世田谷区あべ力也のひとり言

世田谷区あべ力也が日常生活の中で感じたことを、政治的な内容にこだわらず多岐にわたり感想を述べる本音の呟き。

民主党公約 これでは政権を託せない!

2012-11-28 05:38:07 | Weblog
民主党公約 これでは政権を託せない
2012.11.28 03:16 [主張]
 民主党の新マニフェスト(政権公約)は「古い政治に戻るのか。改革を進めるのか」と訴え、政権継続を求めている。

 まず民主党が総括すべきは、旧マニフェストに明記しなかった消費税増税法を成立させ、無駄削減で16・8兆円の財源を生み出す約束を守れなかったという事実だ。

 野田佳彦首相が「過去3年間の反省と教訓を胸に刻む」と、政権の迷走を謝罪したのは当然だが、ばらまき批判を受けた高校授業料無償化などの重要性をなお主張した。本当に総括したのか。

 肝心の日本が直面する危機をどう打開するかの処方箋としては、極めて不十分な内容だ。

 中国が奪取の動きを強めている尖閣諸島について「領土・領海の守りに万全を期す」としたが、「尖閣は平穏かつ安定的に維持・管理する」という野田政権と同じ方針を示すにとどまった。

 中国を刺激するのをひたすら避けるやり方が何の成果も挙げていないことを忘れたのか。

 自民党の安倍晋三総裁が公務員常駐など尖閣の統治強化策を主張しているのを念頭に、野田首相が「強硬姿勢や排外主義」と批判した文言もマニフェストに盛り込まれた。「国民や国を危うい道に迷い込ませる」とも指摘したが、危うい道に追い込んでいるのはどちらだろう。

 「日米同盟の深化」をうたっているが、迷走させた米軍普天間飛行場移設問題などを進展させる具体的方策は示されていない。

 問題は民主党が結党時の基本理念にある「民主中道」をもとに、中道路線を際立たせようとしている点だ。首相は「中庸」という言葉を繰り返している。

 安倍氏や日本維新の会の石原慎太郎代表が憲法改正などを打ち出していることに対抗するためだろうが、「中道」が必要な政策をとらない無責任さを糊塗(こと)するものになっているようにみえる。

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は日中韓自由貿易協定(FTA)などと「同時並行的」に進めるが、「政府が判断する」との文言が加わり曖昧になった。その一方で「原発ゼロ」を目指す姿勢は鮮明になっている。

 民主党が大量離党者を出した原因は政策の詰めの不十分さだ。主要政策の方向付けが曖昧なままでは、政権をもう一度託すことなどとてもできない。

「日本維新の会」の衆議院議員選挙公募について

2012-11-26 22:33:03 | Weblog
かねてから「日本維新の会」の衆議院議員選挙公募に応募しておりましたが、大阪本部より電話をいただき、「この選挙区はどうですか」とご提示を何区かいただきました。後援者とも相談しましたが、時間的な問題と地理的な問題、選挙区事情など、こちらの希望に合う選挙区がありませんでした。選挙は出馬することが目的ではありませんので、残念ながら今回は見送ることといたしました。ご期待と応援を頂いていた皆様に心から感謝を申し上げます。また、引き続き維新の会の躍進を心から期待していますので、皆様のご指導とご期待も頂きますようお願いいたします

【名言か迷言か】 空虚な首相会見…懺悔の気持ちは?

2012-11-18 00:07:56 | Weblog
 野田佳彦首相は16日、衆院を解散した。同日夜の記者会見では、(1)持続可能な社会保障(2)バラマキ公共事業でない経済政策(3)脱原発依存(4)冷静な外交安全保障(5)政治改革-の5つの政策課題を列挙した上で、「民主党公認の候補者は次の選挙より次の世代を考えた候補者がそろう。誰がこの国を憂い、胆力と覚悟を持っているか。国民の判断を賜りたい」と支持を訴えた。だが、民主党政権3年間の総括や反省の弁は一つもなく、空虚な言葉が続くだけだった。

