ababa ...ひびのおたけび

CRPS・脊髄損傷…
病は体の自由を奪い痛みで蝕む
それでも私の心は自由で在り続ける
大空を羽撃く鳥の様に...

そうだったんだぁ・・・

2004-08-16 20:00:00 | 日記
Field back surgery syndrome」これが何だか判明致しました。
正解は「Faild back surgery syndrome」でした。
もう自分では如何調べてよいか、お手上げ状態だった為、
CRPSのメーリングで教えて頂きました。
そりゃあ、見つけれない筈です、
間違っているのだから・・・
判明した事は、直訳すると失敗した後部外科症候群で
略称をスペルの頭文字を取ってFBSS
病態としては、腰椎手術を受けたにも関わらず、
残存する腰痛や下肢痛などの症状が持続する事。

腰椎の手術をして4年経ちましたが、
今までCRPS typeⅠ としか診断されておらず、
この4年間FBSSと言われる病名など、聞いた事は一度もありませんでした。
それに、CRPSFBSSの違いは何処にあるのか?
いつの時点でFBSSと診断されたのか?
平成12年の1年間に2度受けた腰椎手術の
どちらにどのような因果関係があるのか?
仙台の神経内科で指摘のあったように、
運動麻痺・知覚麻痺・神経因性膀胱・直腸機能障害などの症状は
やはり、硬膜外膿瘍が起因がしているのか?

FBSS
という病気がわかり、病気に対する不安は解消されましたが、
疑問は大きく残ります。
麻酔科の主治医は入院中からもインフォームドコンセントに対して消極的で、
患者を蔑ろにしたような感じさえ受けるので、
医師が如何いう事を思いFBSSという新しい病名を付けたのかが
疑問でなりません。
それに仙台で硬膜外膿瘍が今の状態に大きく関わっているという
診断が影響しているのか?など考え出すときりがありません。

FBSS
をネットで検索してみると根本的な治療はないようですが、
脊髄刺激療法が有効であるという記述があったり。
または逆に効果は芳しくないと書いてあるものがあったり。
エビドラスコビーが比較的有効とあるなど、
この病気もまだまだはっきりと確立した病気ではないようです。
しかし、エビドラスコビーも施行しましたが
その後の硬膜外造影では効果が認められませんでした。
脊髄刺激療法にしても、入院中に医師間のカンファレンスでは
取り上げられたようですが、患者である私にまでは話される事はなく、
その後の外来受診時に脊髄刺激療法の事も考えてみて良いかもと
言われてましたが、その話しも一度きりでした。

CRPS
・頸椎,腰椎椎間板ヘルニア・キアリ奇形・脊髄損傷の疑い、
これに加え新たにFBSS
幾ら病名が増えようと、今の医療技術では
確立された治療法もないものばかりです。
しかし、自分の罹っている病名を知る事だけでも、
病気を抱えて生活しなければならない私にとっては、
大事な事であると思います。