最後の赤の他人のこと 2020-05-26 21:36:32 | 日記 横浜、港の見える丘公園「山手資料館」を描いた。 8年前、ヘルパー2級の資格講座を受けた時、70歳近い講師のお婆ちゃんが、「あなた方は、利用者さんが人生の最後に出逢う赤の他人なのよ」と言った。なんかな!その言葉がボクの腹の底に生き続けている。そうなんや。最後に出逢う赤の他人なんや!今日、あるお婆ちゃんが、「あなたがいないと寂しい。あなたがいると愉しい」ボクは笑顔でいたと思う。「お茶を出す前から『歓迎されている』と感じられるデイサービスでありたい」と願った。最後の赤の他人として!
白詰草のこと 2020-05-25 07:25:29 | 日記 土手道を歩く。シロツメクサとムラサキツメクサの群生が広がって、思わず寝転んでしまう。まるで白い絨毯。草の匂いが鼻に着く。懐かしい匂い。空を見上げる。白い雲。ゆっくりと時間を刻んで行くように浮かんでいる。手足を伸ばす。世界が自分のものになったように思えるのは何故なんやろ?180年前、オランダの船の中でガラスを守るために詰めてあった白詰草。それを見て白詰草と名付けた日本人ってどんな人だったんやろ?
幸せのこと 2020-05-24 21:32:42 | 日記 鶴見川にて!あぁ、久しぶりのお日様に手を合わせる。ゆっくりと消えゆく光は優しいなと思う。草むらに座りこけていつまでも見てしまう。傍らに500ミリの酎ハイとソーセージ!幸せな時間が降りてきて、ボクを慰めてくれる。無心になって夕陽を眺めているとボクがボクであることをありがたいなと思う。12年前、この場所で失意のどん底で項垂れていた。喪失感で暗闇を彷徨っていたと思う。そんな時、片手に本を持っていた!「成功は結果であって、目的ではない」と書いてあった。フロベールの言葉!成功が目的じゃなきゃ何が目的なんやろかと思った!幸せになることなんやろか?人に奉仕することなんやろか?数年後、「幸せはなるものでなく、感じることだ」という言葉に出逢った。
アブノーマルのこと 2020-05-23 11:38:48 | 日記 折り紙で作った花のペンダント! デイの女性スタッフがフィリピーナのスタッフに、「ねぇ、変人って英語でどう言うの?」フィリピーナは、「変人ってどんな人ですか?」女性スタッフは、ボクを指さして、「こんな風に変なことばかりする人のこと」フィリピーナはクスッと笑い、「アブノーマルかな!」女性スタッフは手を打って喜ぶ。ボクは、「お前ら子供か?」女性スタッフとフィリピーナが、「アブノーマル人、アブノーマル人」と囃し立てる!聞いていたおじいちゃん、お婆ちゃん達も、「そうよそうよ、あんたは変人よね」なんかしらん大騒ぎになる。やっぱりボクは変人なんやろなと思う!笑顔で、「変人で〜す。アブノーマルで〜す」と言うと、拍手が起きた!何なんやろか?
風の匂いのこと 2020-05-23 07:56:52 | 日記 昔描いた撫子の花! 土手道を歩いていると風の匂いがする!なんとなくきな臭い匂い。「あぁ、雨が降るんやな!」と思う!ソワソワしながらも、この匂いは悪くない!懐かしい香りが嬉しくなる!風の勢いが強く感じる!「そろそろ降って来るんやろな?」歩を速める。雲が流れ、風が吹き、雨を呼ぶ。自然の在りようって素晴らしい。そんなことにあたふたしてる自分も可笑しい。「今日は雨に濡れて行こうか?」それも酔狂なんかな?