今日は関東甲信地方や東北南部を中心に季節外れの雪となったところがありました
(天気図は気象庁ホームページより)
関東地方などでは、満開の桜に雪が積もり、滅多に見られない幻想的な光景に思わず息を飲んだ方もいたのではないでしょうか
この雪と桜の競演は、実は雪国に住む我々も中々見ることはできません。
その理由は、桜の咲く時期と雪の終日の時期がずれることが多いからです。
気象庁のホームページで雪国の主な地点の桜の開花日と雪の終日の平年値を見てみると、
桜の開花日 雪の終日
札幌市 5月3日 4月19日
青森市 4月24日 4月16日
山形市 4月15日 4月11日
新潟市 4月9日 3月30日
長野市 4月13日 4月6日
と、各都市で桜の開花日が雪の終日よりも遅くなっています。
もちろん、平年値なので、年によっては、桜の時期に雪が降ることもあるのですが、中々簡単には見られません。
一方で、この二つの時期が近接している、もしくは雪の終日の方が遅いという地点も中にはあります。
桜の開花日 雪の終日
網走市 5月11日 5月13日
盛岡市 4月21日 4月23日
金沢市 4月4日 4月6日
宇都宮市 4月1日 4月3日
岐阜市 3月26日 3月27日
これらの地域では、桜の開花日よりも雪の終日が遅いので、雪と桜の競演が割と見られやすいかもしれません。
確かに、北海道のオホーツク海側や金沢市辺りは、桜の花に雪が積もっている映像をちょくちょく見かける気がします。
今冬は記録的な暖冬少雪でしたが、平年だと各地の雪の終日は4月に入ってからですので、雪国でのタイヤ交換はもう少し我慢した方がいいかもしれません🚙