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すでに2月も第2週が過ぎ、2018年入学組の中学受験は大方終わった。
受験生だった6年生のみんなお疲れ様でした。
毎年毎年、先輩の子息女の受験が終わるたび、さまざまなエピソードを伺うことができ、
また今年もミラクル合格に喜び合った。
我が家は再来年とはいえ、この時期から緊張感は高まる。
5年は魔の5年生、なぜかそういうことをよく耳にする。
学習塾のスピードが一気に加速するから、反抗期に入るから、などなど色々な要素が絡むのがこの時期なのだろうか。
結果、順位が伸びない、落ちる。ひいては脱落するということか。
ただ、バランスを考えたらマイナス面で下降する人がいる反面、同数伸びる人がいないと成立たないと思うのだが。。
受験モノということで一定層に反響が大きいこの「ニ月の勝者」著:高瀬 志帆。
タイトルを見てすぐにピンとくるのが学校関係者、中学、高校、大学受験生とその保護者くらいになるのかもしれない。
ついに中学受験でも本格的な漫画が登場。
2年後、いや1年と300日でこんな感じの受験生になっているんだろう。ただ、今でもそっくりな顔つきしてる。
むしろ今のままこの時期を迎えることになることを想像してみた。
話題の1巻ですでに充実した情報量なのでどれだけ綿密な取材しているのかと思いきや、参考文献が。
取材もさることながら、著者でいえば、おおたとしまさ、西村則康、桜井信一と中学受験研究のビッグネーム。
たしかに「お客さん」という言葉はどこかで聞いたことがあったな、うん。
エキスパートの持つさまざまな受験エッセンスが今後この本のなかで融合されて行くのではないかと思う。
読む方としても取りこぼしのないよう、多くの情報得ようとするので、流し読みができない。すぐに読み直したりしたり。漫画だけど、今の自分たちには参考書みたい(笑)
目前に迫る根本的な受験改革を踏まえ、考えさせられる話題作だ。
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