ハワイに親子留学!!

夫のハワイ転勤に合わせて三兄弟を連れて2年間ハワイで親子留学に挑戦。全て自費で頑張ります。

マウナケアの夜空

2024-11-15 11:16:00 | 日記
マウナケア山に登ったあとはオニヅカビジターセンターまで下って夜空を見ましたがスマホじゃ星空は撮れませんでした。

オニヅカビジターセンターまで下って見た理由は星が綺麗=光がない真っ暗な舗装されてない山道を下るのは危険だと判断して、陽が完全に暮れる前にある程度まで戻ろうと運転する夫が判断した為です。



完全に陽が落ちる15分前に下山を開始して途中で暗くなり始めて


舗装されていない道路を運転している最中に完全に陽が落ちましたがペリドットビーチの悪路の記憶が強いので暗い中での走行も怖いとは思いませんでした。


オニヅカビジターセンターのトイレは赤い色をしていて夜空の星の邪魔にならない工夫がされていました。

この赤いライトを見た後に夜空を見たらより星が見える!と子供達が騒いでいたので私もやってみたら、確かにちょっと見やすく感じました。

高校生になった長男と高校生になる次男がいるのでもうこんな旅をする機会はあまりないだろうなぁ、この景色を家族で見る事ができて良かったなと心から思いました。

人は死んだから土の中に埋めるのに死んだら天に上るという考えが昔からあるのがなんとなく分かる気がする。

年齢から言うとママが先に死ぬけどこの空へ行けるなら悪くないなぁ、ママが死んだ時はこの星空を思い出して何があっても最後まで精一杯生き抜くんだよと子供達に話しをしたら、ママも数年経てば半世紀生きた事になるもんねぇと言われて
確かにそうだけどさ、そう返すか?いつもながら絶妙に変な返だなと微妙な気持ちにもなりました(笑)


前にも書きましたが空の色の変化もマウナケア山の見どころです。

西側は夕暮れにはオレンジになりますが山の反対側の太陽の光がすでに届かない東側はうっすら青く、陽が落ちる直接には紫色になりやがて真っ暗になる空は地上では見る事ができない壮大な変化を見る事ができました。

宇宙に行けばきっと見た事もない様な漆黒の中に星が存在しているだろうから
もっと素晴らしい世界があるんだろうなぁ。

まだまだ知らない事、見た事がない世界がたくさんあって、科学が進歩して私が子供の頃には夢だった事が可能になり、更に先に手が届くだろう子供達の未来が羨ましいなぁ。

この先、どこまで一緒に見れるのかな?

こんな夢いっぱいの世界に生まれて日本という恵まれた国で育っているのにもったいないなぁ。
もっと勉強しろ!
スマホばっかりいじってんじゃない!
小さな画面じゃなく外の世界を見ろ!
と嘆きたくなる我が子達の日常。

羨ましいなぁと思ってる皆さん、現実はこんなもんです。

日本での高校受験と高校編入大丈夫か?と親は胃が痛いほど心配してるのにどこか人ごとのようにスマホばかりいじる我が子を怒鳴り散らすのが私の日常です。

いやー、マウナケア山は非日常に溢れて強く生きる元気をたくさんもらいました!










iPhone13を沸騰したパスタ鍋に落としたからかな。

2024-11-03 09:29:00 | 日記
スマホが充電できない事態が発生しました。

私のスマホ出国前に買ったiPhone13で防水機能が素晴らしい!

今まで何回も水没させたけど耐えてきた優れもの。
実は半年ほど前にパスタを茹でていた鍋に落としちゃいました。
塩をたっぷり入れて沸騰したパスタ鍋に落ちた時には終わりかと思いました。

焦ってトングで取り上げたけど2回ほど滑らせて落ちて合計45秒ほどは沸騰した鍋の中に入っていただろうiPhone13。

流石にやばいと思いましたがノーダメージだった。

すごい!!と思いながらその後何事もなかったんだけど急に充電ができなくなった。

iPhoneに修理依頼の前に夫に修理依頼。
(多分小言を言うからパスタ鍋で茹でた件は言わない)

消毒液を付けた綿棒で充電コネクタ部分を拭いたら復活。

夫にめっちゃ汚れてたよ!と言われても無言を貫く私。

ここ一カ月ほどは充電ができず消毒液で拭いたら充電できるけどなかなか充電がたまらないを繰り返していたら何と最近は普通に充電できるようになり、充電も普通にたまるようになった

復活したんだよ、私のiPhone13!

