第84回アカデミー賞が決定しました。
作品賞は、下馬評通りフランス映画の「アーティスト」が受賞。監督賞、主演男優賞と主要部門を含め5冠とライバルの「ヒューゴの不思議な発明」も5冠と賞は分け合う結果となりましたが、やはり作品の評価は、アーティストの圧勝と言えます。
83年ぶりのサイレントムービーの受賞とは言え、アカデミーも近年、現在のエンターテーメント性の強い作品は、評価が低いように感じます。
アーティストが受賞したのも、サイレントを21世紀にぶつける斬新さが、異なるエンターテーメントを導き出した結果ではと思います。
今回の主要部門での受賞作品。アーティストを含め、主演女優賞のメリル・ストリープの「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」や、助演男優賞のクリストファー・プラマー「人生はビギナーズ」、助演女優賞のオクタヴィア・スペンサー「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」等の作品は、茶々丸オヤジが観たい作品で、主要部門での受賞が作品に華を添えたのは、うれしい限りです。
また、脚本賞を受賞したウディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」アートな要素があふれた作品で早く観てみたいと思ってます。
映画ファンとしては、今回の受賞内容を見て、今から観てみたいと思わせる作品が目白押しで、今からワクワクしてます。