素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダーキバ(第42話)

2016-04-23 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
嶋さん!嶋さーん!!!

「嶋さん散る」の回、前編。
最終章の中休み的な回ですね(嶋さんにとんでもなく失礼)

いやもう嶋さんにドキドキが止まりません。
「嶋さん大食いwww和むwww」みたいに、笑ってる場合じゃないぞ渡くん!
明らかに異常じゃん!太牙くんに預けた結果の異常じゃん!
敵の親玉に!自分とこのリーダー預けちゃダメだよーーーー!基本基本!

いままでずっと「なんか胡散臭いなー」と感じててごめんなさい嶋さん。
・真夜さんから太牙くんを預かって、男手ひとつで育てる
・成長するにつれ、ファンガイアである太牙くんに恐怖を感じる
・その恐怖を見透かされ、襲われて背中に傷を負う
 (恐らくその辺りで実戦を離れたと推測)  
・太牙くんは家出。嶋さんはそのトラウマから逃げるように筋トレに打ち込む
・キバのことは「人間に与するファンガイア」と理解していて、
  太牙くんのトラウマから、いつか歯向かってくると恐れていた
みたいな。流れかなーと。

今回、渡くんを仲間として迎え入れたのは、嶋さんのそれなりの決意だし、
音也さんの大好物であったオムライスを振る舞ったのは
人間、紅音也の息子として迎える嶋さんなりの儀式みたいなものだったんだなと。

何にしろ、今回のこれはもう嶋さんの甘さが原因だよね。
太牙くんと袂を分かった時点で、周りに全てを告白し、
太牙くんとはすっぱり縁を切るべきだったよ。
たまに呼び出してご飯食べたりとか、キバ相手に共闘しようとか、
半端に関係をつないでいたせいで、こんなひどい目に合わされてるわけで。
すっぱり縁を切ってたら、普通に殺されるだけで済んだんじゃない?
(まぁどっちにしろあれですが)

まぁ、それにしても太牙くん、やることがエグいよね。
こう言ったら悪いけど、パパがあのキングだしなー。
ファンガイアと合成しちゃうとか、やることショッカーですわ。

渡くん。
自分らしく生きる決意をして「僕は僕として生きる」で全てをしのぐ渡くん。
でもなんか、これデジャブ?
とか思ったらアレですよ。イクサに殺されかけて変身拒否したときや、
みおちゃんに失恋&ブラッディローズが割れて落ち込んでたとき、
いろいろ悩んだけど立ち直って
「心の声に正直に」「僕は僕らしく」とか言ってたんですよ。

もしかして、この展開3度目じゃね?っていう。
「僕らしく生きる」と言いながら、僕らしさが何かわかってなくね?っていう。

うーん、さすがにこれ以上こじらせることもないと思うけど(残り話数的に)
なんか、やっぱり頼りないぜ渡くん。

太牙くん。
この俺様キャラぶり。そういえば初期の名護さんを彷彿とさせるな。
まあ、王様だからな。
「次の機会が最後だぞ」と言いながら
直後に「最後の機会だ」とは、気が短すぎですお兄様。

それだけ渡くんにご執心だと、みおちゃんのこと忘れてるかなーと思ったけど、
ちゃんとプロポーズ作戦も進行中であった。
みおちゃん!先に「プロポーズですか?」「お受けします」とか言っちゃダメ。
こういうのはシチュエーションが命なんだから!
ちゃんと舞台整えるまで待ってあげて!

さて。次回は結婚式なのかな?
渡くんは招待されてたよね。行くの?行くよね。
いや兄弟ゲンカの真っ最中で次回に続くなんだけど。
真夜さんも呼ばれてるんだよな。
非公式(顔は隠して)なので、その場の闇のキバの云々な展開はない・・・かな?
さすがにそこまで盛り込んだら30分じゃ収まらないよなーという余計な心配。

渡くん的に、みおちゃんはどうするつもりなんでしょうかね。
だってみおちゃんはもう、真夜さんを「おかあさん」呼ばわりですよ?
嫁気分全開だぜ?今回も引き続きホラーです。
「おかあさんにしたら、息子なんてどっちも同じでしょ?」とか失礼な。
どっちも大事だよ!片方でも泣かせるような真似したら許さねーぞ。

そのみおちゃんも、すんなりプロポーズを受けて、絶対何かを企んでるご様子。
やるなら自分の手でやってくださいよねー。

ところでキャッスルドランにライフエナジーを吸われてる
音也さんをみて不安になったんですけど、
音也さんとキャッスルドランが合体してたりしませんよね!?
いや、まだ真夜さんと、いわゆるこどもが出来そうなことをやっていない、はず。
はずですよね?してたら最低ですよいくら音也さんでも!



