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このまま雪が少ないと・・・☁❄

2020-01-11 16:13:54 | 日記

1月3日のブログ記事で、今年は各地で平年より大幅に雪が少ないことについて触れましたが、本来徐々に積雪が増え始めるであろう時期に入った今日現在、あろうことか、各地でむしろ積雪が減っているような状況になっています

(画像は全て気象庁ホームページより)

1月11日14時現在の各地の積雪は、

北海道旭川市で平年比46%の26cm、北海道札幌市で平年比17%の8cm、青森県青森市で平年比11%の5cmと記録的な少なさで、豪雪地帯として有名な山形県新庄市では、現在積雪なしとなっています。

上の画像を見てみると、北海道はさすがに全道的に積雪がありますが、本州以南では、積雪が観測されている地点はまばらです。また、北海道を含めて積雪が1m以上の地点がほとんどないことが分かります。

これは、ただでさえ、平年より雪が少なかった状況の中、先日の低気圧による暖気の流入と雨によって各地で雪が溶けてしまった影響が大きいと思われます☔

先日の記事では、スキー場の運営や冬のイベントでの雪不足が懸念される旨について触れましたが、このままの状況が春まで続けば、それ以外にも、様々な影響が出てくることが懸念されます

例えば、雪国で栽培されている雪下にんじんや越冬キャベツなどは、雪の保温効果によって凍結を免れるのですが、雪が少ない中冷え込みが厳しくなれば、凍結してダメージを受けてしまいます。また、水田などの農作業には、春先以降の雪解け水がかかせませんが、平地に加えて山間部などの雪も少ない状況だと、水不足に陥る可能性も出てきます

日本では、昔から各地で「雨乞い」の儀式が行われてきましたが、今後は、雨乞いならぬ「雪乞い」の儀式をするところが増えてくるかもしれません⛄❄

除雪や車の運転などは大変ですが、冬は冬らしい方がいいのかもしれませんね