ababa ...ひびのおたけび

CRPS・脊髄損傷…
病は体の自由を奪い痛みで蝕む
それでも私の心は自由で在り続ける
大空を羽撃く鳥の様に...

心残りⅥ

2004-08-27 20:00:00 | 日記

心残り、連載6話目にしてちょっと終わりが見えてきました。
後、少しで終わるつもりですので、もう暫くお付き合い下さい。

新人戦も高総体と同じく、ベスト8で終わりましたが、
確実に力を付けてきているという実感がありました。
私の足は無理がたたり、日常生活にも支障が出ていました。
秋の体育祭も足の故障で競技には出ませんでした。
しかし、競技には出ないのにソフトの試合には出るのか!!
教師の話題には上がったそうですが・・・

新人戦が終わり、公式試合は春の春季戦までないので、
私はこれを機会に少し身体を休めようと思っていました。

高校は、正課クラブが金曜の6時間目にあり、
運動部の1年と2年は強制的に自分の所属する部活動の
クラブに入らなければなりませんでした。
ですが、一応5時間目の終了後、掃除をし一旦授業を終えた形をとるため、
クラブに出席せず帰る人も結構いました。
それは、中間テストが終わった金曜日でした。
クラブの時間になったのですが、
同じ部活の友人3人で部活に出ず帰ろうかと話している時でした。
顧問がわざわざ、山のてっぺんにあるグラウンドから下りて
教室まで来たのです。
最初、おまえたち何をしているみたいな事を言われました。
そして私に「前みたいにやる気もないみたいだし、
人数合わせの為に来ているのならば、辞めてもいい」と言われました。
私は、今まで人数合わせと思って部活に行った事はありませんでした。
ソフトが好きだから、イヤな事があっても一度だって不平不満言わず
頑張ってきたのに、誰のせいで部活がイヤになったのだと思っているのか。
その他いろいろ、我慢してきた事が一気に切れて涙が出そうになりました。

私は、顧問の人数合わせと言った一言で、部活を辞める決意をしました。
100%ではありませんでしたが、80%は辞める気持ちに傾いていました。
私は、とりあえず今の気持ちを顧問に手紙を書きました。
顧問は1月頃に彼女と別れて、
練習に1ヶ月顔を見せなかった事があるので、その事や。
1年の時は、彼女が居たので、どんなに私たちが
土曜日・日曜日に練習をしたいと言っても部活に顔を見せなかった事。
レギュラーと補欠の扱いの違い。
何が何でも勝つ事が良い事だとする考え。
今まで溜まっていた気持ちのすべてを手紙に書きました。
最後に8割辞める気持ちに傾いている事も書き、
今の中途半端な気持ちでソフトをする事は、
ソフトに対して申し訳ないから、怪我の療養も兼ねて
暫く休部させて欲しいと書きました。

そして、休部するのですが本当にツライ事態が待っていたのです。
今日はこの辺で、とっぺんぱらりのぷう(昔話風に)