楽天の期間限定ポイントが貯まってたのでこれポチったよ。
最終回見るまでは封を開けないんだ。絶対。

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仮面ライダーキバ(第41話)

2016-04-22 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
ちょっ!!!
まだあと数話残ってるのに、もう音也さんとキングが対決しちゃうのか!!!

渡くん。キバ復活です。
えーっと、何て言いますか、すごいきれいな回だったので、
「良い回でした」くらいしか書くことがないんですけれど。

キバのテーマって、何者にも縛られることなく、
自分が自分らしく生きること、ですよね。
今回の話は、まるでクラシック音楽のように、
そのテーマを何度も繰り返し見せる流れだったなぁと。

まず最初に、そのテーマを否定する渡くん。
「人間とファンガイアの間に生まれた僕は、何者にもなれない」
「だから誰とも関わらない、何もしちゃいけない」

次に音也さん。
思えば音也さんは、最初から人間とか人外とかまったく関係なく、
じろさんを子犬ちゃんとからかったり、本気で喧嘩してたよね。
この回においても、まったく疑うことなく無防備な背中を見せ、
じろさんとの会話に何のてらいもなく「友情」の言葉を出してきて。

そして「人間とかファンガイアとか関係ない、俺は真夜に惚れてる」ですよ。
真夜さんは音也さんの危機に初めて声を荒げ、
さらに音也さんを助けるため、命の危険もかえりみずじろさんが現れる。
みんなが種族を問わず、自分の心に正直に動いてる。

まあ音也さんがある意味節操のない生き方してたから
渡くんがこんな悩みを抱える羽目になってるんですけどね。

最後の、真夜さんの言葉「渡はいい子」
人間とかファンガイアじゃなく、渡くんとしての命を認める言葉。
「あなたの生きたいように生きて」の言葉を受け
「僕は僕として生きていく」とキバの復活です。とても良かった。
良かったけど、欲を言えば、変身前にバイオリンで一曲奏でて欲しかったなと。
やっぱり心の声とバイオリンは切れない関係ですからね、キバの世界では。

途中の「俺ともう一度友達になってくれ!」のケンゴくんに
笑顔を見せ、頷く・・・かと思いきや首を振る渡くん、キュンとした。

さておき、音也さんのまさかの「惚れた」発言に驚きですよ。
「真夜は俺の芸術を、魂の音を理解してくれた」って、
音也さーん、種族を問わず全てを受け入れる音也さんが、
ここに来て、音楽を理解する/しないで判断しちゃうのかよー。
芸術は芸術、心は心で別扱いして欲しかったんだけど、
音楽=心の声、という設定だからなぁ。
それを言われたらゆりさんどうしようもないじゃん。
結局、音也さんの全てを理解できるのは真夜さんだったという。

もう・・・もうチャラい音也さんが真顔になってしまって、
それはそれで素敵なんですが、ゆりさんの心情を思うと辛い。

あの三人組。城に居座ってる訳じゃなく、封印されてたんだね。
じろさんちょくちょく散歩してるけどね。

あと、疑問だった「キングの条件」のアンサーが来ました。
「闇のキバの力」であり、真夜さんが選択権を持ってました。
そういうの、ちゃんとファンガイアで管理しとかないと!
クイーン殺されちゃってたらどうするつもりだったのかと。

みおちゃんも闇のキバの力も、全部太牙くんにあげちゃおうぜ。
だってみおちゃんなんて完全にホラーだよ?
「太牙さんを殺してキングになるって、約束したじゃない?」
してないよ本気で怖いわ!

どうなんでしょう、渡くんはまだまだみおちゃんに気持ちがあるのかな。
渡くんは、さだめの鎖を解き放った(と見てよろしいか?)けど、
太牙くんとみおちゃんは、まだ鎖にも気づいてないからなぁ。

仮面ライダーキバ(第40話)

2016-04-21 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
朝ドラの成澤先生のおかげで、テレビ番組表で「瀬戸康史」を検索すると
わんさかヒットするようになりまして。
「そうはいっても瀬戸くんは20歳が至高!」とジタバタしていた私も
すっかりリアルタイムな瀬戸くんに夢中になり、毎日が幸せですこんにちは。

「毎日が幸せです」と書いた時点で漂う、週刊雑誌の謎の広告感。

さてさて、40話。久々にシリアス名護さん大活躍の回です。
瀕死で次回に続く、だけどね。

キバ見てて唯一不満タラタラ出まくりだった「名護さん過去へ行く」の回。
結局、あれが効いてきたってことなんでしょうね。
キレイなお姉さんにビンタされて始まった、名護さんの初恋。
相手がファンガイアで即終了したけど、
お姉さんに縁ある渡くんのことが気になって気になって、
風呂の中まで追いかけて恋愛相談にのってるうちに
なんだか、弟みたいな気分になってしまったとか。
たぶんそういう。