なんてたくましいんだ!

さあ、ハワイ島の続きやるぞ!

マウナケア山とキラウエア山の女神達

2024-10-19 11:30:00 | 日記
マウナケア山の夕日のショート動画を貼り付けました。

肉眼には及びませんが写真じゃ伝わらない夕日を興味がある方はぜひ見て下さい。



このマウナケア山には現在13機の天文台があります。
2009年に新たな天文台Thirty Meter Telescopeの建設の決定を受けてネイティブハワイアンの大反発が起こりました。

マウナケア山の山頂は聖地として守られていて天文台はありませんが
神が住む山にこれ以上の建設はして欲しくないと道を封鎖して抗議。

聖地として守って欲しいし、素晴らしい研究ができる天文台も捨てがたいし、
こういう問題は難しいですね。

ただハワイは自然との調和がとれていて日本とは比べ物にならないくらい守られていて羨ましいです。


YouTubeの切り抜き写真ですが天文台と反対側の山が聖地になっていて祭壇が設けらたポリハレの丘の聖域の写真です。

キラウエア山は女神ペレの領域でマウナケア山は女神ポリアフの領域とされています。

その昔、ポリアフは3人の姉妹と一緒にマウナケアの斜面でホルアと言う長い木製のソリ
に寝そべり斜面を滑り降りる古代ハワイのスポーツを楽しんでいました。
そこへ黒髪の美しい女性が現れポリアフが勝負を挑みわずかな差でポリアフが勝利。
黒髪の女が地団駄を踏み悔しがると溶岩が吹き出し山は炎に包まれたそう。
ポリアフは白いマントを広げ吹雪を起こして溶岩は冷たい岩へと変わり火口を塞ぎポリアフの勝利で終わったそうです。

その後も何度か戦いをしていますが毎回ポリアフの勝利で終わったそうです。

ペレとポリアフの戦い以来マウナケア山は噴火したことはなく最後に噴火したのは約4,500年前だそうです。

戦い以降マウナケア山のあるハワイ島北部は雪の女神ポリアフの支配する領域、
活火山であるキラウエア火山やマウナロア山のある島の南部は火山の女神ペレの領域ですが
たまに女神ペレの領域であるマウナロア山に雪が降るのは女神ポリアフが圧倒的な力で女神ペレの領域を侵略しているからだそうです。

ちなみに無事に登頂した私達ですが
山から降りる途中に長男が頭が痛くなりホテルに着く前に適当な駐車場で休憩しました。

頭痛という事で駐車場を見つけるまでは持参したポカリスエットをたくさん飲ませて
駐車場に着いたらタオルを敷いて寝かせて足を上げて頭に血液が流れる姿勢を取り
10分くらいで頭痛が治りました。

下肢挙上と呼ばれる脳へ血液を送るための処置ですが長男には有効だったようです。

帽子を飛ばしたのでポリアフの怒りに触れたかもなんて騒いでいた子供達ですが無事に帰還できて良かったです。




















マウナケア山の山頂の天文台

2024-10-07 09:00:00 | 日記
マウナケア山の山頂と言えばすばる展望台!


駐車場の車にステッカーが貼ってありました!
きっと大好きでこの仕事に就いた方々なんだろうなぁ。
Dream come trueを体現する方々ですね!

