桜エレガンス着物美人

写真による活動報告

第95回 東をどり

2019-05-27 21:48:41 | 活動報告
まだ5月なのに連日30℃超え!!

令和の世

日本の気候はどうなってしまうのでしょうか


『着物の衣替え』

ますます悩ましい問題です

令和元年5月25日

東京の最高気温が32℃と予想される中

新橋演舞場にて「新ばし芸者衆」による

『第95回 東をどり』へ行ってきました




30℃超えの暑さと言えど

着物は「単衣の附け下げ」を選びました

気温を考えたら間違え無く

「夏物」!?



新橋花柳会による『東をどり』観賞

その前に日本三大料亭の一つ

「新ばし 金田中」にて昼食







料亭とは

日本建築 / 室礼は工芸の品 / 日本画

活け花 / 陶磁器に漆の器 / 盛る料理

仲居 女将 亭主の着物姿

豪華絢爛だけでない精神性を含む美意識


やはり『着物の衣替え』を

激しく逸脱することは出来ませんでした

着物は「単衣の附下げ」にしましたが

長襦袢は「本麻」濃い灰色

白で無いところが夏の感じを抑えてます

帯は八寸名古屋帯 本綴れ

着物の柄が「波」

前帯柄は「水辺の葦」

後ろ帯柄は「白鷺」

色味と柄で涼やかさを演出したツモリです



「東をどり」は初めてでしたが

とても良い席を用意していただけて

芸者衆の踊りを間近で観ることが出来ました

「帯の結び方」や「着物の柄」を

じっくり観察することも出来ました

最後に舞台から芸者衆が投げる

「おひねり(手拭い)」をキャッチ出来て

とても楽しく刺激的な時間でした





幕間の休憩時間には

芸者衆によるお茶席があったり

芸者さんがホールに出て写真を撮ったり

楽しく美味しい時間でした






暑いさなか!

どうなることかと思いましたが

タクシーを利用して(安全&健康第一です)

なんとか直射日光に当たること無く

一日過ごすことが出来ました

これからは知恵をしぼって工夫して

それでも着物を楽しみたいなぁー










草履収納

2019-05-18 06:54:10 | すその着付教室紹介
別の記事で『小物収納』について紹介しましたが

今回の記事は草履の収納についての紹介です

『小物収納』でも書きましたが私は

基本!着物を着る時に必要な『物』に

「手間をかけずに取り出せる収納」

を心掛けています

わざわざ何かをどかさないと出せない!

踏み台を用意して!

1日 日光に当ててから!

などなど・・・

手間の無い収納です

『草履』は → → → 『下駄箱』です



サスガに上段には踏み台が必要ですが

頻度高く使用するものは下段にしています

草履は購入時の箱に入れて保管してます

湿気によるカビが発生しないように

使用後は

① 草履の裏を濡れ雑巾でしっかり拭く

② その他の汚れは草履の素材によっての処理

③ しっかり陰干し

④ 型を整えて箱に収納

「型を整える」為に

オリジナルの「草履キーパー」を使用してます



これは「足袋型靴下」

温泉旅館などに宿泊したときに

浴衣やタオルと一緒に用意されてた物です

作り方は簡単!

材料は2つ



「足袋型靴下」と「カモジ」

カモジはヘアーセットで使用するものです

他の物でも良いと思います

「カモジ」は形も量も自在に扱えるので

私は気に入っています



洋装の場合の「靴」と同様に

着物姿の「草履」は重要アイテムの1つです

TPOに相応しい物か?

着物とのコーディネート

そして何より

自身の足に合っているか?

着物姿でお出掛けする事を渋る人の

理由の1つに「疲れる」があります

「靴」同様に「草履」も自身に合っていない物は

疲れやすかったり

どこか痛くなったり

辛い目にあうことになります

現代の草履は「低反発素材」を使用した物など

進化しています

私は 従来からの「真綿入り」の物を愛用しています

鼻緒の調整も定期的におこなうようにしています

【鼻緒メンテナンスは2019/3の「着物で京都に行こう」の記事にて紹介しています】



草履選びは

着物を1日楽しむ為の重要な1つと考えています

そして その後の収納の仕方

使い続ける為のメンテナンス


着物や帯だけでなく

小物類にも注目して考えてみることを

オススメします








G.W. 平成から令和へ

2019-05-09 22:35:22 | 活動報告
平成から令和へ

10連休のゴールデンウィークが終了

天皇の退位 そして皇位の継承に伴い

元号が「令和」へ・・・

皆さま いかがお過ごしでしたか?



「令和」元年の5月1日は

生徒さんとランチに行きました




和牛『いちぼ』のステーキ!

美味しくいただきました

この日の装いは

令和元年皇位継承日を少し意識して




草木染 三度重ね染めの小紋に

草木染めの綴れ唐織の袋帯で

二重太鼓を締めました



他にも平成から令和を意識して

地元の神社巡りをしていました

平成最後は裾野市内の『須山浅間神社』

富士山世界遺産 構成資産に認定されています

御朱印の「平成」が金文字でした





「令和」最初は熱海へ行きました

『伊豆山神社』と『来宮神社』へ

樹齢二千年の御神木から

パワーをいただきました




この日はスニーカーにジーンズ姿!








そして『箱根神社』







とても良い天気でした

今年初の単衣の着物です

「山のホテル」で開催中の

「つつじしゃくなげフェア2019」にも寄りました






少しフライングして

「母の日」も兼ねてのお出掛け

「つつじ」は三分咲きでした

こちらもフライング!!


これから暑い季節がやってきますね

教科書通りの衣替えでは難しい場合もあると思います

フォーマルでない場面では

その日の気温や状況で判断する装いも必要かと思われます



単衣の着物です

着物カレンダーでは袷の着物の時期ですが

[単衣の着物&麻の長襦袢]の組合せを着用しています

帯は八寸名古屋帯 本綴れ織 「浜千鳥」

着物の反物は「下井紬」

一部 縦の糸を抜いているので

少し透けて縦縞のようにみえます

とても軽くてしなやかな着心地です

長襦袢は濃い色の本麻素材です

白では無いので透ける感じを押さえています


さまざまな工夫をして

少しでも快適に

これからの季節もたくさん

着物を楽しめるといいな!