でもなー、名護さんは実の父親ですら自殺に追い込んで悔やまない
とんがった男だった訳ですよ。
どうせ過去に飛ぶなら、過去のお父さんとちょっと絡んで
そこんとこの因縁を解消してくれば良かったのにね。
せっかくの機会だったのにもったいない。

なんかもうキャラぶれまくりになってしまった名護さんですが、
一年もやってればブレることもあるよね!
嶋さんに対して「キバはもうじき自滅します」とうそぶきながら、
陰で「きみは俺が守る!」と誓う姿が、以前の名護さんとは段違いに格好良いので
もういいや、これはアリにしましょう!

どんなに暗い夜でも、必ず朝はやってくる
どんなに厚い雲に覆われていても、その向こうには多くの星が輝いている
どんなにまずい料理でも、食べれば血となり骨となる

みたいな。うろ覚えですけどいい言葉ですよね。座右の銘にしよう。

渡くん。
衝撃の事実からの立ち直り↑、からの落ち込み↓、です。
これはもう仕方ない。現状を打破してみんなが幸せになるために
一生懸命考えて、頑張ろうと心に決めた矢先に
周りの協力はまったく得られないし、逆に敵も増えるし、
おまけに自分自身すら信じられなくなって。

自分の中のファンガイアを自覚したからこその絶望なんですが、
やっぱり、落ち込む時間はどうしても必要だったんだと思うよ。
逃げ帰って、ソファに座り込んで、毛布にくるまっていたっていいじゃない。
「僕はもう二度と外には出ない」それでは何の解決にもならないことを
一番よくわかってるのは渡くんだよ。

さてさて嶋さん。
ちょっと待ってよ嶋さん!ってなりましたよ。
はぁあ?真夜さんに頼まれて太牙くん預かってたの?
青空の会のリーダー(?)がファンガイアの王を匿ってたとか、衝撃すぎですよ!
そういや前にキングが云々の報告を聞いて「太牙か」って呟いていたっけ。
何かあるなーとは思ってたけどさ。

これはですね、眉間のシワから男気溢れまくってる嶋さんを考慮するに。
・キングに嫌気がさした真夜さん逃亡
・しかし捕まりそうになり、太牙くんだけでも、敵対勢力である青空の会に預ける
 (この時点で渡くんはまだ生まれていない)
・嶋さんは自分の息子のように太牙くんを愛し育てるも、
  そこは男気溢れる嶋さんの不器用なところで、なかなか愛が伝わらない
・親子揃って不器用な衝突とか繰り返してるうちに、ビショップあたりに見つかって
  太牙くんはファンガイア勢と合流して今にいたる。

みたいな。
嶋さんがキバを敵視するのは、いずれ太牙くんの敵になることを見越した上でのこと。
今はぶつかりあってるけど、最後に太牙くんをかばう形で嶋さんがやられ、
そこでようやく太牙くんは嶋さんの愛情に気づく。
王道展開ですよね!!!
ただキバについて詳しく知ってるのが納得いかないんだよな。

そこでもう一点。大穴狙いでダーク展開を提案したい。
嶋さん=22年前のキング説である。
・22年前に嶋さんの体をキングが乗っ取り、さらに真夜さんから太牙くん強奪
・自分の息子だからと手元で育てるも、なんか気持ち悪いキングに反発して太牙くん家出

どうでしょう。たとえば音也さんと戦って相打ち状態になり、
命からがら嶋さんの体を奪い取るも、ファンガイアの力を失ってしまい、
やむなく雌伏の時を過ごしていた、という展開ですね。
そこへキバが現れる。そこで全てを悟ってしまうわけですよ!
私のクイーンが音也とのこどもを生み、あろうことかキバの力まで与えてる!
そりゃもう大激怒ですよ。

その場合、前回の「きみがキバだったのか」の握手、
「きみのお父さんを知ってる、面白い男だった」の一言も、
そりゃもうとんでもないホラーに変わる訳ですよ!ねえねえすごくときめかない!?
この設定なら、最後に兄弟が力を合わせて嶋さん倒してめでたしめでたしですね。

まあこの設定の難点は、嶋キングが人間に馴染みすぎてるとこだな。
毎回筋トレしかしてないけど、それなりに青空の会を運営してるし、
まがりなりにも名護さんに、強くなるためのアドバイスとかしてるしなー。