実は私は小さい頃は恐竜と星が大好きだったけど私以外の姉妹達ははあまり興味がなかったんですが
遊園地や博物館の特別展などがあれば姉妹にブーブー言われながらも母親が連れて行ってくれました。
私は深海や宇宙などの人の手が届かない物やかつて生きた巨大な生物が大好きで
その辺りの興味が夫と同じだから旅先では同じ目線で楽めるのは本当に良かった事の一つです。
子供達は好き!というよりは親達が好きだから一緒に行く感じですが
違う目線でモノを見る事がありとても面白いです。

日本のすばるを含め世界各国の計13基の望遠鏡があります。


一番右がすばる。
すばるの隣に並ぶ双子の望遠鏡(1号&2号)
W.M.ケック天文台。

まるで火星みたいですね!

ちなみに中に入るツアーには参加せずに観光を優先しました。

今まで体に異変は全くありませんでしたが車を降りて10歩歩くだけで息が苦しい。
とにかく苦しく歩くのはゆっくりと歩かなければならず驚きました。
ここに向かう途中で降りた駐車場でも車の中でもキツイと感じる事はなかったし、
富士山の登山でもこんなにキツくなかったので本当にビックリしました。
降りてすぐ、上から下りててくる観光客の顔色が悪く寒さでタオルを巻きゆっくり動く様を見てゾンビみたいだ、大丈夫か?と思ってたら私もそうなりました。
具合が悪いわけじゃなく酸素がないのでちょっと動くだけで苦しい!

この場で働く方々は知力だけじゃなく体力も凄いんだろうなぁ。


こちらは夕焼けに照らされるNASAの展望台から見たすばるとW.M.ケック天文台。

実はここで長男が強風で帽子を飛ばすミスを犯した。

酸素が薄く10歩歩くだけで死ぬほどキツイのに
文句を言わずにサッと500メートルほど歩いて帽子を取りに行った夫、かっこよかったゼ(笑)

てか、こんなに風が強いのになんで帽子なんかかぶってんだ!
パーカーにフードあるだろ!寒いならフードかぶれ!と全員取り上げ。


ここからはフードを被っております。
そして見つめるのはジェミニ北天文台(兄)。
こちらは兄弟の望遠鏡でもう一つ(弟)の方はチリのセロ・パチョン山頂にあって北半球と南半球の全天を観測することが可能。


アメリカ、イギリス、カナダ、チリ、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジルの国際共同プロジェクトでプロジェクトに名を連ねる国の天文学者はその国がジェミニ天文台に供出する資金の割合に応じて観測時間を獲得することができます。


アメリカ、イギリス、カナダ、チリ、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジルの国際共同プロジェクトでプロジェクトに名を連ねる国の天文学者はその国がジェミニ天文台に供出する資金の割合に応じて観測時間を獲得することができます。

日本が入っていないのはすぐ近くにすばるがあるからでしょうか。
日本のすばるはかなり良い場所にあるからプロジェクトに加わる必要がないのかな。



夕日がすごく綺麗でずーっと見ていられます。



途中で空が紫になると言いますが確かに少しずつ紫色に変化していきます。



マウナケア山で自分で運転したい方へ。

2024-10-05 09:05:00 | 日記
マウナケア山はとても素敵な場所なので人生で一度は訪れたい場所の一つだという方は多いと思います。

マウナケア山に行く際の注意を先にお知らせしたいと思います。

まず
マウナケア山は4輪駆動車でしか行けません!
そして事故の多さから一般的なレンタカー会社は走行禁止(保険対象外)です。
走行を許可した会社はとても少なくレンタカー代も高いです。
HARPER CAR & TRUCK RENTAL(日本語不可)はその数少ない会社です。
みんなその取り決めを無視して色んなレンタカー会社の車で来ていましたが
4輪駆動車であればレンジャーから止められる事はありませんが
事故の際は全額負担(走行不可期間の損害賠償含む)プラス病院代の負担になり破産コースになります。
ちなみに私達はレンタカーの入念な下調べとハワイに来る際に保険に加入しているので事故の際の病院費用もカバーできる事を確認済みの上で登頂しました。

