2020年が始まりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/16/af0fe4d14ff514811756cc1ef764faff.jpg?1578382650)
今年の着物始めは
『萬狂言』新春特別公演
「国立能楽堂」に
初めて足を踏み入れました
野村 萬 氏
1997年に人間国宝
そして昨年は文化勲章をを受章
今月には九十歳になられる
狂言の第一人者です
今回のチケットは伝が無い限り
入手困難という貴重な舞台を
観劇する機会をいただきました
終演後には『卒寿の祝い会』に参加
とても素敵な経験をさせていただきました
さて!今回のきものコーディネート
テーマは《新春&卒寿のお祝い》
着物は「付下げ」
『御所車』『破れ七宝』『組紐』
雅やかで格調のある文様
吉祥文様でもある古典柄です
帯は有職文様の袋帯
浮線綾(ふせんりょう)
平安時代に始まった晴の装束に用いられた文様
今回は「文様の格調」を大切に
新春の!お祝いの!気持ちを表し
全体の色味は控えめな
きものコーディネートを考えました
昨今の「付下げ」は
カジュアルにもフォーマルにも
便利に扱われております
今回の私の「付下げ」は
セミフォーマルくらいまでの格調
カジュアルにはならない柄ゆきです
きものマニュアル本には
「付下げ」でひとつになっていますが
柄ゆきをしっかり把握して
用途の見極めをしましょう
この「付下げ」には実は
こだわりの隠れポイントが!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/55/527e074308bae228218d1eda7c574ad4.jpg?1578385010)
裏地である「八掛」
「付下げ」は通常 色見本から選びます ・・・が!!
付下げの文様の色味をイメージして
職人さんに染めていただきました
アクセントに少し金箔も!
私だけのオリジナルの完成です
二十代後半で購入しました
これからも永く大切に
着装していきたいです