あげちうのブロマガ

兵器への浪漫という頭の悪さ

「文学」とは何か?へ、自分にはか、独自の定義はある。

というそれを語っている光景は、果たして如何ほどに滑稽か、は少し考える。

不意に、思索を続ける結果で、「ロバート・A・ハインライン」の「宇宙の戦士」日本のロボットアニメにも強い影響を与えたろうそれは、文学作品だ、と考えた方が良い、感じは少し、した。

「知的生命体がこんなバカな筈がないだろう、・・・無いよね?」

最終的に言いたい事は”そこ”じゃないか?というのがまあ、「文学作品」のアウトラインではある。「それは無い」これは違う、という”それ”を、リアリティの中で語る訳だ。その結果、「何故?」はそこに多く記されており、それの内容で、その作品は価値が決まる、そこには作者の叡智が記されている、訳だが。

そして?”それ”を端的にデザインとして描いた、のが、あの、有名な「パワードスーツ」それではあって。

・・・という解釈が、原案者らにはちょっと文句を言われそうな感じは、少しする。

そしてその辺に、少し問題というか、面倒?それを感じたりもする。

 

概略で言うと、「クトゥルフ的神話生物相手に、パワードスーツを持ち出す」という事への疑問?だ。それに意味があるのか?ではある。相手は物理法則さえ無視するような連中である、それを相手に、力で対抗しようとする、そういう「頭の悪さ」を少し感じて。そこから、だろうか。するとスーツのデザインその他も、大分疑問?というか、そういうのが沸いてくる。

ぶっちゃけこれ、ただの的なんでは。

印象というか、ともかく”これ”を段ボールでもいいが「作った」時、創れはするだろう、そしてその機動性?というのを語らんとする、そんな滑稽さ、というか。「役に立つと思うか?」宇宙空間では穴が開いた時点で終わりである、対戦車ライフルという物がある時、人が着れる装甲はあまりにも脆弱で、それよりも軽量化して機動性を上げた方が良いんじゃ、という感覚が或いはあの、映画の「スターシップトゥルーパーズ」に成ってしまうのかもしれない訳だが。ただ?それはそれとして「違う」受けた?というと疑問の、そういう帰結は一つある訳だ。パワードスーツが無い「宇宙の戦士」そこに意味がどうも、無い。

そして、このデザインは、作品の本質をより理解し、表現はしている、という事には成る訳で。

実際に、パワードスーツが登場するアニメ版もある、が。ぶっちゃけ言うとあまり面白くない、敵の正体や意図がイミフすぎる。知的生命体?とは程遠い脅威で、”それ”が攻めてくる、という絵にリアリティがない訳だが、ともかく触手一本で人間ぐらい簡単に両断する強力な”生命体”ではあり、それも相まってか、尚更パワードスーツそれに、意味がない。ともかく相手はレーザーなどの遠距離攻撃も勿論してくる、当然か装甲は撃ち抜かれる威力だ、”それ”に対して重量のあるパワードスーツ、それはどうも、貧弱というか・・・無意味だ。

これなら兵器としては、ガンダムの方がよっぽどマシなのでは。

価値観の基準は、「歩兵の生存性」ではある訳だが。ともかく歩兵にパワードスーツ着せて前線に送り出して一撃で破壊されるとか、いろいろな物の無駄遣い以外の何物でも無く。「馬鹿じゃないの?」そして、実際には”それ”こそが、この作品の本質であり評価ポイント、それなのでは?とか不意に。

相手の宇宙人にしろ、わざわざ星間旅行をしてまで地球に攻めてくる、それは何故か?ではある。知的生命体が、そんなコスト計算もしない衝動かに支配されるのか?逆につまり、「だから」敵はあんな、蜘蛛型だったり烏賊型だったりの?「純粋な怪物」でしかない訳だ。知性を感じる連中がこんな徒労をする事に、ちょっと否定感が重い。そして、そういう事を考えていくうちに…一つオチはある。

「つまり、外宇宙からの侵略者は来ない」

星間飛行を可能にするような知性が、コスト計算以前の徒労をする理由が無い。
逆説的な科学的考証の果てに、そこには不意に、安心感はある。

この感じは、つまり「文学」そのフォーマットな、訳だ。読者が疑問を持ち、考える先に無形の答えが用意されている、というか。

いやちょっと待って?

割と実際には、作品の価値に対して逆走してた経緯が、”世界全体で”あったのでは。

という観点から、実際にはこの「宇宙の戦士」を描いたらどうなるか?を、ちょっと思索中では、ある。

敵は巨大宇宙要塞?になり、最後の敵は巨大な目玉のお化けで、それは笑いつつ破壊されて行き、「何だったんだ?」「私にも解らん」そんなオチで結論になる、様な。

漫画じゃん。

 

そうかも。

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