今日は久しぶりに工房の日記です
私が勤めている工房は、11月から名前が変わりました
その名も『木育工房(もくいくこうぼう)』です
木育ってあんまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、
木を通して、子ども達に自然の大切さを伝えたい!という想いが込められてます
私もこの工房のスタッフとして、たくさんの人に喜ばれる作品を作りたいと思っています
とはいえ、まだまだ修行中なので、わからないところは上司である森永先生に教えてもらってます。
森永先生は、私が通っていた訓練校の講師をされてた方で、プロの家具職人です
仕事が丁寧で、木工の知識も豊富な頼れる上司です
作品は数人で手分けして作る事もありますが、どちらかといえば個人に一任される場合が多いです。
最近私が作ったのは、『木の街セット』です
クリスマスプレゼントになる物を考えてと言われて作りました
私がよく作ってた『ミニミニおうち』を見た代表が
「家だけじゃなくて学校や病院もあったら面白いよね」と言われたので、そこから考えました
無垢(天然木)の木箱に、お家や教会、学校、マーケットなど20ピースをセットにして入れてます
並べるとこんな感じです
子ども達がこれで自分の街を作ってくれたら嬉しいです
この作品を作る中で大変だったのが、窓を塗る作業
下地の色を塗った材に、マスキングテープを貼って、その上からライトブルーで塗ってます。
一般的なマスキングテープは幅が15ミリあるので、それを3等分して5ミリのテープを作りました!
そのやり方がこちら↓↓ 『けびき』という道具を使いました。
元々は並行に墨付けする道具ですが、それをカッターみたいに使ったのです
これは素晴らしくナイスアイデアでした(発案者は工房のリーダーです)
こういうちょっとしたアイデアが作業時間の大幅短縮につながります!
手元にある物を工夫して使う事が、手作り工房には必要ですね