gooブログ、リニューアル!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

昭和の常識…令和で非常識!?連絡網「何それ?」家庭訪問「わかんない」…学校の常識なぜ変わ…

2024-03-02 20:18:18 | ニュース
昭和の常識…令和で非常識!? 連絡網「何それ?」家庭訪問「わかんない」…学校の常識なぜ変わった!?
2024/03/02 06:00
昭和の常識…令和で非常識!? 連絡網「何それ?」家庭訪問「わかんない」…学校の常識なぜ変わった!?

(BSS山陰放送)
今ではあり得ない「昭和の常識」も数々あります。教育の現場でも、いつの間にかかつての常識は様変わりしていました。
かつての学校の「常識」、けっこう、変わっているんです。

児童
Q:連絡網って知ってる?
「何それ?」「連絡"棒"?連絡の"棒"?」「モウ?牛?」
Q:家庭訪問って知ってる?
「わかんない」「わかんない」
かつては当たり前だった「連絡網」に「家庭訪問」。今の小学生はほとんど知らない様子です。

鳥取県境港市内の小学校を訪れてみると。
上道小学校 中村将人 校長
「電話番号だとかは個人で管理していただいて、他の方に知られることがないようにという観点で連絡網は無くしている」
クラスの児童の電話番号などが書かれた連絡網。学校からの大事な連絡を保護者間で伝えてほしい時に活用されていましたが、多くの個人情報を含み、スマートフォンの普及もあって市内9つのすべての小中学校で姿を消しました。
  
今では、学校からの保護者への緊急連絡は一斉メールに。
保護者間での情報共有はLINEなどに変わっています。
そして…
上道小学校 中村将人 校長
「今は家庭訪問という名前ではなくて家庭確認で。もし何か緊急のことが起こった時には家庭に訪問させていただく。その前の家庭の位置をきちんと確認させていただく」
家庭訪問ならぬ家の住所のみを確認する「家庭確認」です。

そのワケは教員の働き方改革。
この学校では1〜2日業務を短縮でき、さらには「休みを取る」という働く親の負担軽減にもつながるということで市内6つのすべての小学校で「家庭確認」に変わっています。

ところで…
上道小学校 中村将人 校長
「コロナ禍では調子の悪い人は休んでくださいという対応だったので、今までのコロナ禍が休みやすかった、休んでいただいていたという影響が残っているのかなと思います」
昨年度の鳥取県内の小学校の不登校の児童数はコロナ禍前に比べ2倍以上に増加していて、解決の手段の1つとして今でも家庭訪問を実施するケースもあるといいます。

上道小学校 中村将人 校長
「やはり保護者の方と連携をしてとか、親密な関係が解決につながる一歩でもあると思うので、関係性を作っておくことはすごく大切なことだと思う」
他にも、網に入った石鹸は衛生面の観点からハンドソープへ。
理科の実験で使ったアルコールランプは安全性の観点からガスコンロへと変化しています。

昭和には当たり前だった学校の常識も時代とともに変化を続けているようです。


福岡県みやま市の小学校で、給食を喉に詰まらせた小学1年生の男児が亡くなる事故が発生

2024-03-02 10:38:07 | ニュース
 子どもの命を守るために、今何ができるのか?

 食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。

 2024年2月26日に福岡県みやま市の小学校で、給食を喉に詰まらせた小学1年生の男児が亡くなる事故が発生しました。原因はみそおでんに入っていた「うずらの卵」とみられています。ニュースを受けて、多くの人が胸を痛めていることと思います。

 私も小学生を育てる親として、一人の人間として、非常に大きなショックを受け、食育について情報発信する立場としても、やるせない思いでいっぱいになりました。そして亡くなられたお子様のご遺族に心からお悔やみ申し上げるとともに、何か少しでもできることはないかと考えました。

 今回の事故に関しては、食品による窒息事故を防止するために厚生労働省や医療機関などがわかりやすい情報発信を行っていますし、教育機関でもさまざまな対策が取られています。

