ハワイに親子留学!!

夫のハワイ転勤に合わせて三兄弟を連れて2年間ハワイで親子留学に挑戦。全て自費で頑張ります。

夏休みは残り1週間

2023-07-29 09:48:32 | 日記
8月1日から学校が始まると思ってたのに
8月7日だった。

まだ時間があるので
本屋さんに行き
三男の成長を促す様な本を探しました。

幼児コーナーへ行き
アメリカ定番のスペルカードをチェック。


アメリカ定番のカード達。
多分、ナンバーやカラーは必要ないし
教えるのは簡単。

Sight Wordsは要るなと思いました。

Sight Wordsというカードは
アメリカの幼稚園に入った子供達が覚えます。
英文法に必要な単語ですが
at、as、toなど日本人には
どう教えていいか分からない単語が多い。

こういう時にネイティブと
イチから始める私達とは違いがあるな
と思います。

ネイティブは分かるんかな?
でも会話で使ってるから
多分理解はしてるんだろうなぁ。

よくネイティブは◯から始める!
と言いますが
日本語を喋る子供が日本語を学ぶように
英語を喋る子供が英語を学ぶので
ゼロから学ぶ人がそれを取りれても
どうやって教えていいのか分からない事があります。

しかし自分も語学学校に行き始めて
気づいた事がある!

英語を英語で学んでいる時は
日本とやり方を変える。

よく留学経験者が英語を英語で学んだから
覚えが早い、と言うけど
それは基礎があってのこと
と書きました。

三男はその基礎がないので
当たり前だけど
英語を取得するスピードが遅い。

じゃあ基礎を付けるには?

一番は読み聞かせかな?と考えました。

まずは耳
なんとなく聞き取れるようになるけど
最初は意味が分からずちんぷんかんぷん。

第二段階は
聞き取れる内容を思い出して理解し
単語を頭にインプットできるようになる。
あ、あれって◯の意味だったんだ!
となる。

そして意味を理解できる頃には
徐々に口に出せるようになる。

ディズニーの英語教材のCM(笑)
本当にその通りなんですが
教材にそんなにお金をかけなくていいし
やらない子はやらないし
親も一緒にやるのが一番早いです。

読み聞かせで耳を慣らして
意味を教えながら
親も子供も口に出す、が一番早いです。

ある程度慣れてきたらテレビです。

全く分からない時期にテレビを付けても
子供達はテレビを見ないので
ある程度理解する時期にならないと
テレビは効果なしです。

字幕付きの映画で少し聞き取れはするけど
頭に入らないから結局字幕しか見ずに
単語は聞き取っているのに
言葉が頭に入ってこない
頭が英語についていかない
という経験はないですか?

ある程度の英語力が付かないと
留学してもそんな感じで
聞き流すのみで終わってしまう事もあります。

今、子供達はそういう状況なので
家でも勉強が必要だと感じています。

家で子供に英語の勉強をやらせたいけど
読み聞かせする能力が親にない!
だったら親も一緒に勉強する!
お金をかけて外部に通わせたら早いけど
自分でやれば無料!

親もやれば子供は文句を言いません。

読み聞かせの本を図書館で借りてますが
幼児用だからあまり興味を示さないので
本屋さんで言葉を説明するような本はないかな?
と探してみるとあった!


児童書のスーパースター
Ruth Heller(ルース・へーラー)


裏面に内容が記載されてますが


英語で単語を子供に分かりやすく説明。

これ!
こういうのが欲しかった!

2年しか滞在期間がないから
幼児本の内容じゃなく
実用的な内容を読み聞かせたかった!

幼児用絵本から始めても
年齢が合わないせいか三男は
内容が面白くないようで
これはこういう意味の単語だよ、
という内容の方がインプットしやすいかな?
と語学学校スタイルでやってみます。

名詞や動詞、形容詞なども
記載されているから
長男次男も一緒に勉強できる、

この本とSight Wordsを購入して
at、as、toなど教えにくいものは
意味がきっちり分からなくても
使い方をなんとなく分かればいいかな。



ちなみに本で分からない言葉は
一緒に調べて読んでいくうちに
私もレベルアップになると思ってます。

スラスラ読めるようになるだけで
かなりのレベルアップになります。

小学校の英語の授業だけでは
スピードが遅く2年じゃ足りないので
自宅で頑張ります。













子供達の学校のエントリー

2023-07-28 13:12:00 | 日記
今週、来週は子供達の学校の説明会があり
私の語学学校も始まり毎日バタバタしています。

ハワイの学校には顔写真付きのIDがあり
学校でご飯を食べる時などに使用しますが
学校の説明会で作ります。

日本の学校の様に授業を潰して
担任が連れて行く事がなく
合理的だなと思います。

その他、必要なお金も最初に払い
担任が保護者で教材費などの
お金の説明をしなければならない日本と違い
いかに教師の負担を減らすかに重点をおく
アメリカらしいシステム。

