はやてブログ

特発性慢性膵炎疑診、機能性ディスペプシアと診断されたはやてと申します。体調経過の記録などを中心に書きたいと思っています。

体調不良⑧~診断結果(膠原病予備軍編)~

2017-12-15 11:19:05 | 慢性膵炎診断まで
11月末から12月初旬にかけて
体調不良の原因について色々と検査していただいた結果
まさかの膵臓以外で異常がありまして、
・APTT
・PT
という血液凝固に関する値が、基準値越え。

血液が固まりにくいってことなのかな?
鼻血がよく出たりしませんか?と
主治医の先生に聞かれたので。

でより詳しく血液検査をしたところ、
抗CL-AbG⇒上限値9.999のところ11
でした。

たぶん、抗カルジオリピン抗体(IgG)のことで、
抗リン脂質抗体症候群
という自己免疫疾患の人は、この値が高いようです。

まさかの膠原病予備軍みたいです。

どんな病態か調べたのですが、
体のいろんなところに血栓ができる病気。。。
脳梗塞、心筋梗塞、等々怖すぎることが書いてあって、
とりあえずあんまり考えないことにしました。

今のところ症状が出てないなら、経過観察でいいでしょう
という感じでしたので。

前回の診察は膵臓のことで頭一杯だったので、
次の診察ではこのことについても聞いてみます。


体調不良⑦~診断結果(膵臓編)~

2017-12-12 17:11:45 | 慢性膵炎診断まで
しっかり見てくれる病院が見つかり
11月末から12月初旬にかけて
早期慢性膵炎の疑いで色々と検査をしました。

別記事でも書いてますが、
・各種血液検査
PFD検査(膵外分泌機能を測る検査)
グルカゴン負荷試験(インスリンの分泌機能を測る検査)
腹部超音波(エコー)
超音波内視鏡(EUS)
をやりました。

膵臓関係で異常があった点のみ挙げますと、
・血液検査⇒トリプシン652(基準値550まで)
・PFD検査⇒ 55 (基準値70以上)
・超音波内視鏡⇒膵管辺縁高エコー(膵体尾部の主膵管半分以上)
※コメント
膵実質は、まばらなhigh echoを伴う部位も認めますが
Strandingとまではいえず、概ね異常はありません。

---------------------------------------------------------------------------------
早期慢性膵炎の画像所見
a.b のいずれかが認められる.
a.以下に示すEUS 所見7 項目のうち,
(1)~(4)のいずれかを含む2 項目以上が認められる.
(1)蜂巣状分葉エコー(Lobularity,honeycombing type)
(2)不連続な分葉エコー(Nonhoneycombing lobularity)
(3)点状高エコー(Hyperechoic foci;non―shadowing)
(4)索状高エコー(Stranding)
(5)嚢胞(Cysts)
(6)分枝膵管拡張(Dilated side branches)
(7)膵管辺縁高エコー(Hyperechoic MPD margin)
b.ERCP 像で,3 本以上の分枝膵管に不規則な拡張が認められる.
--------------------------------------------------------------------------------------------

のうち(7)しか満たしていないということで、慢性膵炎疑診でした。
(4)が怪しかったようですが、、、
早期慢性膵炎まで満たさないところで踏みとどまっている感じですかね。



参考:
慢性膵炎臨床診断基準2009
慢性膵炎診療ガイドライン 2015 (改訂第2版)


薬は慢性膵炎の方々には定番な
消化酵素剤 リパクレオン 毎食2cap

やせ過ぎ対策に 
エレンタール

胸やけがひどければ、H2ブロッカー(胃酸抑制剤)も飲んでもいいですよ
とのことでした。

フォイパンは疑診程度だから出さないのかな?

3月以降、リパクレオンが輸入のうんたらかんたらで
品薄になるかもしれないといわれて不安ですが、
とりあえず試してみます。

膵酵素は上がってるし、EUSも全く異常なしって感じでもないので
食事療法を含めこれから頑張っていこうと思います。

で、まさかの膵臓以外にも異常があったので、
その件についても書く予定です。

体調不良⑥~体調悪化、体重減少、、、けど希望が見えた~

2017-12-03 12:15:24 | 慢性膵炎診断まで
11月に入り、体調不良と体重減少がひどくなってきました。
左みぞおち付近やみぞおちにこれまでになかった強めのズキズキ。
膵さんが脈打つ感じで、脂汗をかきながら耐えることもありました。
11月末の時点で、42.5kg BMI 15.9
BMIが16切ってもうた。
やせ過ぎて怖い。
もともと50kgぐらいあったんですがね。。。

体重が落ちたせいか、散歩しただけでも、疲労困憊
大丈夫かいな自分
と落ち込みがひどめでした。

加えて、血液検査で血糖値がご飯後だったとはいえ200オーバー
もしや膵臓癌・・・と思いパニックに。
(膵臓癌では、急に血糖コントロ―ルが悪くなることがあります。)
かかりつけ医じゃらちが明かないと思い
EUS含め精密検査を求めて、また紹介状を書いてもらいました。
これで病院6件目ぐらい。

これまでみたいに適当にあしらわれて終わるのかな
と思ってたんですが、この病院が今のところいい感じ。

これまでに見てくれた医者は膵臓の専門医含め
自分で調べたこと以下のことしか話してくれないし、
なんなんや、素人以下やん、プロじゃないんか
と思う医者しかいなかったのですが、
今回は違いました。

慢性膵炎の可能性はもちろん
やせ過ぎによる虚血痛も可能性としてあげてくださいました。
ちょっとマニアックすぎてよくわかりませんでしたが。
(血が流れにくくなったり、流れるルートがおかしくなる(?))