そんなキングの過去編。
キングきもい超きもい。もうお手本のような嫉妬なのに、認めないのが嫌すぎる!
とは言え、自分の奥さんが公然と他の男と仲良くしてるんだから、
考えてみれば怒るよね。浮気だしね。そりゃ怒るわ。足跡だって火を噴くわ。

ていうか「足跡が発火するほどの怒り」って、すごくない?
あの表現を考えた人に個人的に大きな拍手を送りたい。讃えたい。すごい発想だぞ。

太牙くん。
「俺が渡くんを愛する」わー愛しちゃうのかー。
嶋さんともしっくりいかず、「ずっとひとりで寂しかった」というのは本音だろうけど、
以前に渡くんのことを「あいつは人間の中でも弱い」とか断言してて、評価も低いし、
「愛するとか言っても、お前もモルモット扱いするんだろうがー!」って思ってしまうよな。

音也さんと真夜さんのピクニック可愛かったです。
ああもう、ゆりさんも一緒にピクニックしようよ!楽しいよ!
なんやかや言っても、音也さんはゆりさん一筋なのが微笑ましいです。

仮面ライダーキバ(第39話)

2016-04-20 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
いやぁ、面白い展開になってきましたね。

大事な人たちと一緒にいたいから、
「どう考えても無理じゃね?」って言うファンガイアとの共存を提案する渡くん。
渡くんさえ一緒に居てくれればみおちゃんのことなんて二の次っぽい、
実は一人で寂しかった太牙くん。
太牙くんさえ居なくなれば問題解決!だから殺しちゃって♪
とか言い出すお花畑みおちゃん。

まさに三者三様。誰も人の意見に耳を傾けません。
お前らまったくファンガイアだな!

人間とファンガイアの混血だった渡くんには、
いままでどおり、人間として生きていく選択も、
ファンガイアとして生きていく選択も可能だったんだろうけど、
敢えて一番困難である「人間とファンガイアが共存する世界を作る」
という選択をするとは、びっくりした。
戦いたくないと四つん這いで逃げ出してた頃とは、全然違う。

真夜さんのアドバイスもよかった。よく来てくれた。うんうん。

ところが、大事な人たちを守りたいという渡くんの思いと裏腹に、
青空の会は「ファンガイアもキバも敵だから、倒す」と聞く耳持たず、
兄者は「人間を管理して支配者として生きようぜ」とか言い出すし、
挙句、恋人は「兄者を殺して王位を簒奪してちょうだい」と
ひどいことを普通な顔で頼んでくるし。鬼か! まあ鬼みたいなものか。

そもそもあの兄弟が「みおさんみおさん」と寄ってくるのだって、
クイーンの力に惹かれてるだけの話だからな!調子にのってんじゃねーぞ?
(どう見てもチンピラですありがとうございます)
(たとえそうだったとしても「渡くんが選んでくれるならそれでかまわない!」
 「僕もみおさんじゃなきゃダメだ!」みたいな展開を妄想してひとり悶絶中)

一皮むけて成長したのに、さらに八方塞がりに追い込まれる渡くん。
面白い展開とか言って申し訳ないが、いやぁまさかこんな展開になるとは。

渡くんが歩く広場に、太牙くんが、みおちゃんが現れるというあのシーン。
なんかマドマギやエヴァでも見てる気分になる、不思議な場所でしたね。
あの演出すごい格好よかったです。

やっぱり何かを抱えてる嶋さん。
嶋さんって渡くんとはあんまり面識ないんだっけ?苗字も初めて知ったのかな。
喫茶店のマスターは登場回で知ってたのに。あの二人の仲も意外と微妙だな。
嶋さんの背中の傷をつけたファンガイアは誰?ま、まさか黒音也さん!?(なにそれ)
いや終盤で新キャラ登場とかないから、現存キャラで考えるとだな。

過去編も、ブラッディローズが完成したあたりから動きがなくなりましたよね。
現代編の展開が熱いのでバランス的にはちょうどいいんだけど。
過去編で残る見どころは「音也さんがどうなったか」ですが、
そう考えると、まだ一波乱あるのか。

しかし名護さんがあからさまにイクサの妨害して、キバを助けてくれるとは。
最初はあんなにキバを敵視していて、自分のことしか信じていなかったのに、
いつの間にか渡くんの身を案じ、わざわざ警告までしてくれたりして、
丸くなったよね。なんか気がついたら勝手に丸くなってた感だけど。

