合気道は楽しんで!。「健康」と「護身」と「コミュニケーション」を体得する。

高伝館TAMA道場(多摩市)のモットーは、怪我をさせない、しない、楽しく学び。自信とコミュニケーションを育てます。

天然理心流 日野道場による 体験ツアー

2018年11月11日 | ブログ
日野市の財産は新撰組の故郷という事かもしれません。新撰組の名前は日本のみならず世界的にも広がりつつあります。
私も思うのですが、もし、鳥羽伏見の戦いで幕府が勝っていたら、維新後の短期間にあった戦争は無かったかもしれないという事です。幕末は確かに組織は死んでいましたが、優秀なはあまたいました。
最後まで理不尽な新政府に立ち向かった新撰組の信念には美があります。

今、その美を体験するツアーが時々組まれています。外国人も多く訪れます。





天然理心流日野道場の会長は井上源三郎子孫の井上雅雄 先生です。佐藤彦五郎宅に残されていた伝書に基づいて復元しています。天然理心流の技を真面目に取り組んでいます。

今後とも日野に新撰組あり!
天然理心流あり!

と日本、世界に発信していきたいものです。






天然理心流柔術について

2018年04月07日 | ブログ

刀(剣術)の影に入り表に今まで現れなかった天然理心流柔術。
新選組がなぜ強かったかの問いに答えるヒントの一つに柔術があります。


古武道としての天然理心流、古武道としての柔術。そして礼儀と品格。古武道の楽しみは品格と日本古来の伝統文化。それら全てが新選組天然理心流を探求する楽しみです。

天然理心流を単に勝ち負けを競うことを示す道場も新選組の人気に紛れて出てきました。殴り合いやつかみ合い、それを天然理心流と言っています。寂しい話です。
もっと新選組の面々と歴史をしっかりと見つめれば、事実がわかります。
次の絵には、単にヤクザ者の争いあいであり、美的なものが見えません。ただ、どちらが優勢かは分かりますし、その技も見えます。




次の絵は、護身術としてよく見られます。外国では敵を倒すために格闘技を学びますが、これもその一つです。
この技を披露して天然理心流だ!と演武している道場、個人的には好きになりません。真面目にやっているいくつかの道場は真面目に取り組んでいて、それはそれで応援しています。



竹刀での殴りあいも下卑だと、これも個人的に思っています。


いずれにしても品格のない天然理心流はあり得ないし、
今の柔道でも無いし、
合気道でも無いでしょう。


残された資料は重要なバイブルですね。



最後の写真は、ギリシャ、カテリーニの空手道場の皆さんです。


オリンポス山に登り、神々を感じてしまいました。
出雲大社の八百万の神と同じです。
礼義を重んじる素晴らしい方々です。武道の共通は礼義ですね。
品格を大切にしていきたいものです。


「体の杖」は杖と柔術を組み合わせた武道です。
多くのヒントがここにあります。
とても奥の深い武道だと思います。

天然理心流日野道場小具足演武(日野市本陣にて)

2018年03月28日 | ブログ
2018年3月24日土曜日、佐藤彦五郎本陣にて天然理心流日野道場が演武しました。
新選組ふるさと記念館の行事として実施したものです。
今回動画を紹介いたしますが、なかなかものまねでは出来るものではありません。

地道にしっかりと稽古して体得できるものです。
内刀にも同じことがいえます。

やっとお互いの呼吸があってきました。
しかし。まだまだ稽古が必要だとつくづく感じています。
動きの中に改善すべき点がいくつかあります。
かろうじて70点くらいの出来です。

‪天然理心流日野道場 小具足演武
https://youtu.be/Vl4FyIS98mw @YouTubeより‬



天然理心流日野道場の基本的な方針は、佐藤彦五郎宅に残る天然理心流な伝書に忠実に復元して後世に残すこと。飾られた剣技ではなく、ルーツをしっかりとみて行くことです。
私は小具足を復元しているのですが、そのポイントは、
1.合理化された柔道、合気道の技にしないこと。
2.あくまで剣と敵を意識した技となること。
3.護身術として活用できること。


天然理心流日野道場のまじめな伝承

2018年03月26日 | ブログ
おかげさまで新選組フアンが増えています。歴史の見直しが始まり新選組の名誉が回復しつつあります。それに伴って天然理心流道場がずいぶんと増えてきました。それはそれで良いのですが、本来の伝承に無い技を天然理心流と言っている節が多々見られるようになりました。また、いかにも本流と見せかけて名前をつけている道場もあります。また、本来の剣技から逸脱して殺陣として見栄えを重視している道場も増えてきたようです。
見た目には派手でいいのですが、本来の、当時の剣術や考え方とは違います。
もちろん彼らを否定するのではないのですが、もっと原点に返ってまじめに天然理心流の本質を見つめようとするのが日野道場です。

日野市には、土方歳三資料館、井上源三郎資料館、佐藤彦五郎資料館、新選組ふるさと資料館など、数多くの資料が展示されています。


新選組ご子孫の方々と協力して日野市を盛り上げていきます。
日野市に是非来て、資料館をお訪ねください。
きっと楽しめます。