私は,令和4年度予算に関する#賛成意見 を述べたにすぎません。
区民から,ある区議会議員が区が実施した「#PCR社会的検査 」について,「#区長の人気取りのため 」さらに「#大失敗 」と言っているが,あなたは,賛成したのですか?と質問されたことあります。
そこで私は区の理事者にもこのことに付いて何度も確認しました。#世田谷区は,92万人を超す人口を擁する東京で最大の自治体です。新型コロナ感染率は23区のうち10位前後と他の自治体と比べ,クラスターの発生数,重症化率,死亡率のどれを取っても低く押さえ込んでいることが分かり,「#大成功 」と評価することができました。
私は,区が実施したPCR社会的検査が,「区長の人気取りのため」,さらに「大失敗」と区民に説明している議員の認識が,「調査不足」,「事実認識不足」であるとの見解を述べたにすぎません。議員を誹謗中傷する言葉は一切使っていません。議会発言において,#特定の名前 を一切述べていません。特定の名前を挙げていないにも関わらず,議会が,「特定の議員に対する発言と受けとめざるを得ない」と認定することは,#地方自治法に違反 する議決です。
私が,議員の区政リポートを「#プロパガンダ 」と指摘したことが,#礼を失したもの と言えるのでしょうか。「プロパガンダ」という用語は,宣伝活動のことであり,何ら,違法な宣伝活動として述べたものではありません。
「#恥を知りなさい 」という言葉は,#事実認識不足 であることを指摘したに過ぎません。 また、事実認識不足である議員に「区長らに謝罪するべきではありませんか」と疑問を投げかけたにすぎません。命令などしていません。この発言が、特定の議員に命令した発言ではないことは明らかです。
私の議会における発言は,#ひえしま進 議員に対する「#侮辱 」ではありません。議会は,議員の自由な発言の場所です。いかなる発言も法律に反していない限り,処罰の対象とするべきではありせん。多数決であろうと,法律に違反していない議員の発言を処罰の対象とすることは,違法です。
議会が#ひえしま進議員 の処分要求を受け入れ,私に対する#懲戒処分 を決めることは,#地方自治法に違反 する議決であり,超法規的な議決となります。
議会としての懲罰判断は,感情論ではなく,法律的な見地からの検討が不可欠です。議会は法律専門家の意見を聴取したのでしょうか。私の議会における発言は,特定の議員に対してなされたものではありません。また、特定の議員を「侮辱」した言葉は用いていません。#地方自治法132条 で規定されている「#無礼な言葉 」を使用したこともありません。#地方自治法133条 では,「侮辱を受けた議員は,これを議会に訴えて処分を求めることができると定めています」が,これまで説明したとおり,#ひえしま進 議員の名前を挙げてもいませんが,私は同議員を「侮辱」した事実はありません。
#地方自治法134条 は,「議会は,地方自治法,会議規則及び委員会に関する条例違反をした議員に対し,議決により懲罰を科することができる」と規定しています。私の発言は,これら法律,規則,条例に違反していません。
議会が私に対する懲罰議決をすることは,何ら違法行為をしていない議員に対する懲罰であり,私個人への#名誉毀損行為 ともなるもので取り消されるべき決議です。
民主主義は,多数の者のためにあるものでありません。公共の課題に関する決断を下すための手段です。#多数派 が #少数派 の基本的な権利と自由を取り上げることはあってはなりません。寛容,討論,譲歩という民主的な過程を通じてのみ,多数決の原理と少数派の権利という一対の柱に基づく合意に到達することができるのです。民主主義は,この確信のうえに存在します。#自立権 の行使として議会は,議員の懲罰を議決することは認められています。しかし,本件のように#懲罰の事由がない 場合,議会における議員の懲罰は,#自立権の濫用 というべきです。議会の自立そのものを歪めるものです。議会が,議会の自立権を名目に,何ら違法不当な発言をしていない議員個人の基本的な権利と自由を奪うことは許されません。
私は,区と区議会の大多数が賛成し推進した「#PCR社会的検査 」に関し「#大失敗 」と事実誤認による主張を公然とする議員に対して,事実認識が足りないとの、#正当な批判 をしたに過ぎない、侮辱には当たらない発言について,#世田谷区議会 が,#懲罰決議 することは,#言論弾圧 であると同時に「#言論の自由 ・#表現の自由 」を封殺し、不当に制限する、#懲戒権濫用 の暴挙であり,到底容認できるものではありません。
議決に対しては,#議会の自立権 #懲戒権の濫用 として,裁判所の判断を仰ぐことになります。
議員の皆様は,党派、会派の意見ではなく.議員お一人ひとりが熟慮され,議決されることをお願い申し上げて私の弁明とします。
②令和4年度世田谷区予算に賛成の意見開陳
新型コロナウイルス感染症から生還し、今はっきり言えるのは、症状の有無に関わらず検査をしなければ感染確定や感染対策ができないということです。
抗原検査キット配布に関し、議会に相談もなく配布し「議会軽視」でけしからん、区民にも「混乱をきたした」などと主張し、補正予算に反対したり、「予算委員会」でも主張していた議員がいますが、「委員会」は招集するつもりがあれば招集できるのに、直接の所管に当たる「福祉保健常任委員会」は、オミクロン株の爆発的な流行により、国も「まん延防止等重点措置」の適用を発令するなど「区民の命」に係る未曾有の緊急時に、昨年の12月20日以降、本年2月1日までの「1ヶ月と10日」の間、また、抗原検査キッド配布の情報提供のあった、1月17日から、配布実施された1月21日まで、数日間の暇があったにも関わらず、所属する「委員」から、召集の提案すらされていません。もし「議会に相談もない」などとそのような主張を声高にするならば、逆に区民から「職務怠慢」行政への「責任転嫁」の謗りは免れません。そうした主張を繰り返す身勝手極まりない議員の猛省を促すものです。その間、世田谷区の保健所職員は、「区民の命」を守るため深夜まで休まずに働いているのです。
また、我々46人の議員が、賛成した予算に含まれる「PCR社会的検査」は、他の自治体と比べ、感染率やクラスターの発生数、重症化率、死亡率どれを取っても低く抑え込み「大成功」と評価できます。数字は嘘をつきません。それにも関わらず「区長の人気取りのため」、さらには「大失敗」と決めつけ、予算に反対した自らを「正当化」するため、区政レポートを作成、配布している議員もいます。区長や賛成議員を利用した「事実に反する」侮辱や誹謗中傷と私は感じましたが、あなたの「人気取りのため」の「反対が為にする」プロパガンダではないですか。#恥を知りなさい。賛成議員や区長、全ての行政職員に謝罪すべきではありませんか。
さて、私の議会での態度は是々非々です。未曾有のコロナ危機から、全ての区民が生還するため、令和4年度予算での検査体制の「継続と充実」を、引き続き要望するものです。
また本予算は「古い行政」から「新しい行政」へ、DXで脱却を目指す「改革の予算」でもあります。
職員のみなさんが、区長を先頭に、「デマや偏見」に惑わされず、スピード感を持って、区民の「命」を守り、「区民第一の行政構築」に向け、邁進されますことを求めて、賛成の討論といたします。