私の本棚

※読書感想メイン

カルト宗教やめました/たもさん著

2022-10-06 | 書籍
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カルト宗教やめました。 [ たもさん ]
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私は宗教には興味がなく、宗教そのものを否定するつもりはありません。
それで救われている人たちがいるのも事実でしょうし。
とは言え、エホバも統一教会と変わらないんだなと思いました。

きっと、被害に遭われているカルト二世や、被害に気づかない信者がいるのではないでしょうか?

統一教会が特別ひどいのではなく、表に出てないだけで、エホバのように、信者の財産を搾取する宗教は他にもあるように思います。

今、マスコミや国会では統一教会と自民党のつながりばかりを取り上げていますが、そうではなくて、第2の山上容疑者を出さないために、統一教会以外の宗教も、厳しく取り締まる法律を作れないものか。
どうせ議論をするなら、前向きな議論をしてほしいと思います。

 

 

 


他人を攻撃せずにはいられない人/片田珠美(著)

2022-07-23 | 書籍

「攻撃」にちなんだ笑い話です

主人は会社を経営していて、私はしばらくの間、別の会社で働いていたのですが、主人の仕事が軌道に乗り、事務員が欲しいと言うことで、今まで働いていた会社をやめ、主人の会社で事務員として働いています。

私の仕事が集中するのは朝。そして月初と月末くらいなもので、それ以外は時間が空くので、義兄が経営する農業の仕事を手伝いに行っていた時期がありました。

作付けが終わると、収穫までの間は、雨が降らない限り、草取り作業があるのですね。

いくつもの畑を所有しているので、全部の畑を回って草をとるとなると、順調に行って1週間。
全ての畑の草を取り終えると、最初の畑に戻って草をとるのです。

場所によっては雑草が生い茂っているところもあり、なんせ広い畑なので、雑草が酷い場所だと1列取り終えるのに30分。
それ以上かかることもあります。

その、酷い列に当たってしまい、えらい目にあったことがあったのですが、義姉が助っ人に入り、なんとか雑草を取り終えました。

「ここ酷かったね」と言う姉に「いや〜えらい集中攻撃にあったわ」と言ったところ、これが義姉のツボに入ったらしく、ゲラゲラと笑い出したのです。

その後、私の仕事が忙しくなり、しばらく義兄の仕事を休んで約1ヶ月ぶりに畑の手伝いに入ったところ、私が休んでいる間、雑草の酷い場所を義姉と2人がかりで雑草を抜き取ってる最中、私の『集中攻撃』を思い出して、義姉が笑い出したらしく、義兄は雑草があまりにも酷いものだから、義姉の頭がとうとうおかしくなったのかと思ったそうです。

こんな平和な集中攻撃なら大歓迎と言いたいところですが、現実はそうもいきません💦

少し前の話で言えば、真子さんが小室圭さんの結婚が決まってからのバッシングと、結婚会見での真子さんの「誹謗中傷」の言葉に不快感を露わにした人たちのバッシング。

あれも酷かったですよね。

本人たちは批判してるだけだと反論をしていましたが、側から見ると、そうは見えないのです。
自分の正義と正論を振りかざし、圧力をかけて言わせないようにしているだけで、批判でもなんでもないただの集中攻撃だと思いました。


攻撃にも色々種類があって、感情的に誰かを攻撃して追い詰めてしまう人がいるかと思えば、なんでも噛み付いて、批判すれば良いと思っている人もいる。

相手の頑張りを評価せず、ネチネチ言う上司。見方に思わせて、裏でコソコソと陰口を叩く人。
直接手を下さず、あることないことを周囲に吹聴し、無視を誘う。遠回しに嫌味を言う人。

おとなしい人や後ろめたさを持っている人はターゲットにされ易いと言うのはとても頷けるものがありました。
また、攻撃をする人の特徴として、反撃されることを怖がる。は、その通りだなと思います。

ただ、自分でも気づかないところで、加害者になりうる可能性があり、誰かを攻撃しているかもしれない。
自分も発言や態度に気をつけようと、改めて思いました。

 


悪母/春口裕子(著)

2022-06-20 | 書籍
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悪母 (実業之日本社文庫) [ 春口裕子 ]
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【あらすじ】

常識を逸脱する行為にママ友グループから外された広美。
あまり強く言えない奈江は広美を疎ましく思いながらも、3人のママ友にLINEで面白おかしく報告していましたが、
ある出来事をきっかけに、みんなのいる前で広美に絶縁宣言をします。

それから数年後
真央が入園を予定している幼稚園の見学に
ママ友たちと訪れますが、ママ友グループからいじめに遭い、家庭が崩壊したと言う内容の告発文が幼稚園に届いていることを園側から聞かされ、入園を断念せざるを得なくなります。

また、近隣の幼稚園にも同様の告発文が届き、入園を断られ、片道40分かかる幼稚園へ佐和子の運転で通うことになります

 

【感想】

奈江は妹に似ているな。
くるりママはあの人にタイプが似ている。

きららは、あの人。
じゃあ私は?