道の難易度は季節によって変わると思います。
私達が夏を選んだ理由は積雪を避けたかったからです。
積雪時は夫も自力での運転は選ばなかったと思います。

夏場は適切な運転をすれば特に怖い事はありませんが長い坂道を下る為にレンジャーの指示通りの運転が必要です。
坂道のギアの入れ方を英語で教えてくれるのでその通りにすれば夏場は特に難しくはないと思いました。

レンジャーは主に
4DWの低速ギアで下山する事、
体調不良になった時はすぐに下山する事、日没後30分以内に山頂より下山するように言いました。(積雪時は別の注意事項があるかも)

もちろん全て英語で説明されるのでかなりの英語力がないと理解ができません。
命に関わる事なのでハイハイ、と聞き流すのはあまりに危険だと思います。
人様の顔を晒せないので動画はありませんがどんな注意事項を言われたのか音声だけでも記録に残せば良かったなー。

もしも英語が苦手だけどどうしても自力で行きたい!という方は日本で長い下りの坂道を4DWの低速ギアで運転して練習してみてから行く方がいいんじゃないかなと思いました。

それからもう一つ、
ほとんどの人が夕日と夜の星空が目的ですから街灯がない舗装されていない真っ暗な夜道を延々と下る事になります。
マウナケア山まで自力できた人達は皆夕日が沈み切る前に一斉に下山を始めました。

レンタカー会社の保証がない4DWでここまで自力で来た強者達も暗くならないうちに一斉に下山をした事に私は驚きました。

皆それくらい暗くなった道を恐れているんだなと思いました。

夕日を見ていたNASAの観測所にはレンジャーの車が日没後30分以内に下山するように見張っていて最後の車と共に降りてくるようですが夕日が下りる前にほとんどの車が下山を初めて
夕日が沈み切る20分前には私達の車と数台の観光客の車とレンジャーの車だけでした。

皆星空を見るためにここに居るんじゃ?と思っていましたが
星が出るまで残る車はほとんどいなかったです。

その理由は3つある事に気づきました。

1つ目は暗い夜道を下山したくない事、
2つ目は早めにオニヅカビジターセンターに戻りそこで星空を見る為に駐車場の確保する事、
3つ目は帰りの車の渋滞に合わせたら他の車のライトがたくさんあるので舗装されていない道路もあまり怖くないと気付きました。

それに気付いたのは帰り道。
車が少なくなってからみんなどこで星を見るんだろう?と夫婦で話していて
オニヅカビジターセンターじゃない?と夫が言った。

オニヅカビジターセンターまで行けば帰りの道路は舗装されているしNASAの展望台もオニヅカビジターセンターも星空は肉眼じゃあまり変わらないのかもね、私達も戻る?と車の最後の方の列に並んで帰っている時に皆色々考えてるんだなー、と思ったのでした。

帰りはこんな感じです。

山なので夕陽と反対側の暗いの方向もあれば



夕陽側は明るい。

夫が夕日が沈む直前の紫の空を見たかったなーと言いながら
オレンジ色に染まる空を後にしましたが帰りながら紫色の空を見る事ができました!
(iPhone撮影補正なし)



車のライトに反応してブレてますが空は紫です。


舗装された道路と舗装されていない道路が混ざっていて
山頂近くは舗装されてましたが途中は舗装はされてませんでした。

最後の方だったのでオニヅカビジターの駐車場には入れず隣接する駐車場になんとか入れましたが流星群などの日はもっと混むと思います。

8月初旬の30度を越す気温の中で山頂は10度以下とめちゃくちゃ寒く冬服必須です。

観光客を乗せたツアーのバンは夕陽の30分ほど前に下山をしてオニヅカビジターセンターに帰る途中にいくつかある駐車場や車が止めれるスペースに止めて星空を待っていたのでよく見える場所を知ってるんだと思います。
もし次に行くなら冬にツアーに申し込むのもアリだなと思っています。

ツアーにはツアーで行くよさもあるので自力で行くのとどちらが良いかしっかりと調べてから行ってくださいね!