 「今回の総選挙の意義は、2013年以降の日本のかじ取りをどの方向感で進めていくかだ。前へ進めるのか、政権交代の前に時計の針を戻して古い政治に戻るのか。これが問われる選挙だ」

 野田首相は16日夜の記者会見で、こう熱弁した。自身が設定したい衆院選の争点は、「時計の針を戻すのか」ということらしい。だが、衆院選は、民主党政権に対する国民の「通信簿」だ。政権交代を成し遂げた民主党が初めて迎える衆院選だから、あるべき争点は民主党政権の総括だろう。

 民主党政権とは何だったのか。マニフェスト(政権公約)の大半は達成できず、無駄遣いをなくすことで実現するとした16.8兆円の財源捻出もできなかった。

 鳩山由紀夫元首相は、米軍普天間飛行場の移設問題で約束した「県外移設」「国外移設」を実現できなかった。菅直人政権は、尖閣諸島沖で発生した漁船衝突事件で中国人船長を処分保留で釈放した。東日本大震災時の原発事故対応はどうだっただろうか。野田政権は消費税増税という大課題を実現させたものの、不祥事や資質不足が露見した6人の閣僚が交代。結局、離党者が相次いだ。「新しい政治」とはどんな内容だったのだろうのか。16日の衆院解散に先立つこと2日前。野田首相と山口那津男公明党代表の党首討論では、興味深いやりとりがあった。

 「一票の格差と定数削減は何としてもやり遂げたい。定数の比例削減の部分は、民主党は修正連用制という考え方の削減案を出している。御党(公明党)にもご理解をいただける考え方ではないか」

 野田首相は、選挙制度改革をめぐり、一部連用制を取り入れた民主党の比例定数40削減案を引き合いに、公明党の協力を求めた。

 連用制は一言で言えば、中小政党を優遇する制度だ。得票率と議席占有率の乖離(かいり)が大きい小選挙区制の弊害を是正する狙いがあるとされる。だが、民主党の一部連用制案では、有権者が比例代表選で投じた一票を、小選挙区で議席がほとんど得られない中小政党に対してだけ「比例代表並立制」と「比例代表連用制」でダブルカウントさせることにしている。

 これは人口変動などでやむを得ず選挙区間で生じる「一票の格差」の問題どころではない。「制度そのものが憲法違反となりうる」との指摘は根強い。得票率と議席占有率のバランスを重視するのであれば、議員定数全体に対する比例代表制の割合を高めればよい。

 結局、山口氏は、野田首相の要請に対し「傾聴すべき点もあるが、幅広い合意ができるに至っていない」と慎重な立場を表明せざるを得なかった。

 野田首相は16日の記者会見で「どの政党が定数削減に後ろ向きだったのか。どの政党が一番、懸命に成し遂げようと努力したかは国民は理解いただける。私たちは政治改革の先頭に立っていく決意だ」と胸を張った。調整力のなさから、本丸の「一票の格差」是正まで頓挫させてしまったのは、どこの党なのか。選挙制度改革の与野党協議をダラダラと行うことで衆院解散先延ばしの口実とし、連用制を政局的に利用してきたのは、どこの党だったのか。有権者は冷静に判断するだろう。

 《囚人は前科を誇り、宗教家は懺悔(ざんげ)を誇る》

 明治、大正、昭和時代を駆け抜けたジャーナリスト、長谷川如是閑はこんな言葉を残したそうだ。次の衆院選で、民主党大敗は早くも確実視されている。相次ぐ離党者はその表れだろう。民主党は参院で第一党となっており、衆院選後も影響力を持つとはいえ、このままでは二大政党制の存続すら危ぶまれてしまう。野田首相は、「前科」を誇ることなく真摯(しんし)に懺悔する姿勢を示して選挙戦を戦ってほしい。(小田博士)

◇…先週の永田町語録…◇

(12日)

 ▽反省を込めて

 安住淳民主党幹事長代行 反省もあって言うと、都合が良く人気のある政策だけを言えば、もてはやされる。現実に体系化した時にどうかなと思う。(日本維新の会についてテレビ番組で)