 そこで私は、給食のみならず普段の食事の際に気をつけるべき視点を整理しながら(専門家アドバイスを端的に整理し、忙しい方々でも目を通していただきやすい文章にまとめました)、リアルに子どもを育てている親として、もう少し視点を広げて子どもと再確認したい、意外と見落としがちな点を整理してみようと思います。

◆食品による窒息死事故は、幼児だけではない


小1男児の窒息死に衝撃広がる。親として再確認しておきたい“3つのこと”© 女子SPA!
 最後まで食べなさい、嫌いなものも無理して食べなさいというしつけは、度が過ぎると子どもの心身に支障が出る可能性があります。

 スポーツも根性論の時代は終わっています。食事において「食べられない」と言いやすい空気作りや子どもが言ってみる経験をさせておくと、不慮の事故を防ぐことにつながる他、食事による劣等感や消極性の醸成も軽減できます。

◆2.食べたことのない、慣れない食材やメニューは慎重に
 給食や外食時において、初めての料理や食材に出会うことがあります。

 その場合は、アレルギー問題や事故を防ぐためにも、子どもが食べる前に周囲に質問・確認するという行為ができるようにしておきましょう。

◆3.口から出す、吐き出す練習や経験は必要な場合も


小1男児の窒息死に衝撃広がる。親として再確認しておきたい“3つのこと”© 女子SPA!
 異物や危険を察知した場合に、意外とやったことのないのが、「口から出す」という対処法。

 本能だからできるはず、という思い込みは禁物です。

 口から出すのは汚い、悪いことだと決めつけることなく、子どもが違和感を察知したら、迷わず吐き出すという練習をしてみることも時として重要です。

 私たちはどこかで「出される食事は受け入れるのが正義」という固定観念にとらわれて生きている時があります。これは社会性や協調性を育む要因にもなりますが、時として個人を傷つけてしまうきっかけにもなると、多くの子ども達の様子や悲しいニュースを目にして実感してきました。

 そこで私は我が子と一緒に“食事の避難訓練”というコンセプトで、子どもが食に対する危機意識や判断力を高める練習をしています。
株式会社Maneql月額2,980円から(30日間無料)PR

 無理なく、楽しみながら、でも真剣に、というのが重要です。これからはますます命や人権が尊重され、食事の安全・安心が重視される時代です。そして親子の心のケアも軽視してはなりません。

 悲しい事故が起こらないよう、今一度家庭で食に関する話し合いや確認をしてみることは、決して無駄にはならないはずです。

<文/食文化研究家 スギアカツキ>

【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12


薬品廃棄で肺の病気に

2024-03-02 00:01:52 | ニュース
薬品廃棄で肺の病気に 旭川医科大学に1億5000万円余の賠償命令
2024年3月1日 20時51分 事故
北海道旭川市の旭川医科大学で15年前、指導教官の指示で薬品を廃棄した際に有毒ガスを吸い重い肺の病気になったとして、当時の医学生が損害賠償を求めた裁判で、裁判所は「安全確保に必要な措置を怠った」などとして大学に1億5000万円余りの支払いを命じました。

原告で医師の水元克俊さん(44)は、旭川医科大学医学部の学生だった2009年、指導教官の指示で薬品を廃棄しようとした際に廃棄用の容器が爆発する事故にあいました。

水元さんは、発生した有毒ガスを吸った結果、日常生活に支障が出るほどの重い肺の病気になったとして当時の指導教官と大学におよそ3億円の損害賠償を求めていました。

1日の判決で、旭川地方裁判所の上村善一郎裁判長は、事故の数週間後からせきの症状が出て病状が進行したことなどから、有毒ガスの吸引が病気の原因になったと認定しました。

そのうえで、指導教官らが安全確保に必要な措置を怠っていたなどとして、大学に対し1億5000万円余りの賠償を命じました。

一方で、指導教官については、公務員に当たるため職務についての民事上の賠償責任は負わないとして、原告の訴えを退けました。

旭川医科大学は「判決内容を検討し、対応を考える」とコメントしています。