abymanの思考の旅日記2

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

そのときのこと

2021-03-09 20:58:02 | 日記

桜の壁飾りが大分出来て来ました。

何年前だっただろう。

デイの利用者の児玉さんは、死が近づいていることを知っていたと思う。

彼はタクシー運転手だった。

ある日、七十歳の看護師の西さんが嗚咽を堪えるようにホールに帰って来た。

西さんは、中央にあるベッドで児玉さんの治療をしていた。

西さんはホールでボクの顔を見て、
「わ~」
と言って泣き出した。

ボクは西さんを抱きしめた。

西さんは、ボクに
「ねえ聴いてよ。児玉さんに言われたのよ。西さんは何故、大学の時、白血病になったのに、どうやって乗り越えたの?

西さんは、
「大学の時、母がひとりでいたからかな?母のために病気を乗り越えたと思う
と言ったという。

児玉さんは、
「そうか、やっぱり誰かの為なんやね

そして、児玉さんは、
「西さん、ボクはもうすぐ死ぬけど、ホントに楽しい人生だったよ。そして、西さんに人生の最後に出会えて幸せだと思う」
と呟いた。

ボクは西さんと泣いた。

神様、ボクは何をすればいいのか?

と、思った。





白蓮の街路樹のこと

2021-03-08 23:51:14 | 日記

寒暖の差があると、
草花も戸惑うのやろなと思う。

白蓮の街路樹を歩く。

芽を出したり、花を覗かせたり、

12月頃から、
行ったり来たり。

「まったくもう、どうなっんのよ」

天候の異常な変化に、
白蓮の不満の言葉が聴こえるようで、
なんかな、笑えてくる。

白蓮の咲こうとする愛らしさと、
散り際の切なく花憐な姿が、

ボクは好きだ。


選ぶということ

2021-03-05 22:08:05 | 日記

「その女性が、もし男だったらきっと友達に選んだろう。と思われるような女でなければ、妻に選んではならない」

というジュベールの言葉に、
なるほどと思ってしまう。

それって、女性でも同じなのかもしれんなと思う⁉️

「その男性が、もし女だったらきっと友達に選んだろう。と思われる男でなければ、夫に選んではならない」

選ぶというのは、そういうことなんかもしれんな⁉️


必要なこと

2021-03-03 22:08:00 | 日記

みんな大変なんやろなと思う。

苦しんでいる人に、
ボクは何も出来ないでいる。

「神はその人に必要なことしか与えない」
そんな言葉が降りてくる。

そうなんやと思う。

ボクは、苦しく切ないことを与えられた時に、

ただ感謝する。
そして、祈る。

「祈る人でなく、祈りの人になりなさい」
マザー・テレサの言葉が、
胸にジンと突き刺さる。