映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクションミステリー「サボタージュ」です。
2011年の知事退任後、めざましい復活を遂げているシュワちゃん、スタローンと共に強いオヤジの代表的存在ですが、肉体の衰えは否めず、主演作品を観ても以前のような迫力は感じないながら、今回の作品は、新たなシュワちゃん像をみせてくれた作品でした。
シュワルツェネッガー演じる麻薬捜査官のジョンとそのチームは。前半では、麻薬組織壊滅に乗じて1000万ドル持ち逃げする悪巧みを図るも、そのお金が何者かに持ち逃げされ、チームは解散、ジョンは、事務職に追いやられます。
半年後に現場復帰したジョンとチームは復活するもメンバーが次々と殺害。事件を追う女刑事と共に犯人を捜すと言う内容です。
前述のアクションミステリーと言うことで誰が犯人かは明かせませんが、アクション重視の展開はミステリー作品を忘れるほどのハードでコアなシーンの連続。シュワちゃんに派手なアクションはないものの得意のライフルアクション炸裂の渋いシュワちゃんが観られ、この路線で無理せずこなせばまだまだいけると思いました。
クリスティーの「そして誰もいなくなった」を原作にしてるそうですが、そんな雰囲気は微塵もなく、ただただアクションシーンを楽しめば不満ない作品です。