初めに:先ずはおめでとうございます!東洋大学学生相談室(キャリアセンター)に勤務する、ボクシングの村田選手が、オリンピックで金メダルを取りました。今回の旅でご一緒したのは、以前勤めていた会社の上司のU氏ですが、今は同じ大学でキャリアカウンセラーとして勤務しています。これから、学生の相談がますます増えそうですね(笑)。(※右下の写真は、以前は存在を否定されていた高層神殿(48m)ですが、巨大な柱が発見されたことにより存在が明らかになった出雲大社本殿の復元された写真です)
神楽「ヤマタノオロチ」
初めて神楽を出雲特設会場で見ました。素晴らしい伝統芸能!表現力!力強さ! ハリウッド映画の3D映画以上の力強さと迫力がありました。
ところで、「古事記」と「出雲風土記」に描かれている「スサノヲの八俣大蛇退治」には微妙な違いに気付きました。他にも内容が違うところもあります。歴史は、残された遺跡や、伝統や、言い伝えなどを基にして自分なりに想像していくことに楽しみがあります。山陰地方には多くの
神話があり、また遺跡もあります。伝統文化もあります。大和古墳以上の消された歴史が潜んでいる可能性もあり、ますます目が離せなくなりました。
「オオクニヌシの遠距離恋愛/ヌナガワヒメとミホススミ」 講師:川島 芙美子
出雲を代表とする神様が主人公として活躍する神話を「出雲神話」と呼んでいます。この言葉は、辞書を引いても出ません。そのひとりであるオオクニヌシの物語です。川島講師はこの話にも限らず、古代史にまつわる話を日本を取り巻く海流から説明するなど、とても参考になりました。山陰は遺跡の宝庫であり、消された文化、消された部族が潜んでいます。これからますます山陰に注目されていくでしょう。余談ですが、遺跡には、アゲハチョウが多く見られます。
日野市から出雲まで840㌔。車でちょっとしたドライブでした(笑)。黄泉比良坂(よもつひらさか)は、隠れたスポットです。