が技をかけた場合に多く起こります。
また、巷(ちまた)でも、言い争い、相手を少々たたいたら、後ろに倒れ頭を打ち死亡したというニュースも聞きます。
受け身は武道のみならず、自分の身を守る上でとても大切です。建設業でも低い脚立から踏み外して後ろ向きに倒れ死亡したり、手をついて手首を折ったりする災害が多く発生しています。
「受け身」さえしっかりできていれば、防ぐことのできる災害です。
このお子さんは、とても小さな門弟ですが、きちんと自分の頭を守っています。万が一転んだときに、自分を守ることができます。後ろ受け身がまず大切で、次に前受け身です。それから手を掴まれたときに素早くほどけること。後ろから抱え込まれたら抜け出すこと。
それが出来てから技を覚えていきます。楽しんで稽古をしています。