世田谷区あべ力也のひとり言

世田谷区あべ力也が日常生活の中で感じたことを、政治的な内容にこだわらず多岐にわたり感想を述べる本音の呟き。

「予科練平和記念館」霞ヶ浦阿見町

2013-06-29 09:00:33 | Weblog
一昨日はつくばから霞ヶ浦の阿見町にいってきました。尋ねたところは「予科練平和記念館」。七つボタンの予科練と歌に歌われた予科練といえばお解りの方もいらっしゃるでしょう。当時14歳半から17歳までの少年を全国から試験で選抜し、戦闘機の搭乗員として基礎訓練をするもので、終戦までの15年間で24万人が入隊しうち2万4千人が戦地に赴きました。なかには特攻隊として出撃したものも多く戦死者は8割の約1万9千人のぼりました。
あらためて国家権力についてや、命の尊さ平和の大切さを考えさせられました。

選挙中はポスター掲示は公営掲示板だけです。未だに事前ポスターを剥がしていない悪徳都議候補者にご用心!

2013-06-18 10:05:34 | Weblog
都議選は5日目相変わらず盛り上がりに欠けますが、おかしいと思うのは、事前ポスターは告示日に剥がさなければ、選挙違反の筈ですが、ある政党のある新人候補者がほとんど剥がしていません。故意に剥がしていないとしか思えません。有権者の皆さんはあまりご存じないと思いますが、国会議員などと一緒に二人の顔写真と名前、それに政党名が書いてあるポスターは事前ポスターというもので、告示後は剥がさなければならないのです。ポスターで個人の候補者名を告知できるのは公営掲示板といって、すべての候補者のポスターがならんで貼ってある選挙管理委員会が設置しているボードのみです。それ以外に貼ってあったり剥がし残しのポスターは選挙違反です。貼っている家の方も選挙違反を問われるかもしれません。賢い有権者はルールを守らない候補者をしっかりチェックしましょう!

東京都議会議員の報酬は年に2400万円以上?都民は知ってるのでしょうか?

2013-06-15 09:50:17 | Weblog
国会議員よりも特権だらけで儲かるといわれる都議会議員!議会改革派はほんの少数、大多数の議員で改革の見送りを決め込んでいる! 

日本最大の地方議会である東京都議会だ。議員報酬も月額102万2000円で最高。期末手当を含めれば、年収は約1660万円に達する。

 さらに、“第二の報酬”とされる「政務活動費(政務調査費)」も全国一の月額60万円。本会議や委員会に出席する際の交通費などとして「費用弁償」が出席一日当たり、23区と島は1万円、それ以外は1万2000円が議員報酬とは別にその都度支払われる。合計で年に2400万円以上手にするが、複数の都議は「ほとんど残らない」などとこぼすフリをしているそうだが、大ウソ!議員の間では都議ほど楽で儲かる議会はないとの定説。

 ある都議の事務所家賃は16万円。秘書の人件費、質問のための取材費や調査費のほか、新年会や冠婚葬祭への出費もかさむ。別の都議は「新年会は約110件。忘年会も入れると計200万円」と打ち明ける。というが、そもそも新年会にお金を出して(新年会や忘年会の会費の支出に政務活動費をあててもいいことになっている摩訶不思議な時代錯誤)彼方此方に参加するは公職選挙法上問題があるのでは?

 政務活動費については、自らの所有する物件に事務所家賃を払ったり、高級家具を購入するなど不自然な使用も指摘されてきた。また、ある大学の卒業だが箔を付けようと、有名○○○大学の大学院公共政策学科卒業などと最終学歴にしている議員もいますが、税金で支給されている政務活動費から学費を払っていて、司法の場で正当な支出なのか争われている状況もあります。また、改選後に導入が検討される「通年議会」は少ない公務日数(年間60日前後)をごまかすための苦肉の策!これが決まれば、費用弁償のコスト増が懸念されている。

 政活費は平成8年から、費用弁償は昭和57年から据え置きの金額で、都議会では具体的な見直しの動きはみられないのが現状だ。

さて、国政政党の大政党は改革するつもりは区議会でもありません!なぜなら議員報酬から党費などといって上前をはねる仕組みになっているからです!議員はボランティア精神がなくてはダメだと思いますが、職業議員がほとんどなので、いくら改革を主張しても犬の遠吠え!都民に改革してもらうしかないようです!