クラスで使うとはいえ
教材費の説明まで担任がやるって異常だと思う。

そもそもそんな説明って私達が子供の時あったっけ?
紙に書いた金額を配布された袋に入れて
払って終わりじゃなかった?

なんでもかんでも担任が説明する必要ってあるのかな?

私が子供の頃は
授業参観に着物を着てるお母さんがいたり
スーツとかきっちりした服ばかりで
普段着の人はほとんどいなかったんだけど
親からしたら学校という場所の敷居が
高かったんだと思います。

先生は絶対の存在で
先生の言う事を聞く
先生に迷惑をかけない
それが当たり前でした。

家庭訪問が近づけば家を綺麗にして
先生をお迎えしたけど
今は先生を入れたくない、
先生が家庭を見れない状況になってて
ネグレクトを見逃しちゃうんじゃないか
と思います。

ネグレクトの家庭って大体が家が汚いから
先生はそれでなんとなく察していたと思う。

児童相談所も家に入って話を聞く場合
キッチンをチェックしたり
ゴミをチェックして
ご飯を作っているか
清潔にしているかをこっそり確認します。

↑東京で上の二人を子育て中に
児童相談所が来てビックリした事がある私。

夕方にいきなりピンポンが鳴って
出たら児童相談所の職員で
話をしたいから家に入っていいか
聞かれて
いいですよ、と答えた。

すると家に入りながら
チェック項目にチェックマークを入れてて
こっそり覗き見たら
掃除をしているか、キッチンは綺麗かなど
などずらっと書かれていて
二人組の一人が私と話をして
もう一人がチェックをしてました。

都会での子育ては難しいなー
と落ち込む私に
男の子を年子で育ててたらしょうがないよ!
と励ましてくれました。

まるまる太った我が子達をみて
たまたま着替え前でオムツだけだったので
あざがないのも分かりやすく
通報は気にせず頑張って下さい
と言われてもめっちゃ落ち込んだわ!

アメリカでは子供への怒鳴り声は
通報案件ですが
ご近所さんと仲良くして
常にコミュニケーションをとっていたら
通報なんてほぼゼロです。

さっきもお隣さんとベランダで目があって
立ち話をしながら
うるさくてごめんね!
夏休みもラスト10日!
と話したりしました。

夏休みにスマホばかりいじるから
子供達に怒鳴って取り上げた夫。

あのー、窓開けっぱなしで
窓側で怒鳴らないでくれない?
とか言ってももう遅いけど。

近所の人に理解があれば
めっちゃ子育てしやすいのは日米共通!

ご近所付き合いがめんどうとか
色々言いますが
緊急時に助けてくれるのは
一番近くにいる人=ご近所さんです。

近くに親族がいて
普段から頼れる人羨ましい人もいますが
ワンオペで親族がいない人こそ
ご近所の理解が必要だと思います。

そういえば
ハワイの学校はブロック塀が多い。


なんか沖縄みたいです。



でも、雨とか降り込まないんかな?


一応網戸はある。

テレビとかスピーカーとか
痛まないんかな?


中学校は階段の壁が金網だけなんだけど
濡れて滑ったら危ないよね。

公共の建物だけど
日本より基準がめっちゃ低そう。













ハワイの西側、ローカルスーパー

2023-07-23 09:22:00 | 日記
自然が豊かな東側と違い
荒野が広がり治安が悪いと言われる西側。

西側でも空港周辺は開発が進み
比較的住みやすくなりましたが
ディズニーリゾートが手掛けるホテルの先からは
昔のハワイのままでした。

昔の東南アジアみたいな雰囲気で
住んでいる人もポリネシアンが多く
ワイキキ辺りのポリネシアンとは違い
コワモテの人ばかり。
チラホラ軍人や退役軍人らしき人もいました。

駐車場がない海岸沿いは
ホームレスのテントだらけで
とても近寄れる雰囲気ではなく
駐車場があるビーチは
ピックアップトラックで来たローカルばかりで
うちの車を止めて遊んだら
一発でやられるだろうなぁといった感じ。