ビショップのファンガイア体初登場。登場のしかたが格好良かった。

渡くんのファンガイアの血を覚醒させるシーンは、
できたら変身解いてからやって欲しかったです。
見たかったな暴走渡くん。



さて残り話数も10話程度。
数えてみたらちょうどGWに突入する頃に終わりそうなんだけど、
GWは帰省してるし抜群のコンディションでみられるとも限らない
ついでに言うとブログに感想を書き込む設備にも欠けるので、
最終回はGW明けまでキープしておこうかなと思ってます。
まさかの10日間お預け!
だって本当に最終回迎えるのがイヤなんだもーん。いま心の中ですごくジタバタしてます。

仮面ライダーキバ(第38話)

2016-04-19 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
まさか太牙・渡兄弟がともに戦う姿を見られるとは!
ダブル変身は胸熱だし、動きがシンクロしてるところ、大変よかったです。
この二人が一緒に戦ってくれる展開を激しく希望します。敵がいないけど。

作中ではもう会えないんだろうなと思ってた渡くんと真夜さんが、会えて良かった。
抱き締めたい、でも抱き締めたらいけない、
愛しい子を守るために、まだ突き放さなければならない。 
なんなのこの人間らしさ。まさかあのクイーンがそんな仕草するとは。

渡くんと別れたのが、渡くん推定7歳くらい?
あのですね、つっこんだらダメなんだろうけど、そこから一人暮らしは無理ゲーすぎです。
しかもそんな超絶ハードモードな人生を送ってきたくせに、
「バイオリン作りに没頭するひきこもり青年」に仕上がるとはどういうことだ。
「強くあれ」と願った母の心も台無しである。

この無理ゲー設定を打開する方法をひとつ思いつきました。ベタですが。
「キバットが人間タイプに変身する」
外見は20代後半、細身の男性希望。渡くんが生活するための物資の手配、
世間との折衝、ついでに渡くんの教育も引き受ける、万能執事。
渡くんに対して常に上から目線でせっせと面倒を見るけど、
実は本人も人間界のことに疎いので、かなり天然をやらかしている。

ここまで妄想して「これどっかで見たような」と思ったらデネブだった件。
あれ、執事じゃないオカンだ。

クイーンは太牙くんのこともちゃんと歓迎してたので安心しました。
でも太牙くんには「あの女」呼ばわりされてるとか悲しい。
本人の前ではちゃんと「母さん」と呼んでくれたけど。

前回のクイーンの「(音也さんを)もらう」発言は、
命をもらう、という解釈もありだったか。
真夜さん的にはどっちの意図だったのかな。
やっぱり恋人として奪い取る、の方かなとは思うけど。

じろさん、今回は渡くんをお姫様抱っこしてくれなかった。残念。

渡くん=ファンガイア、がようやく明るみになりましたね。
私もこのネタは本編見る前に知ってしまったんだけど、
知らずに見てたらどこで気付いたんだろうなって思う。
やっぱ名護さんのボタンかな。
でもそれ以前に「恵さんと姉弟?あれれ?」みたいに悩みまくってるだろうし。

知らないまま見たかったな。
でも作品紹介で「ファンガイアの血をひく主人公」みたいなのが公式で流通してるので、
知らないまま見られた人なんているんだろうか、いたら大変羨ましい。

顔にファンガイア風のエフェクトが入る変身シーンも、
人間が、キバットのガブリで一時的に疑似ファンガイアになってるのかなとか、
思ったりするのかなーって思いながら見てたわけで。
まぁ実際はハーフなんですけど、それでもあのガブリで
ファンガイアの血を底上げしてるのかなとか思ってた。

そしたら、キングも咬まれるんかい!っていうね。
だって太牙くん咬まれてないじゃーん!
いやサガットには口がないけどさ。
そもそもさ、キングと渡くんがキバット持ってて、太牙くんがサガットなのがおかしいのよ。
なんなの、キバットは旧モデル?王家的には二軍落ち?
まあサガットの方が未来的だけどね、確かに。

キングのお伴が、ウワサのキバットバット2世ですよね。
音也さんの素振りから察するに、クイーンのお伴かと思ってました。
「とーちゃんから聞いたことあるぞ!」みたいな、とーちゃんキャラじゃなくね?

太牙くん。
前回は「キングとクイーンと知っての狼藉か?」はスルーされるし、
今回の「キングの命令だ」は無視されるし、
ファンガイアにとってのキングってなんなんでしょう。少しは相手してあげようよ。

ゆりさん。
前回のイクサの暴走で記憶がとんじゃったり?とか思ったんだけど、
すぐに音也さん&真夜さんの姿を思い出してたので
「むしろ忘れてくれた方が」って泣けた。

ここ数話、名護さんのことスルーしてるけど、
今回も敢えてスルーしていいっすか。答えは聞いてない。