今日から都議選? 世田谷区議会議員あべ力也のひとり言

2013-06-14 06:09:36 | Weblog
今日から都議選が始まるというが、全く争点のない選挙のため有権者の関心が低そうだ!都政は猪瀬知事のメッキがはがれてきたことに対する感心の方が争点のよう!都民の都議会での期待は、まず民主党へはほとんどない。失政とウソに懲り懲りといったところで選択肢にならない。自民党は先の衆議院選挙で勝たせ過ぎ!アベノミクスは崩壊寸前!憲法改正は時期尚早などなど、また勝たせすぎることへはやや警戒感が高い。都民にとって一番不孝なことは、警戒感のある自民党をはじめとした保守派に対抗する勢力の筈のリベラル派の受け皿が現状無いということではないか!維新、みんなは自民党の補完勢力でしか存在意義がなく、この間の従軍慰安婦に関する発言へのバッシングや両政党間のやり取りを冷静に見てきた国民からレッドカードを出され退場を求められそうな状況で選択肢にはならない。ではどこに期待するのか?議会はバランスが大事!都議会が自民一色にならないためにも、既成政党でない地域政党に期待を寄せるしかないのかもしれない。

朝日新聞「TOKYOあれから4年の選択」医療 「都議って何なの」は「民主党の都議って何なの」ってこと?

2013-06-12 19:36:31 | Weblog
朝日新聞6月11日の朝刊「TOKYOあれから4年の選択」医療 はその通り!! 
◆次々消えた小児病院 都議って何なの

 八王子市に住む主婦(43)は、ダウン症の息子(10)の肝臓の状態が悪化し、6月初旬から世田谷区の病院に入院させた。市内から車で約2時間。自宅に近いかかりつけの総合病院に「うちでは診られない」と紹介された。女性は「障害のある子を受け入れてくれる病院が少ない」と嘆く。

 4年前は違った。自宅から約10分の場所にあった都立八王子小児病院は24時間対応。肺の弱い息子が、呼吸困難になって夜中に駆け込んだことが何度もあった。

 だが2010年に閉鎖された。以降、夜間救急は別の2病院での交代制。夜中に一方に行くと「かかりつけではないので、朝にはもう一方の病院に行って下さい」と言われた。「八王子は小規模ながら『受け入れてくれる』という安心感があった」という。

 世田谷区にあった都立梅ケ丘病院もなくなった。小児精神科の専門だった。池崎吉次さん(67)は、この病院を目当てに約10年前、大田区から引っ越してきた。長男(27)と長女(21)がともに自閉症で病院で治療を受けた。今は、また別の病院の近くに引っ越すことを考えている。

 ●10年間で660カ所減少

 都が八王子、世田谷、清瀬の三つの都立小児病院を廃止し、新設する都立小児総合医療センター(府中市)に廃合する計画を公表したのは01年。減少する小児科医などの「医療資源」を集中することで高度の医療拠点とする目的だった。

 その後も都内で小児科を掲げる医療機関は減少を続け、00年の3525カ所から10年には2859カ所。

 センターは10年、小児科医の数で都立3病院の合計の約1・5倍、新生児向けの集中治療室(NICU)も9床増の24床でオープン。小児重篤患者を必ず受け入れる「こども救命センター」指定を受けるなど機能も充実させた。都の担当者は「統廃合効果で、小児医療の中核になった」と強調する。

 ●公約と食い違う対応

 ただ、3病院に通っていた人にとっては距離や通院時間は延びた。さらにわだかまりを残したのが、前回都議選後の経緯だ。

 すでに3病院を廃止する改正条例が可決された後の09年都議選で、民主党は「都立病院を守る」と主張。だが、選挙後は、別の病院の医師増員などの対策を都に約束させ、統廃合容認に回った。

