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昨日は北海道内で今年に入ってからの最高気温を記録した所が多かったですが、今日は東北北部を中心に今年の最高気温を記録した所が多くなりました
中でも、岩手県久慈市では、10.4℃と平年より7.1℃も高くなりました
そんな今日の天気図を見て気になったのは前線です。(画像は全て気象庁ホームページより)
冬なのに、まるで梅雨や秋雨時のような停滞前線が日本付近に横たわっています。
停滞前線は、基本的に暖かい空気と冷たい空気がぶつかり合った境目にできるので、冬であっても発生はするのですが、日本付近にここまでしっかりと停滞前線ができるのは珍しいのではないでしょうか。
梅雨時期は「梅雨前線」、秋雨時期は「秋雨前線」と呼ばれていますが、冬の停滞前線に対しては、そのような呼び方は聞いたことがないような気がします
今後も今年と同じような暖冬少雪で停滞前線が発生するような年が多くなれば、そのうち「暖冬前線」などという呼ばれ方をするかもしれませんね
ただ、明日から明後日にかけては、本来の冬らしい西高東低の気圧配置になりそうです