昭和・平成・令和・さわやかに老いる日々

朝元気に目覚め、食べたいものを食べ、行きたいところに行き、会いたい人に会えることに感謝です。

残念で悲しい出来事

2023-05-21 14:43:53 | 日記

歌舞伎ファンの私は、今回の市川猿之助さんの出来事は、とても残念で悲しい大変ショックな出来事でした。ここ数年歌舞伎を見る機会も無く過ごしてますが、以前は大阪松竹座や京都南座に、贔屓にしてる役者さんが出演すると、友人と良い席の予約チケットを得る為に電話をかけ合って観劇してました。猿之助さんに成られてからは一度も拝見してませんが、亀治郎の名跡の時は何度か拝見した事が在ります。

日を追うごとに、いろんなことが報道されてますが、大まかな所では、週刊誌の記事が影響してるとのことで、お気の毒な気がしてなりません。最近の週刊誌は、人の不幸を報じる事で、多くの人を不幸に不愉快にしてるような気がしてなりません。記事を書いた記者や出版社は、報道された事で様々な不幸が生じてる事をどう思ってるのでしょうか。誰からも喜ばれない出来事を公にしなくても当人同士で話し合って解決は出来ないものなのでしょうか。

もし週刊誌報道が無かったら、猿之助さんのご両親がお亡くなりに成る事はなかったのでは無いかと思って居ります。猿之助さんはもっともっと伝統歌舞伎と新しい歌舞伎に取り組むことが出来たと思います。今後歌舞伎界で活躍する事は難しいかもしれません、もし表舞台で活躍できなくても、歌舞伎界の為に力を発揮できることを見つけて、貢献して頂き歌舞伎の発展に努めていただきたいと思います。

伝統文化は、後継者が育つことが重要だと思います。以前ある著名な方が、その国を滅ぼすには武器は要らない、その国の歴史と文化を滅ぼしたら、その国は滅びると言われた事が在ります。その時私は、国の歴史と文化が如何に大切であるか知ることが出来、それからは、テレビなどで日本の伝統的な事を受け継いで頑張ってる方の報道が在ると、必ず見るようにしてます。特に若い方が何代も続いてる技の文化を何とか後世に残したいと思ってる事に、何か心強いものを感じ、勝手に誇らしい気持ちになってる自分がいることに気付きます。

烏滸がましいのですが、猿之助さんの御両親のご冥福をお祈りするとともに、関係者の方々の協力を得ながら、猿之助さんには、どうぞこれからの人生、お気を強く持って、力強く生き抜いてほしいと思います。そしてできる事ならどんな形で在れ、歌舞伎界の為に今後のご活躍をお祈り致して居ります。

 

 


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