仮面ライダーリバイス 第１話「家族！契約！悪魔ささやく！」

悪魔崇拝組織デッドマンズから人々の平和を守るために組織された政府特務機関フェニックスでは、リバイスシステムの開発が進行していた。 そんな戦いをよそに、銭湯しあわせ湯では長男の五十嵐一輝が大忙し。しかし自分にしか見えない悪魔の暴走に悩まされる。弟の大二がフェニックスの隊長に就任する日、一輝は、自分にしか見えぬ悪魔とともにとんでもない騒動に巻き込まれることになる・・・。

「悪魔をもって、悪魔を制しましょう」

「割と登場人物が多いなぁという印象を受けた方、いらっしゃいましたかね？？」
と公式サイトにありましたが、
言われてみれば確かに多かったね～って感じで、全然気にならなかった。

確かに、劇場版と前回の増刊号で前振りやってるから、
他のシリーズの第一話に比べれば事前情報も多いっていうのも、あるかもしれないけど、
でも多分、そういうのを抜きにしても、わかりやすく作られてると思う。すごい。

むしろ、リバイとバイスのコンビを先に見せられちゃってるから
「え？まだ悪魔の存在を知らないの？どの時間軸？？？」
って混乱したりはしたけど（苦笑。

さて。１話感想。
悪魔の定義が、思ってたのと違いました。

「俺っちは、お前の中に棲む悪魔だよ」

もっとこう、普遍的な、一般的概念としての悪魔だと思ってたから。
つまりは「自分の中にある醜い部分」であるとか、「よくないもの、罰せられるべきもの」
みたいなものの具現化であるっていうことでしょ？

もうさ、その設定だけで、今後の展開を妄想して期待がふくらむよね！

そしてまた、バイスの誘惑が本当に悪魔的なんですよ。

「どうだ、俺っちと契約しないか？」
「なにを・・・」
「はっはっは。悪魔に、魂を、売るんだよ！」

「愛しの母ちゃんを守れる方法があるぜ」
「教えろよ！」
「お前も見ただろ？　あのバイスタンプを体に押して
　おれっちをお前の体の外に出せ
　そうしたらおれっちがぶっ飛ばしてやるよ！
「本当か」
「相棒、失敗を恐れるなって。
　ここで動かなきゃ、一生後悔するぞ」

悪魔のささやきなんだから、乗ったらいけないんです。
それはたぶん、一輝にもわかってるはずなんです。
ただ、それをしてなお、バイスのあの言い方は魅力的すぎるんだよ。
「失敗を恐れるな」「一生後悔する」なんて言い方、断る方が間違ってるみたいな雰囲気じゃない。
もうホントに悪魔。マジ悪魔。

でもって。その結果、大事な母ちゃんからまず食おうっていう態度な。
ところでこの悪魔という存在は、人間を食べるんでしょうか。そこの設定も大事よ。

「誰に話しかけてんだよ」

ちょくちょくカメラ目線で話しかけてくるバイスですが、
これについてツイッターで「バイスは我々（視聴者）を認識している」
「バイスは自分が想像された空想上の生き物だと知っている」みたいな考察が流れてて
鳥肌たってます。それは、それで、怖くないか。

その他感想。
・冒頭、遺跡発掘→録画されていた映像を再生、っていう流れがクウガっぽくてテンションあがりました。
・とりあえず、ジョージ狩崎が好き。
・大二くんが氷川さん（byアギト）に似てるなって。
・さくら、強い！これはいずれ変身するパターン！
・田邊さん（若林司令官）を見るたびに駆除班（byアマゾンズ）を思い出す。
・矢柴さん（銭湯の常連）を見るたびに「ニンニンジャーがいるぞ！」ってなる。
・うちの夫が妙にテカテカしながら「この女、超可愛い」「近年稀に見る大当たり」と速攻でググっておりました。
・アギレラ様、確かに可愛いよね！

第二話楽しみです！！！