東京芸大の美術館で12/9まで、この間再放送を見た 「The Art of Gaman・尊厳の芸術展」 をやっている。
仙台、福島、広島、沖縄 どこよりも東京が近い・・・
「見に行って来たら?」 という、天の(テンの)声が聞こえたので、急きょ先週の休日の木曜日に日帰りという弾丸ツアーを行った。
広くてうらやましいなあ。
展覧会は、なんと無料でも
実際にさまざまな作品を見ると、本当に丁寧かつ細かい作業で、何より心がこもっている。
親切な歯医者さんは、感謝の杖を16本も贈られていた。
手前のそろばんは、16歳のショウヤ・サカザキさんが、課外授業で使うため作ったもの。
収容所では、17歳以下も子供が半数を占めていて、収容者が教師になって勉強を教えたのだそうだ。
この企画を考案したデルフィン・ヒラスナさんが,興味を持つきっかけになったものが、亡くなった両親の部屋でみつけた鳥のブローチだった。
鳥のブローチの隣に、種や貝殻で作られた花のブローチがあった。
何と貝殻は、地中を掘ってみつけたものだそうだ。
木の取っ手の絵に注目。
椅子、花器、小引出、木彫りの動物や鳥、日本人形、絵・・・
苦しい生活の中でも希望を失わなかった人たち。
左半分にすてきな水彩画が。
ああ、行ってよかった。
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東京までバスで5時間余り。
今朝、崩落事故が起こった中央道を通って行った。
天井が落ちて来るなんて