 統廃合白紙化の条例を可決しても、都側が地方自治法に基づく「再議」を求めた場合、反対派だけでは、再可決に必要な3分の2に達しないことから、「実」をとった結果だった、といわれる。

 やはりダウン症の子を持ち、八王子小児の存続運動の先頭に立った矢代美知子さん(66)は言う。

 「存続運動の結果、跡地に医療機関ができたなど得られたものもある。でも都議選後の経緯は今でも納得がいかない。都議選って、都議って何なんだろう、と。不信感だけが残っています」

(千葉雄高)

あべ力也世田谷区議会2013年第二回定例会一般質問

2013-06-06 18:51:48 | Weblog
2013年第二回定例会一般質問あべ力也


まず、憲法96条の先行改正についてです。私は、時代の要請や国民的合意による改憲は必要だと思いますが、改正手続きは、発議に必要な衆参両院で総議員の「3分の2以上」を形成する努力を政治家がすべきだと思います。ところが自民党政権は参院選前でトーンダウンしていますが、「過半数で改憲できるようにしてしまおう」としています。世界の国々での改憲は「3分の2以上で国会が発議し、国民投票にかける」というのが標準です。また、先進国で改憲しやすく手続きを変えた国はありません。権力者を縛るのが憲法なのに、このままでは憲法とともに国民の権利まで奪われかねません。区長に、憲法96条の先行改正に関する所見を伺いたいと思います。

次に、保育待機児童についてです。区長は増え続ける待機児の緊急対策として保育児童枠の追加を発表しておりますが、来年の待機児童はゼロを達成できるのでしょうか?まず伺います。
この間、待機児童数ワースト1位であった横浜市の待機児童数ゼロの達成や、杉並区などの待機児童を持つ親御さんから区へ不服申し立てが報じられ、国も安倍総理が横浜方式に関心を示すなど動きが加速しています。先日厚労省が世田谷区の問い合わせに対し、株式会社の参入に補助の拡充を検討する旨の回答をしたそうですが、今後世田谷区も株式会社参入を積極的に推進し提供する保育サービスの量的増強を図るべきだと思います。見解を伺います。また、株式会社参入に関しては区側が躊躇している要因は、保育の質や事業の継続性を担保出来るかとのことだと聞いていますが、技術的参入のハードルは区としてどのように認識しているのか?また、国の動き等に鑑みれば、株式会社参入に備えをしなければならない時が来ていると思われます。世田谷としての民間参入に向けた仕組みづくりに着手すべきで、区長も検討を指示したとのことですが、どのようなものか見解を伺います。

次に、特養待機高齢者について伺います。待機児童問題がマスコミでも取り上げられるのに伴い待機高齢者の問題も取り上げられることが多くなってきました。待機高齢者の現状についてまず伺います。杉並区は健康学園跡地を利用して、伊豆に特別養護老人ホームを建設する計画を発表しており、厚労省も大都市の高齢者を地方で受け入れる検討を始めました。当区では、高齢化の進展とともに増大する需要に対応するため、各種サービスを複合的に組み合わせ何とか凌いでいるようでありますが、根本的に提供するサービスの絶対数が少ない現状をどのように打破していくのか、区内施設から都内もしくは都外の施設といった低コストで良質なサービス提供も必要だと思います。入所希望者の多くが、住み慣れた自宅の近くの施設に入所したいと希望していると聞きますが、本人やその家族も意識改革が必要です。縁組み協定を結んでいて世田谷区民にはゆかりがある群馬県川場村に高齢者施設を作ることも考えられるのではないでしょうか?何れにしても世田谷区の待機高齢者解消に向けどのように取り組んでいくのか考えを伺いたいと思います。
 また、昨日発表された政府の成長戦略のなかで、「国家戦略特区」を創設する方針も改めて表明され、大都市を念頭に容積率を緩和するとのことですが、緩和され積み上げられた容積や現在規定容積を使い切っていない区の施設に待機者を生んでいる保育や高齢者の施設を併設する「複合施設への建替え」を積極的に後押しする公共施設整備方針への転換も検討すべきと考えますが見解を求めます。

