いとこの死に動揺しています。
私よりも若いのに、くも膜下で突然亡くなってしまいました。
複雑な家庭に育った彼女は、孤高の人でした。家族との交わりは最小限に、自らの家庭を持つことは拒否し、ひたすら会社に尽くし働いていた印象です。
常日頃、会社がブラックだと聞いていました。それでも彼女が最後の力を振り絞り連絡を入れたのは、会社の同僚でした。仲間に恵まれていたからこそ、ブラック企業でも長年勤められたのではないかと思います。
彼女が両親のためには使わないと決め、爪に火をともすようにして貯めていた老後の資金。彼女が亡くなって、結局それは両親の生活費となることでしょう。
人生の皮肉を感じずにはいられません。