アラフィフおひとりさまの現実

何てことのない日常を綴っております。

絶望の共感

2019-10-15 21:36:00 | ひとりごと
昨夕ニュースを見ていたら、今回の台風で被害にあって避難所にいるりんご農家の一家が取材を受けていました。

そこの娘さんが、

「命は助かったけど、家も仕事も失って明日からどう生きて行けばいいのかわからない」

と静かに涙を流す姿に、こちらも涙が溢れてしまいました。



夫が倒れて入院生活が長引いた上に、"もう2度と家で暮らすことは出来ない"と、担当医でもない先生から宣告された時を思い出したのです。

その頃家を出て私大に通っていた子供と何のサービスにも乗らない病気の夫、猫2匹を抱え、どうやったら生活を支えられるのだろうと眠れない夜を過ごしました。

あの時、私の心は絶望していました。


でも、なるようにしかならないのだから、どうにか皆んなが笑顔で暮らせるようにやるしかない!…何度も自分を奮い立たせては涙し、涙しては自分を奮い立たせていました。


被災された方々も本当にお辛いだろうと思います。それでも、どうか希望を見失わないで下さい。

元通りではないかもしれない…けれどいつかきっと生きてて良かったと笑える日が来るはずですから…。

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