 ▽演技か否か

 安倍晋三自民党総裁 「うそつき」との批判は相当こたえている。演技なら相当なものだが、だんだん表情にも影が差している気がする。(「近いうち」の衆院解散合意をめぐる野田佳彦首相の様子に関し講演で)

(13日)

 ▽ご飯と違う

 野田佳彦首相 「近いうちにご飯を食べよう」という話ではないから、きちんと政治判断をしなければならない。時期はこれまで通り明示しない。(衆院解散について衆院予算委員会で)

 ▽「の」入っただけ

 石破茂自民党幹事長  昔あった太陽党に「の」が入っただけという感じだ。政策で政治全体を良くする政党であってほしい。(石原慎太郎前東京都知事らが結成した新党「太陽の党」に関し記者会見で)(14日)

 ▽私でさえ孤独

 自見庄三郎国民新党代表 あれこれ言わなかったが、豪快に笑っていた。首相は孤独だ。肩の力を抜けばいい。国民新党の代表ですら孤独だ。(野田佳彦首相との党首会談後、記者団に)

 ▽決まり文句でなく

 安倍晋三自民党総裁 ただいま紹介で、大変お忙しい中と言っていただいた。だいたい決まり文句だが、今日は本当に忙しくなってしまった。(党首討論や衆院解散をめぐる動きを踏まえ、共同通信の講演で)

(15日)

 ▽ばか正直解散

 玄葉光一郎外相 伝家の宝刀の抜きっぷりは見事だった。野田佳彦首相は徹底して党より国家、あるいは次世代を考える人だ。「ばか正直解散」と言ってもいいかもしれない。(首相の衆院解散の決断についてパーティーで)

 ▽たそがれの党

 市田忠義共産党書記局長 沈みゆく、たそがれの党だ。掲げている政策や路線は上りゆく太陽ではなく、夕日であり、たそがれだ。(太陽の党について記者会見で)

(16日)

 ▽党首力

 安住淳民主党幹事長代行 離党者も出して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだが、民主党を変えるのは野田佳彦首相だ。党首力が問われる選挙になる。(記者会見で)

 ▽金目だけ

 脇雅史自民党参院国対委員長 定数削減がなければ国会議員歳費を減らせと言うのは金目だけでものを考えている証拠だ。本質と懸け離れている。そんなみっともないことを日本の首相が言うのはまさに恥ずべきことだ。(党参院議員総会で)
http://sankei.jp.msn.com/ 同感なのはあの会見を聞いたすべての国民です!

野田総理の最後の猿芝居で「嘘つき野田民主党」の終幕に

2012-11-15 07:22:05 | Weblog
衆議院の解散が11月16日、総選挙が12月16日投開票が決まりました。これでようやく3年数ヶ月の「ウソ」と「隠蔽」悪夢の野田民主党政権を終わらせることができます。今回の党首討論での野田総理の最後の猿芝居で「嘘つき野田民主党政権」の終幕にして頂きたい。政治はびっくり箱よろしく「奇を衒う」ことではありません。あんな猿芝居に国民も騙されてはなりません。政権交代以来「あれもやるこれもやるといって何もできなかった」鳩山、菅、野田と一年ごとにくるくる総理大臣を代えた鳩菅野田民主党政権の失政を思い返せば、誰しも簡単にあの総選挙での選択の過ちに気が付く筈です。世田谷区民も国会も東京都議会も区議会も「さよなら野田民主党政権」で行きましょう!それでは、今日も頑張って仕事に行きましょう!