車で通るくらいはいいけど
車を止めてビーチに行くのは無理ですね。

ナナクリから先は車で眺めるだけがベスト。
車から見るだけでトンガやサモアの様な
ポリネシアの島々の雰囲気が楽しめます。

ワイアナエでスーパーを見かけたので
思い切って行ってみました。

ここは観光客もいないだろうし
ちょっとお安いかも、と期待。


この辺りの民家は金網で囲ってますが
多分ご近所同士で協力して防犯しているんだろうなぁ。

アメリカが銃社会なのは
大陸で広いから警察の手が及ばないから
自衛をする、というのは有名ですが
このように近隣の家をまとめてぐるっと金網で囲い
自衛するのもアメリカ流。

よく見るとお隣さんとの間には金網の仕切りはありませんが
皆で協力して防衛をしているんです。

治安が悪い地域はこんな感じですが
治安が比較的いい住宅街では
金網などの境界はありませんが
知らない人が道路から敷地内の芝生に入ると
誰かが声をかけて防衛するのがアメリカ社会。

見た目は開放的ですが
実は皆で監視し合い、防衛するので
ご近所付き合いが何より大事。

もし誰かに嫌われてターゲットにされたら
日本以上にキツい仕打ちに合い
多分耐えられる人は少ないです。

映画でよく見る境界線がない芝生の庭は
ご近所付き合いで治安が維持されています。

それが嫌、合わない、という人は
ワイキキ辺りの家やマンションという
選択肢もあり。

陽気なハワイアンですら西側は敷居が高いのは
警察がすぐに来るワイキキと違い
自分で自衛する必要があるからです。

話を戻してスーパーの中は


こんな感じでなんだかレトロな雰囲気。


ハンバーガーが3.25ドル!
ワイキキじゃコーヒーも飲めない価格で
ハンバーガーが食べられる!


こちらが3.25ドルのハンバーガー。


3.95ドルのチーズバーガー。

どちらも美味しかった!


サラダは1.75ドル

ざるそばが4.95ドル

量も多くて味もまぁまぁでした。

5.99や3.99ドルなどの
99が多いアメリカで
末尾が25、75、95で終わるのは
何かの名残りかな?

ここまで来れば安く買い食いが出来ることが判明。


缶詰類も比較的安い。
日本より高いけどハワイでは安い方。


しかし期待した野菜類はここも高い。


むしろワイキキよりこっちの方が高い。

田舎だから安い
というわけにはいかないのは
日本もハワイも同じかー。

ローカル食堂は田舎は安いけど
食料品は安くないのはどこも同じでした。

最後にタムラスーパーは田村さんかな?

海外から来た開拓民に与えられた土地は
非常に厳しい土地で大変苦労したと
聞きますが
昔のハワイでこの荒野で
お店を始めた苦労は計り知れないものがあったんだろうな、と推測。

周辺写真がなくてすみません。

ナナクリ、ワイアナエ辺り、
よろしければGoogleマップで検索してみて下さい。

次回行く際は西側の海岸沿いから見た
山側の荒野の写真を
撮り忘れない様にしよう!