安心できたのは、
問診も触診もこれまでかかったどの病院よりもしっかりしてくれて、
“精密検査して、原因をはっきりさせた方がいい”
“これは心身症ではない”
と言い切ってくださったことです。

一週間以内にEUSを含む全ての精密検査を入れてくださいました。
お金はかかるし、親には申し訳ないと思っていますが、
体に代えられないから、と何も言わず医療費は出してくれます。
そういう意味では、すごく恵まれてます。

結果はまだわかないのですが、
できるだけ軽い状態であることを願うばかりです。

※文章中の暴言について
知り合いに医療従事者がいますし、
お医者さんが忙しくある程度しょうがないとは思っています。
しかし、患者側としては、かなり苦しい思いもしているので、
文中の暴言お許しください。

体調不良⑤~死ぬ気で病名の検索・分析~

2017-11-19 22:01:33 | 慢性膵炎診断まで
10月中旬以降の私の症状としては、
みぞおちの膨満感
食欲不振
左上腹部(左肋骨下や奥)、左わき腹の鈍痛、ズキズキとした痛み
(たまーに右肋骨下や右背中も痛いときがありました)
みぞおちの胸やけ、食道上部や背中の焼けている感覚
痛みや不安による不眠
でした。

色々調べた結果、器質的な疾患でなければ
機能性ディスペプシア、非びらん性逆流性食道炎、心身症
器質的な疾患でであれば、
突発性の慢性膵炎
が可能性としてあるなと思いました。

正直、慢性膵炎は勘弁してほしいと思いましたが、
かなり症状は一致していて、心が沈みました。

かかりつけで無理やり膵酵素を調べてもらった結果、
(アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、エラスターゼ1)
トリプシンが650程度と上昇しており、
慢性膵炎の疑いが強いとの結果。
一番恐れていた結果になってしまいました。
EUSと呼ばれる内視鏡の検査を希望するも、微妙な反応されたので
別の病院できっちりやってもらった方がいいのか悩み中です。
やったところで、治療としてやることは変わらないみたいです。

実はここまでの過程に膵蔵の専門化にも実は一度かかっていました。
そこですら「ストレスですねー」みたいなことを言われて、
胃薬を出されただけでした。

高校のときにも病名がわからず転々としたことがあり
今回の件でより医者不信が強まった気がします。

そんなこんなで色々と人生がくるい始めてる訳ですが、
なんとか前向きに生きていきたいともがいている現在です。








体調不良④~まさかの心身症患者扱い~

2017-11-15 10:14:31 | 慢性膵炎診断まで
8月~9月までの薬はPPI(タケキャブとかパリエット)でした。
ただ、これらの薬が適切でなかったと思われ
9月末にはよりひどい腹部膨満感、吐き気に襲われ、
前回の激痛に発展しました。
この経験は医者への不信感を募らせました。

激痛に襲われた後は、
PPI(ネキシウム)、
アコファイド(機能性ディスペプシアの薬で胃の動きをよくする)
セルベール(胃の粘膜保護)
エクセラーゼ(消化剤)
で1週間様子を見ました。

あまりのことだったので、再度胃カメラをしましたが異常なし。
内科の先生は胃酸逆流以外の逆流性食道炎も疑っており、
フォイパン(胆汁の逆流による逆流性食道炎にも適応があるらしい)
アシノン錠(H2ブロッカーの胃酸抑制剤でPPIよりは弱め)
エクセラーゼ
を処方されました。
背中も痛いと言っていたので、膵臓も疑っていたのかもしれません。

ただ、長期の体調不良にトラウマの激痛、不眠状態などで精神が崩壊
家族の前で号泣するわ、正直消えてなくなりたくなるわで大変なことに。。。
これはやばいと思い、メンタルクリニックにも通い始めました。
そこでは、
半夏瀉心湯(漢方)
レキソタン2mg (抗不安薬)
を処方されました。

10月中旬ぐらいまでは、身体の痛みに加え、
抗不安薬の依存性に恐怖し、無理やりデパスを断薬しようとして不眠
精神も体も疲れ果てて、結局レキソタンを1mgだけ飲んで眠ることに。

眠れるようになると、少しだけ精神状態が持ち直しました。
ご飯はおかゆたまに白いご飯と白身魚、野菜、ウィダーインゼリー
メイバランス、カロリーメイトぐらい
体重を落とさないように食べるのに必死でした。

親や先生から心身症を疑われているのを肌で感じましたが、
自分ではどうもそう思えず
本当に心身症なのか、それとも別の病気の可能性もあるのかと
ネットで情報を集め始めました。