次の日の朝も何も連絡がなく
このまま公表はしないかも
と友人教師から連絡があった。
私はどうしようか考えて
手元にある紙を思い出した。
何日か前に配られた
SOSの紙を引っ張り出して
そこに連絡する事にした。
その効果があってか
午前までは学校職員にも
情報は行き渡ってなかったのに
放課後に緊急職員会議を開き
メールや手紙で保護者に連絡をする、
と変更になった。
実は放課後に
学校で警察を見ていた子供達を集めて
情報開示を直談判しに
校長室に行こうとしたら
校長室前で去年の長男の担任に止められて
これから職員会議があり
その後に保護者に連絡します、
と言われました。
しかしその後来たメールに驚愕。
要約すると
中学校の学校内で(場所は未記載)
生徒二人が生徒一人を性的暴行して
ビデオを撮ってネットにあげましたが
ネットリテラシーは親に責任がある。
親が子供のスマホを確認して
もし映像を持ってたらさっさと消せ。
親はスマホの監視と共に
性的コンテンツを所有共有転送する事は
重大な犯罪になる事を子供に話せ、
未成年のスマホの責任は親にもある、
との事。
親の責任については
それは当たり前だし、分かっています。
しかし再発防止や
学校内のセキュリティについては
全く書かれてない。
親の責任には言及していても
学校の責任は言及していない。
この手紙は
責任逃れの言い訳としか思えない。
トイレを見回りますとか
少しでも再発を防止しようなんて
思ってないのが分かるから
苛立ちしかない。
この紙も配るだけで
事件についてクラスで話す事もない。
完全に親に投げたとしか思えない。
しかし、アメリカでは自衛が当たり前。
公立だからしょうがないよ、
的な事を言うがたくさんいる。
それがアメリカだよ、と。
公立学校に通わせる保護者は衝撃を受け、
私立に通わせる保護者は公立だから当たり前、
と言う。
義務教育の学校ですら安全ではない。
公立学校ではトイレが怖いのは当たり前、
安全が欲しいなら
家賃が高い治安が良い地域の公立学校に行くか、
高い学費を払って私立に通え。
コレがアメリカなんです。
日本が終わってるとか
ネットで好き放題言う人もいるけど
日本ほど安全な国はあまりない。
こんなメールの対応だけで許されるなんて
あり得ないでしょ!
まだまだ自分に出来ることを探します。