仮面ライダーリバイス 第３話「人質トラブル、どうする兄弟!?」

さくらが友人の彩夏と買い物中にギフジュニアが現れた。混乱の最中、突如現れた男が彩夏とさくらを誘拐して逃走、入れ替わるように新たなデッドマンが現れ。一輝は変身、仮面ライダーリバイ&バイスとなりデッドマンと戦う。リバイは、大二にさくらたちを救出するある作戦を授けるのだが、尻込みする大二に妹たちは救えるのか・・・。

リバイスは、懐かしい「２話で１セット」システムなのかな。

「あのさぁ、家族ってそんなに大事なの？五人もいるのに？」
「当たり前だろ！一人でも欠けちゃダメなんだよ！」
「はぁ。一輝の当たり前は、俺っちの当たり前じゃないの！」

悪魔の発想、斬新すぎるｗ。

しかしさぁ。逆に考えてみると、一輝の方こそ
自分の当たり前を他人に押し付けてるとも見えるよね。

以下、感想羅列。

・ベルトが手元にないので素面で戦う一輝兄ぃが良い。
　　素面戦闘が見られるなら、当分契約しないで欲しいくらい。
・一輝と彩夏ちゃんとはどういう関係なん？？？
　　妙に緊張感漂わせながら近況を聞きあうとか、それはそれで良い雰囲気（和み。
・さくら強い！女子のハイキック良い！
・しかし、いくら強くてもケーブル束ねるアレは千切れないと思うぜ。
・戦闘シーンのカメラワークとか、ワイヤーアクションっぽい動きとか
　　どんどん進化してますよね。良い。見ててすごく楽しい。
・そして、縄田さんの足の美しさよ。蹴る太ももの美しさよ。

「貴様の事情を仕事に持ち込むな！
　目的を履きちがるな！
　デッドマンズから市民を守るのが、おまえの仕事のはずだ」

ド正論！ド正論だよ！
いや、なんかさ、仮面ライダーって「俺もみんなを守りたい！」みたいな、
いわゆる「想い」があったら変身させてもらえてたじゃん？
「俺も戦いたいんです！」って言ったら「お前の想い、伝わったぜ！」みたいなとこ、あったじゃん？

それを、今回は真っ向から否定ですよ！
「そんなんお前の勝手だろ」って一刀両断ですよ、うっわぁしびれる！！！

そうなんだよ！いや、それ言ったら夢もへったくれもないんだけど、
「想いの強さ」と「結果を出すこと」は、必ずしも等価交換しないのよ。
なんかな、セイバーでそういう、なんていうか「想いの強さで乗り越える」的な、
悪く言えばご都合主義的な展開を散々見てきたせいか、
大二の想いをしょっぱなからへし折ってくれたので「うわぁ好き」ってなってる。
（私の根性もかなり捻じ曲がってる）

そんなこんなで、第三話からいきなり大二に闇堕ちオーラが漂ってきまして。
早くない？　いまから闇堕ちしてたら、十話くらいには帰ってきちゃうよ？

ラスト。謎の人物の足元カットで終ったんですけど、
うちの次男も「あ！この靴はさっきの！」ってなってたので、
こどもにもわかりやすい引きで良いなと思いました。次回も楽しみですね。