次に、昨年12月4日に施行された「都市の低炭素化の促進に関する法律」について伺います。本法律は、区市町村がその低炭素まちづくり計画の中で、市街化区域等のうち都市の低炭素化の促進に関する施策を総合的に推進することが効果的であると認める地域について「計画の目標、目標を達成するために必要な事項、達成状況の評価に関する事項等」を定めることが出来るものとしたものです。これは,各自治体の自主性により低炭素まちづくりを推進してくださいと、条例化も含め、国からボールを投げられたものです。世田谷区もこの法律を基に、低炭素まちづくり計画を策定し推進すべきです。区の方針を伺います。

次に、欠席や不登校の児童生徒が授業を受けなかったことによる学力低下や疎外感を無くすために、民間の予備校などでは当然に行なわれているICTを活用したビデオ録画による授業の補講を、公教育でも取り入れるべきではないかと提案させて頂きます。世田谷区は不登校児童生徒には、ほっとスクールなどで対応していますが、現状こうした子どもたちの数はどれくらいで、授業の補完のためにどのような対応をしているのか?また、私の提案を実施する場合何か障害になる規定や法律があるのか?お聞かせ下さい。

次に、イメージキャラクターや、マスコットキャラクター等の「ゆるキャラ」について伺いたいと思います。私は、平成21年の決算特別委員会で、世田谷区の統一したキャラクターを作るべきだと申し上げましたが、その時の回答は、「考え方や方向性について研究して参りたいとの答弁」でありました。4年経ちましたがその後の取り組みについてまずお聞かせ下さい。熊本の「くまもん」に象徴されるように、多くの自治体が、「ご当地キャラクター」によって、知名度や親近感の向上、また多くの経済効果を得ることに成功しています。一方、我が世田谷区は、統一したキャラクターを作るどころか、区長も役人も把握出来ないほど多くのキャラクターを、区本体も外郭団体も野方図に量産し続けています。現在区に関わるキャラクターはいくつあるのですか?また、一体どこにそうしたキャラクターを認める権限があるのか?またそれぞれにかかった費用は一つのキャラクター当たりどれくらい費用がかかっていて、積算ではいくらになるのですか?伺います。キャラクターを統一することによるメリットは大きいと思います。既存のキャラクターの基準作りとともに、きちんと政策決定をして熊本のように戦略的なキャラクター作りは出来ないものでしょうか?あらためて区長の所見も伺います。

次に、「マイナンバー制度」について伺います。
国民1人ひとりに番号を割り振って、社会保障と税に関する情報を一元管理する共通番号制度法が成立しました。制度導入によって行政業務の大幅な効率化が見込まれる一方、番号の利用範囲を社会保障と税、防災に限定しているものの個人情報管理上の不安も指摘されております。加えて、各自治体では、制度導入によりシステムの大幅な改修が必要となるなどの財政的な負担の課題や、組織体制そのものの見直しによる余剰人員の再配置やスリム化も避けて通れません。国からの具体的な経費負担割合等についての提示がない中で、世田谷区としても、国の動きを注視しつつ制度移行に備えなければならないわけですが、それぞれの課題に関し、今後どう取り組まれるのかお聞かせ下さい。


最後に、防災対策について伺います。いくつかの大震災の経験を通して、実際に災害が起きた場合の避難施設や避難路、地域での備えや、安全対策としての地域特性に応じた危険度など、様々な行政情報が地図情報と一緒に提供されていますが、文京区では、スマートホンのアプリにそうした情報を組み込み、区民に提供しています。また、そのGPS機能を生かして、端末をもった方の現在地から利用可能な行政施設や、災害時に必要な情報を取り出すことができ、区民が紙ベースでの情報を持ち歩かなくても、各種情報を電子ベースで統一して持ち歩くことが出来ます。個人のスマートホンの所有が着実に進んでいる現在、いつ起こるかわからない災害への備えとしては便利なツールであると思います。世田谷区でもこうしたスマートホン向けのアプリによる災害対策情報の総合的提供をすべきだと思いますが、見解をお聞かせ下さい。


再質問:1,増加する保育士需要による保育士不足への対策。
    
    2,マイナンバー制度に関して区長の見解。