私の本棚

※読書感想メイン

Hanada5月号

2023-04-07 | 雑誌


 
「スッキリ」の最終回で、橋本吾郎さんのコメントが、一番印象的でした。
 
「正義は1つではない。」
「多様な意見を取り上げなければならない」
「番組は1つに染まってはいけない」
「何気ない一言が、人を傷つけるのではないか?」
 
朝の情報番組の中で、スッキリが一番好きだった理由は、吾郎さんの言うように、この番組は1つに染まっていなかったからだと思います。
 
ところが国会で議論された内容を切り取り、自民党は「悪」と言わんばかりの偏った報道をする番組もあります。
 
そんな番組を見ると、放送法があっても良いのでないか?と、思ってしまいます。
 
小西議員は自分よりの報道には、好意的な反応を示す一方で、厳しい報道には「法的処置をとる」と言って圧力をかけています。
 
放送法について議論をし、高市大臣を追求してるはずが、マスコミに圧力をかけることに矛盾を覚えるのですが、小西議員に、その自覚がないのが厄介だなと思いました。
 
 
この問題が勃発してまもなくのころ、フリージャーナリストの安積明子氏が書いた別の雑誌に、「鈴木宗男事件と酷似する」の記事を読んだことがあるのですが、本当にその通りになりつつあるなと思いました。
 
ムネオ事件のときは、田中眞紀子議員が更迭され、今回の行政文書問題は、小西議員が事実上の更迭だそうです。
 
高市大臣にイライラしなかったか?と聞かれれば嘘になります。
捏造と言う言葉を使ったことにも疑問を持ったし、内容に正確性がないのであれば、小西議員の挑発に乗らず毅然とした態度で、辞職する気はないと、最初からはっきりと言えば良かったのにと思った。
 
8年前の話を今頃持ち出し、小西議員に託した総務省にも正直イライラした。
 
でも一番憤ったのは、部外者とも言える杉尾・福山他の議員がこの問題を利用し、高市大臣を追求し、辞職を迫ったことです。
他に議論することはたくさんあるのに、なぜ、小西議員に便乗するのか全く理解できませんでした。
 
ただ、石垣議員の質疑(?)は、大臣に発言の機会を与えようとしなかったのは、明らかにマスコミを利用するために印象操作を行ったのだろうと思いました。
 
近くにいた議員に叱られたのか、動揺する様子も見られたし「名誉毀損ものだぞ」と他の議員に言われたことも効いたのか、発言を撤回したのですが、そんな印象操作は国民には通用しなくなっていることに気づくべき。と思う
 
ただ、モリカケの時とは違い、一部のマスコミが騒いでいたくらいで、他のマスコミは少し慎重になっているのかな?と言う印象を持ちました。
 
 
 
 
 
 

週刊文春2022年2月

2022-01-27 | 雑誌
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連載小説が読みたくて、購読している週刊文春。
今回は、連日騒がれてる望月衣塑子氏の話題を最初に目を通しました。

ネットフリックスで配信されているドラマ「新聞記者」のことは、SNSで話題になっており
国会議員や著名人をはじめ、絶賛される方が多いのは知っていましたが、私はまだみていません。

主人には、評判になっていることを、それとなく伝えた宣伝効果もあって、視聴したそうです

森友問題で亡くなられた方がいることは、主人も知っていましたし
安倍さんがテレビに出ると、チャンネルを変えるほど、安倍さんが嫌いで仕方ない人でもあります。
その主人が、「遺族はよく放送を許可したね」と言うくらい、あのドラマには、強い違和感を抱いたのだとか。

その主人が抱いたと言う違和感
この記事を読んで納得でした

眉唾者で、掴みどころがない望月氏には、元々良い印象を持っていないのですが
改めて、何がしたいのかわからない人だと思いました。

とにかく呆れて言葉も出ません。

甥や姪から届いた応援メッセージならともかくとして
まったく面識のない望月氏の子供から届いた応援動画を見て
赤木夫人が喜ぶとでも思ったのでしょうか?
客観的に考えても、望月氏が我が子を利用したとしか思えませんでした。

自民党の不祥事には厳しいのに
自分の不祥事には逃げる行為も頂けない

136ページの別記事。
Catch Upでは、森友文書改竄事件を扱った漫画に触れていて
入浴シーンが原因で、雅子さんを憤慨させたことが書かれています。
雅子さんが怒ったのは、入浴シーンを描かれた事ではありませんでした

2人でお風呂に入ったのは、亡くなる前日のことで
元気がなく、お風呂に入らないご主人を元気づけるために、2人でお風呂に入ったそうですが
そのご主人に笑顔がなかったのに、漫画では笑顔だったことが、夫人を憤慨させたと言うことでした。

一番印象に残ったマンガチームの言葉に

「雅子さんが納得できないのならいつでも終わらせる覚悟があります」

実際に起きた出来事を描くからには、納得してもらうまで話を重ね、承諾を待つ


望月衣塑子やプロデューサーには、その2つが欠けていました
遺族に寄り添う気など、最初から無かったのでしょう

Catch Upは、望月衣塑子氏とプロデューサーへの、苦言と私は受け止めました