はやてブログ

特発性慢性膵炎疑診、機能性ディスペプシアと診断されたはやてと申します。体調経過の記録などを中心に書きたいと思っています。

超音波内視鏡検査(EUS)

2017-12-08 14:59:24 | 検査
ついにEUS受けてきました。

腹部超音波検査(エコー)と内視鏡検査(胃カメラ)を
ミックスした感じの検査です。

普通のエコーだと体の外からやるので、
膵臓の前にある胃が邪魔をして死角があったり
精度としても落ちます。

しかし、EUSだと胃から超音波検査ができるので
死角もなく、微細な膵組織や膵管の変化を観察できるようです。

胃カメラよりも太い器具を体に入れるので、
静脈麻酔をし、眠った状態でやるのが一般的です。

流れとして以下の感じでした。

① 静脈麻酔用の点滴ルート確保

② 胃をきれいにする薬を飲む

③ 喉の麻酔 キシロカイン(1回目)
2分間ぐらいゼリー状の麻酔を喉にためる。

④検査室でさらに喉に麻酔(霧吹きで)

⑤左下向きで寝転び待機

⑥静脈麻酔、、、気を失う

⑦意識復活後、転倒防止のため、しばらくベットで安静(1時間ぐらい?)

カメラが抜かれる直前ぐらいかな、若干意識がありました。
そうなるように、麻酔打たれてるんですかね。

以前全身麻酔した時は、もっと一瞬でガクッと落ちましたが、
静脈麻酔は、ゆっくり落ちてく感じでした。

ちょっと緊張しましたが、
気を失ってる分、胃カメラよりも全然楽でした。

胃カメラのときは嘔吐反射がひどかった。。。

この検査をやった理由としては、
自分が早期慢性膵炎なのか
はっきりさせときたいと思ったからです。

治療としては変わらないから必要ないとおっしゃった先生もいましたが、
自分が今どういう状態なのか知った上で
治療に臨みたいと思いましたので。

そのおかげで、良い先生とも巡り合えましたので
良かったと思っています。

別記事で詳しく書こうと思いますが、
若干の所見はあるものの、早期慢性膵炎と呼べるほどの所見は見られず
とのことで今のところ慢性膵炎疑診との診断でした。

参考:慢性膵炎臨床診断基準2009



腹部超音波検査(エコー)

2017-12-04 23:09:59 | 検査
この検査何度も体調不良後、いろんな病院で何度もやられました。

普通のエコー検査だと
・臓器の形状
・膵管・胆管などの形状
・石灰化や腫瘍の有無
を調べるだけだと思います。

しかし、今の病院では、造影CTの画像と照らし合わせて、
・血管の狭窄
・血流の速さ
などもおそらく調べてくださったようです。

血液の流れがおかしくなっていたりすると
虚血痛というのが起こるらしく、特にやせ型の女性によくあるみたいです。

丁寧にみてもらいましたが
異常と言えるような所見はなかったようです。

とりあえず、その点はよかったです。

グルカゴン負荷試験&PFD検査(膵外分泌機能検査)

2017-12-04 23:08:00 | 検査
グルカゴン負荷試験とPFD検査(膵外分泌機能検査)をやってきました。

グルカゴン負荷試験は
グルカゴンという血糖値をあげる強力なホルモンを注射し、
血糖値を下げるインスリンの分泌能力を測る検査です。

やり方はいたって簡便でした。
①グルカゴン注射前に採血
②生理食塩水を点滴しながら、グルカゴンを注射
③6分後に再度採血
以上です。

軽い吐き気や胃の不快感を訴える人も結構いるようです。
私ももれなく胃の不快感が少しありました。
ただ数分ぐらいで収まったので特に問題なしでした。

くせものだったのが、PFD検査
アミラーゼ、リパーゼ、トリプシンなど
消化酵素を出す力がちゃんと働いているかを調べる検査です。

PFD試薬を飲み、その後6時間分の尿を全て蓄尿しました。
前日までの注意点は以下です。
・消化器関連の薬を前日の昼から飲まない
(2日前から内服しないと書いてあるページが多いです。)
・500mlの水×2を持ってくる
(病院の売店でもちろん売ってるので1本はそこで買いました。)

当日のやり方は以下です。
①採尿
②250mlの水にPDF試薬を混ぜ、飲みほす
※これ以降の尿は全て蓄尿
③2時間待機。その間もできるだけ水を飲む。
 (食事以外は何をしてても良いようです。)
③看護師さんの監視下で、水を250ml飲みほす。
④再度2時間待機。この間に持ってきた水を全部飲み切れるとベスト
⑤以後軽食は可と指示される。(果物、炭酸飲料はだめみたいです。)
⑥再度2時間待機し、最後の蓄尿
以上です。

待ってる時間が意外としんどい。
患者さん用の図書館を教えてもらったのでそこで本読んでました。
ただ、前日に薬を飲めなかったせいか、
体調が悪くて、途中ダウンぎみに。。。
なんとか乗り切りました。

軽食には前日処方されたエレンタール(ヨーグルト味)を飲み飲み

結果はグルカゴン負荷試験は異常なし。
PFD試験は基準値71以上で約55でした。
膵外分泌機能が落ちてるってことは、すでに代償期ですらないのか。。。
不安になりながら、これを書いてます。
つらいです。