物事の見方を表す方法として「ルビンの壺」がよく取り上げられます。人の見方はそれぞれであるという事例で使われる場合と、ゲシュタルト心理学で用いられる場合があります。どちらも興味ある見方ですが、全体的には統合された見方ができない人が案外多くいるようです。
自分の価値観だけで物事は判断できませんが、自分の価値観も必要です。しかし、違う価値観も受け入れなければ大局的な見方をすることができないというのも事実です。それを気づかせてくれる事例です。
歴史などを考える上でも伝書を読み解く上でも、この絵の持つ意味はとても奥行きがあります。私の先達であるひぐらし先生の解釈は本当に素晴らしい!とても勉強になっています(ぺこ)。