見出し画像

ハワイに親子留学!!

脱水症状で夜間救急受診

夜の7時半ごろ夫が夕食を作り
私は子供達と話をしていたら
長男がマグカップの水を飲もうとして
コップを落としてこぼしました。
そんな変な持ち方をするからでしょ、
と私が言うと同時に
三男がその手を見て笑い出した。

私が長男の様子がおかしい事に気付き
どうしたのと言うと手の感覚がないと言う。

まさかと思いペットボトルの
ポカリスエットを渡すと持てない。

手が硬直して開かなくなって
脱水症状がかなり進んだ状態だと推測。

私がポカリスエットを飲ませながら
足は?と言うと下半身の感覚がないと言う。

救急車を呼ぼうか迷ったけど
重度になると水分も戻すと記憶しているので
水分を自力で取れている時点で
救急車は必要ないと判断して
とりあえず水分を取る事を優先。

15分くらいして下半身や手の感覚は戻り
歩けるまでにはなりましたが
痺れはまだあるようであるので
救急を受診する事にした。

夫に車の準備をするように言うと
ご飯を食べさせたら?と言う。

ちょっとキツめに
判断を誤ったらいけない状況で
何言ってんの!とキレると
カップラーメンなら食べたいと言う長男。

カップラーメンは帰ってきてからでいい
と言う私に
何か食べれば大丈夫と言う夫。

ポカリを飲ませて
どこが麻痺してるのか聞いて
長男の状況を把握してるのは私。

夫は見ているだけ。

長男に食欲はあるの?と私が聞くと
ないけど食べればする、もう箸も持てそう
と言う長男。

でも食欲がないから残すかも、
と言うとじゃあ病院かなと鍵を準備する夫。

食欲がないなら病院だなと言ったけど
多分私がイラついてるから
空気を読んだっぽい。

正直、短時間でかなり回復したから
このまま自力で水分を接種し続ければ
大丈夫だと思ったけど
手足の先端が痺れていると言うので
まだまだ水分が必要なのに
すでに30分で1リットル近く飲んでいる事、
1時間で1リットル以上飲ませる危険性と
水分が十分でないまま寝かせる事のリスクを考えて
病院の受診を選択。

ERには相変わらずけっこう人がいる。
ホームレスもチラホラ。

外にある受け付けで身分証をだして
症状を伝えたらすぐに看護師を呼んでくれました。

体重を図り診察室へ行き
血液検査をして点滴開始まで10分位。
素早い対応に感謝です。


最初は1リットルだった生理食塩水に
500ミリが追加されて
1.5リットルを点滴。



これが本来なら口から飲むべき量で
部活がない日は1リットル、
部活がある日は1.5リットルを
学校に持たせているけど
あまり飲んでないからこうなるんだよ!
これからは毎日持たされた分は
必ず全て飲むように!と言いました。

日本と違い椅子に座ったまま
最速での点滴。
1.5リットルの点滴が30分以内に終了。

点滴の途中で待合室に行かされて
待合室で座ったまま点滴。
日本のようにベッドに寝れるわけでもなく
点滴のスピードが早く
長男は寒くてブルブルと震える。

点滴後に血液検査まで待ってね、
と言われて待合室でひたすら待つ。
8時15分ごろに病院に着いて
点滴が終わったのが9時半前。

先にお会計を済ませて血液検査の結果を待ちます。


お会計は約32万円。

高!

その後1時にドクターが血液検査の異常がない事を説明しに来て終了。

保険に入っているので
一旦はクレジットカードで払いますが
後日全額返金されます。

ハワイの夜間救急対応の
クイーンズメディカルクリニックは
自腹だとここから40%オフになります。

支払い時に
保険会社が払うならこの額だけど
自分で払うなら40%だよ
と言われますが
私の場合は一旦は自分で支払うけど
後から保険会社から振り込まれる、
と説明をして全額支払いをします。

保険対応じゃなければ
40%オフで約19万円。

救急でなく、夜間対応でもなく
通常の脱水なら5万円〜8万円位かな?と予想。

血液検査がないならもっと安いから
3万円位かな?
その場合は点滴だけお願いします、
とはっきり伝えても問題はないので
予算がない場合ははっきり言いましょう。

命に関わるなら払えない額じゃないけど
できるなら保険に入った方が安心です。

今回、長男は学校のランチタイム以降
7時半まで水を飲んでいませんでした。

バカな長男は
提出物を忘れて部活停止、
怒られるので本屋で時間をつぶして
部活の終わる時間にしれっと帰宅、
6時に家に帰ってきても水を飲まずに
パソコンに夢中。
7時半ごろにいきなり脱水症状が始まりました。

7時半ごろまで普通に会話をしてる途中で
いきなり手が固まって動かなくなりました。

手足の硬直が始まっても会話は普通にできていて
本人も体調の違和感は全くなかったようです。

最初手足が痺れても
普段の正座などの痺れと同じだと思って
危ないと言った認識はなかったみたいです。

誰も家にいなければ
自分が危ないと理解した頃には
手が固まってスマホすら持てずに
下半身の感覚もないので歩けないので
命を落としていたかもしれないと思うと
ものすごく怖いと感じました。

熱中症や脱水などは普段から言ってるし
危険性も頭では理解していても
いざなると理解が追いつかなかった様子。

大塚製薬のホームページのグラフですが
脱水症状と熱中症は似ています。


脱水症状も熱中症も
初期症状から順番に症状が出るわけではありません。

いきなり重度の症状になる場合があります。

今回、長男は筋肉の痙攣を起こす
かなり重度の症状がいきなりやってきました。
それまで異変は全くありませんでしたし
本人も気づきませんでした。

初期症状どころか重症になるまで
喉も渇かず、好きな事ができ
いきなり水分が切れるような感じでした。

多分、これが死に至る原因なんだろうと思います。

若かったり、体力がある分、
元気に動けるから
いきなりスイッチが切れる感じです。

何かに夢中になったり
何かを優先せざるを得ない状況だと
全く気付かずに死に至るまで気づかない。

高校生になった息子だけど
いつまで心配しなきゃいけないのか
私以外に緊急時は誰も何もできないので
自分がしっかりしなきゃいけない事を
改めて認識しましたが
ちょっと心が折れそうな私です。

夫は普段はしっりしていて
私が苦手な怪我や血の処置も得意ですが
子供との接触が少ないせいか
昭和生まれで滅多に病院に行かないせいか
ちょっと感覚が違うんですよね。

夫は病院嫌いの世代というか
滅多な事じゃ死なない、とほったらかしで
生きてきた分たくましいけど
令和の子育てとはちょっと違うんだよなぁ。

50歳以上の世代の男性って
病院受診の目安が厳しすぎるのよ。



































ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

accokecocco
@alpstakibe コメントを頂きありがとうございます。
自分がしっかりしなきゃ死ぬというような重圧をいつまで背負えばいいのかと思ってしまって心が折れそうになります。
alpstakibe
お母さまの適切な対応で重篤な事態にならなくて良かったですね。
母は大変だ~
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る