登場する人物がそれぞれ実在しそうだから怖いです

我が子を守ために他人を蹴り落とすところは読んでいて気分が悪いし、奈江も子供のことになると周りが見えなくなり、自分勝手で、学習能力がない思うこともある。

気が合わない人と無理して親しくなる必要がないのに、そこまでして群れなければならない理由も、私には理解できなかった。


佐和子に便乗して奈江を攻撃するくるりママも「大概にしなさいよ。」と言いたくなるし💦

ただ、人間関係のトラブルは、幼稚園や保育園・学校に限った話ではなく、自分のことしか見えてないところは私も同じで、言動や態度に反省することも多かったです。

 

 

 


同志少女よ敵を撃て/逢坂冬馬(著)

2022-06-10 | 書籍
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同志少女よ、敵を撃て [ 逢坂 冬馬 ]
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【あらすじ】

モスクワ郊外の小さな村に住むこの物語の主人公、セラフィマは、母のエカチェリーナと狩をしながら生計を立てていた。
ある日、狩から戻った2人は、ドイツ軍が村を襲撃し、男性たちが次々に殺害される光景を目にする。

女性たちは民家の中で襲われ、幼い少女もドイツ兵に襲われた後、殺害される。
ドイツ兵を発砲しようとし失敗に終わった母エカチェリーナも殺害され、兵士に襲われそうになる寸前で、赤軍兵士の隊長イリーナに助けられたセラフィマは、
イリーナに「戦うか」「死にたいか」の二者択一を迫られる。
セラフィマは、母を殺害したドイツ兵と、母の遺体を焼いたイリーナに復讐するため、狙撃兵になる決意をする。

 

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難しい内容が多く、理解するのに時間がかかり、記憶に残ってないものあり。
また、もっと早くに読んでいたら違った感想を持てたかも知れないのですが、このご時勢と言うこともあり、ドイツ対ソ連というより、ソ連対ウクライナと重ねてしまうことが多かったです。

子供を守るため。女性を守るため。復讐のためと、女性たちが狙撃兵として敵と戦う理由はさまざま。しかし、ひとたび正気を失えば、人間ではなくなり、化物となってしまう。

中でも終盤。セラフィマが信じていた人が魔物に変わるシーンが一番しんどい。

被害国も加害国も、国のトップに国民が利用されてるだけで、戦争に正義なんてない。
早い話、戦争って怖いと思った。


不妊治療中の失言/原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・荻野実紀子

2022-06-06 | 書籍

 

<不妊治療中の失言>夫が本当しつこい!3年前の一言をいまだに引きあいに出され……【第1話まんが】 | ママスタセレクト

<不妊治療中の失言>夫が本当しつこい!3年前の一言をいまだに引きあいに出され……【第1話まんが】 | ママスタセレクト

ママスタセレクト

 

9話まで読んでの感想

私がアキナの母親なら、同じことを言って、自分の子供を叱ったと思います。

しかし、3年前の失言をいつまでも根に持つツトムは?

私がツトムの母親なら、自分の息子を叱っているだろうと思います。
アキナの言動が許せないのなら、アキナさんと離婚して新しい人生を歩ませたら良かった。
せっかく子供を授かったのに、お前の身勝手な理由で子供を片親にさせ気なのか?、、、と。

今年で結婚3年目を迎える下の娘夫婦もコウノトリがやってきません
長女の話によれば、娘はかなり落ち込んでいると言うので、こちらからは話を振らないようにしています。

下の娘は子供の頃は体が弱く、何度も病院通いをしたので、もしかして娘に原因があるのかも?
もし娘に原因があるとして、あちらは後継者を望んでいるでしょうから、離婚の話が出るのか?
その時は娘に謝らないといけない。
子供が産めない不完全な身体にして生んだことを。

なかなか上手くいかないものだなと思います