まるで掃きだめ…衆院決算行政監視委に“問題議員”がズラリ
20日からスタートした通常国会。衆院の「決算行政監視委」の顔ぶれに「まるで掃きだめじゃないか」――との声が上がっている。問題議員が勢ぞろいしているからだ。
「決算行政監視委」の委員数は40人。偶然なのか、カジノ疑惑で逮捕された秋元司を筆頭に、河井克行氏、菅原一秀氏、下地幹郎氏(無所属)、船橋利実氏、甘利明氏、小渕優子氏、丸山穂高氏(N国)……といった面々が名を連ねているのだ(党名なしは自民党)。
河井、菅原の両氏は「公選法違反」が浮上し大臣を辞任、下地氏はカジノ業者から100万円を受け取っていたことが発覚して日本維新の会を除名、船橋氏もカジノ業者から100万円……と、いずれも世間を騒がせている。甘利、小渕の両氏も、過去に「政治とカネ」が発覚して大臣辞任に追い込まれ、丸山氏は言動が問題になり、国会で糾弾決議を受けている。
衆院事務局によると、「委員会は、まず議運委が、会期の初めに会派ごとの人数の割り当てを決め、割り当てが決まったら、各会派がメンバーを選定する手順になっています。議員はどこかの委員会に所属することが義務づけられています」という。
それにしても、よくもまあ、これだけのメンバーが集まったものだ。
衆院事務局に30年間勤め、議会政治に精通している元参院議員の平野貞夫氏がこう言う。
「決算行政監視委は、利権に直結しないのであまり人気がない。問題議員は“おいしい委員会”から外されたのかも知れない。しかし本来、決算行政監視委は非常に大事な委員会です。この委員会では幅広く質問できる。通常国会では、桜を見る会に使われた予算が適正だったかも審議の対象になるはず。なのに、問題議員を送り込んだのは、自民党が決算行政監視委を軽視している証拠です」
自分たちが“監視”されているこのメンバーで「決算行政監視委」は機能するのだろうか。
(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...
何の冗談ですか?
矯正施設か何かか?
自民党はこうやって監視委員会とは名ばかりのウィンウィン委員会をいくつも作り、辺野古新基地建設や原発推進を正当化してきたわけだね。
法律も何もあったもんじゃない。
人の監視する前に、自分の行いを監視してもらえ。