人生を変えたアリゾナ記念館

2023-07-20 18:58:00 | 日記
私の人生を変えたアリゾナ記念館。


まだ20代の頃に来た時は
戦争への道と書いた入り口を見て
あまり乗り気がしなかった。


中に入ると一番最初の展示で日系人を見つけて
アメリカに渡った私の祖父の弟の様に
苦労したんだろうな、
と漠然と思いました。

そして入ってすぐに
日本の戦艦アカギがあり
ビックリしました。


カメラのフレームに収まりきれない
大きな戦艦アカギ


説明文にはアカギの詳細が書かれていて

アカギのエンジニアまで紹介。


日本とアメリカの戦力が記載されていて
当時の日本の戦力に驚いたのを覚えています。

『なぜ負けたんだろう?』
長男が20代の時に私が疑問に思った事と
同じ事を口にしました。

圧倒的な物資を誇るアメリカに
どんどん追い詰められて
負けたはずの日本、と習っていて
その通りにどんどん占領地を無くし
追い詰められて負けた日本。

アリゾナ記念館は
学校で習った内容と違いすぎて
アメリカから見た日本と
日本が教えている歴史教育が
あまりにもかけ離れているので
私は衝撃を受けました。



もし日本とアメリカが和平交渉の合意に成功したら、私達は日本に帰る事ができる。
しかし私はその事について知らなかった。
神に祈る事しかできなかった。

真珠湾奇襲時に
空母飛龍の雷撃隊を指揮したパイロット
松村平太大尉の言葉もありました。

残酷な写真があり
酷い事をされたからやり返したんだ!
リメンバーパールハーバー!
そういう展示なんだろうなと思っていた
暗ーい気持ちは吹っ飛んだ。


出口付近には美しい着物の女性や
当時の天皇陛下のパネルがあり
あー、日本ってこういう国だったんだなと
そう思わせるような展示のあり方で
当時の日本が守りたかったものが
アメリカ側からの視点で見れた事を
をとても意義のある事だと感じた私。

日本にある戦争の展示とは全く違う
日本にリスペクトすら感じる
アメリカの展示のあり方に
初めて日本の戦争教育に疑問を持ちました。

憎しみを抱く様な
そんな展示が多い日本のやり方では
分かり合える日が来ないんじゃないか、
前に進まないんじゃないか、
そんな風に強く思いました。

ハワイ勤務が決まった時、
子供達に絶対に見せよう!
と決めたアリゾナ記念館に
やっと連れて来れた!

もう少し英語が理解できるようになったら
また連れて来たいと思っています。

感じ方は人それぞれですが
世界中の色んな戦も
大人の刷り込みがなければ
ほとんどがなくなるんじゃないかなと
そう思わせるような展示のアリゾナ記念館。

歴史や宗教、
複雑な環境が絡むのは分かっていますが
お互いを尊重し合うような教育があれば
憎しみ合う事は大幅に減る
平和教育ってそういう事じゃないのかなと
考える原点になった場所です。

ハワイから沖縄に帰って
子供達が沖縄の戦争展示を見た時に
恐怖や憎悪ではなく
お互いに寄り添う気持ちを持てる様な
そんな機会になればいいな。

一方的な戦争教育に染まらないように
日本を外から見て
たくさんの知識を身につけて欲しいと思っています。















戦艦アリゾナ

2023-07-20 14:36:00 | 日記
ハワイで一番予約が取れないと言われている
戦艦アリゾナのツアーに参加しました。

絵に描いた様な
ネイビーの水兵さんの運転で
戦艦アリゾナの上まで行きます。


船で着いた場所は

このように戦艦の上を見えるように
できています。


シンボルのように突き出た煙突

海亀が出迎えてくれる海の向こうに
降伏文書の調印式が行われた戦艦ミズーリが見えます。

調印後にマッカーサー元帥が
「相互不信や憎悪を超え、自由、寛容、正義を志す世界の出現を期待する」との演説の通り
昔は日本人が行ったら
大変な目に遭うと言われていましたが
今は問題無く見学できます。


戦艦ミズーリの対岸側には
海上自衛隊の護衛艦すずつきが停泊中でした。


一番奥には亡くなった方々の名前が記載されています。

そして向かって左側に
今なお漏れ出すオイル
通称アリゾナの涙が見学できます。


海面にぼんやり浮かぶオイルが


ゆらゆら漂いながら


やがてはっきりと姿を表す。

ポツリポツリと消えては浮かぶオイルは
本当に泣いているようでした。

三男が
『ママ、なんで沈んだの?』
と聞いてきました。

私は戦争や歴史に関しては
自分の考えを押し付ける事はしたくないので
なにも説明しないまま連れて来たので
なにも知らない子供達。

『日本だよ。』と私が言うと
3人は絶句しました。

『なんでこんな事を』
と言う三男に
『戦争したからだよ、いつか習うよ。』
と言う長男、次男。

長男、次男がどこまで理解しているか
分かりません。

『昔はお互いに大義名分があって
命懸けの戦いをしたんだけど
今は向こう側に戦った相手の護衛艦が停泊してる。
その歴史を考えれば今戦っている国々が
次は今の日本とアメリカのような関係になれるかもしれない、
それを考えて欲しくてここに来たんだよ。』
とだけ伝えました。

私が子供達に本当に見せたかったもの
それは戦艦アリゾナではなく
アリゾナ記念館にあります。

船の時間があったので
先に戦艦アリゾナを見ましたが
本当に見て欲しいのは
アリゾナ記念館です。

まだ結婚する随分前に
ハワイに来て私の人生を変えた
アリゾナ記念館。

次はそのアリゾナ記念館の展示を紹介します。