「16日解散やりとげたい」 首相、党首討論で明言

2012-11-14 17:05:00 | Weblog
「16日解散やりとげたい」 首相、党首討論で明言
2012.11.14 16:05 [野田首相]

党首討論を行う野田首相と自民党の安倍総裁(左)=14日午後、国会

 野田佳彦首相は14日午後の党首討論で、自民党が衆院の小選挙区「一票の格差」是正と定数削減を確約すれば「16日の(衆院)解散をぜひやりとげたい」と明言した。民主党内では解散反対論が拡大しており、首相への退陣要求が強まるのは必至だ。

 党首討論に先立ち、首相は14日午後、官邸で約20分、民主党の輿石東幹事長と会談し、今月中に衆院を解散し12月16日に衆院選を実施したいと伝えた。

 首相は自身が衆院解散の条件に挙げた3課題のうち、公債発行特例法案と社会保障制度改革国民会議の2課題にめどがついたことを踏まえ、自民、公明両党首と交わした「近いうち」の解散合意を実行する考えを説明したとみられる。

救世主は赤ちゃん…借金大国ニッポン、20年後に復活 日独の金融関係者が大胆“予言”

2012-11-12 05:40:50 | Weblog
大変興味深い内容なので全文引用いたしました。
「政治、経済、外交でそれぞれ難題を抱える日本。世界最悪ともいえる財政状況もあり、その先行きに不透明感が漂う中、日独の金融関係者が「日本を救うのはベビーブーム」と述べ、話題をさらっている。無謀とも思われる、この発言の真意は…。

 「20年後の日本を救うのはベビーブームだ」

 こんな意外な意見が飛び出したのは、世界中の金融エグゼクティブが大阪に集まり、11月1日に閉幕した国際金融会議「サイボス」の最終日。発言の主はインターネット専業生保のライフネット生命保険の出口治明社長と、ドイツ銀行のマイケル・スペンサー・チーフエコノミストだ。

 両氏はサイボスのジャパンデーで「日本の将来」をテーマに対談。この中でスペンサー氏は、日本が解決しなければならない2つの問題を提起した。

財政赤字と細る労働力

 ひとつは先進国では最悪の財政赤字の解消。「消費増税をしても財政は持続可能とはいえない」との疑問を投げかけた。もうひとつは人口減少で、「減少する労働力を効率的に使い、生産性を向上させるイノベーションが必要」と冷静に分析した。

 厚生労働省によると、平成23年の日本の合計特殊出生率は1.39。米国の2.09(平成20年)、フランスの2.00(同)などと比べると独の1.38(同)と並び最低水準だ。人口の減少はスペンサー氏の指摘の通り、労働者の減少を意味している。同省によれば将来推計人口は、平成72年には8674万人となり現在の4分の3程度に減少する見込み。人口に占める生産年齢人口の割合は22年の63.8%から72年には50.9%、つまり人口の半分程度にまで下がることが見込まれている。そこに巨額の財政赤字、高齢者増加による社会保障費負担の増大など、将来世代に課題は重くのしかかっている。

「日本の政策費、今後3倍に」

 一方、ネット専業生保として初の保有契約高1兆円を達成したライフネット生命の出口社長は、「ネットで売ることで保険料を30代でほぼ半分にして、安心して赤ちゃんを産んでもらいたいと思い、会社を作った!」とアピールした。

スペンサー氏の分析について、出口社長は「異存はないが、中長期的には日本の将来を楽観している」との持論を披露。その理由として、「日本はフランスのように赤ちゃんを増やす政策にまだ真剣に取り組んでいない。子育て関連政策の支出は仏はGDP比3%、日本は1%未満だ」と指摘した。

 また、優秀な留学生を受け入れるとともに、女性や若者、外国人などダイバーシティ(多様化)を進めるなど、人口増加のための政策実現を訴えた。その上で「財政と少子高齢化は重い課題だが、潜在的な力をうまく引き出すことが国の発展につながる」と強い口調で訴えた。

カギは「多様化」にあり

 20年後の日本の姿について、スペンサー氏は「ベビーブームに期待する。そうすれば、未来は明るい」と述べ、出口社長は「女性、若者、外国人が日本浮沈のカギ」と話した。

 日本で初めて開催されたサイボス。アジア諸国の参加者が増え、「次の成長は自分たち」と自信を深めている様子が会場の端々から感じられる一方、「日本の将来」を語るディスカッションには空席も。はたしてベビーブームは到来し、日本は再び存在感を示すことができるのか…。」