明治期より北海道経済の中心都市・港湾都市として発展した「小樽」。運河や倉庫、銀行などの歴史的建造物が多く残る歴史溢れる街。ニシン漁で栄えた当時の漁場建築も見られます。また、すし、スイーツ、ガラス製品等のグルメ、ショッピング等でも人気の魅力的な街です。
今日は札幌転居以来3度目の小樽への観光小旅行です。過去2回(1回目・2回目)では未訪問の「小樽・祝津エリア」が主目的です。鰊御殿等の歴史的な漁師町としての諸施設に関心大です。「おたる水族館」のペンギン散歩等も楽しみです。交通手段は前回に続いて往路にバスを利用し近くのバス停「円山第一鳥居」から高速バスで出発し50分ほどでJR小樽駅前へ到着。バスターミナルから路線バスに乗り換え「祝津」方面に向かいます。
今日は札幌転居以来3度目の小樽への観光小旅行です。過去2回(1回目・2回目)では未訪問の「小樽・祝津エリア」が主目的です。鰊御殿等の歴史的な漁師町としての諸施設に関心大です。「おたる水族館」のペンギン散歩等も楽しみです。交通手段は前回に続いて往路にバスを利用し近くのバス停「円山第一鳥居」から高速バスで出発し50分ほどでJR小樽駅前へ到着。バスターミナルから路線バスに乗り換え「祝津」方面に向かいます。
JR小樽駅前のバスターミナル。
【にしん御殿 小樽貴賓館(旧青山別邸)】
まずは国登録有形文化財である「小樽 貴賓館(旧青山別邸)」へ。こちら正面玄関。
旧青山別邸。ニシン漁で巨万の富を築いた青山家の2代目政吉が娘、政恵と共に大正時代に6年半の歳月をかけて建てた別荘。“総工費は現在の価格に換算すると約30億円と言われるほどの大豪邸で棟梁がこだわりぬいて集めたヒノキ、けやき、紫檀、黒檀、神代杉、屋久杉などの建築材、春慶塗の廊下や柱、たも材の階段など生活空間に贅が尽くされているとか”。「贅を尽くして」という言葉はこのためにあるかのような建物です。襖絵・掛け軸はじめとする美術品・工芸品も見事です。
こちらは貴賓館1Fホールの北海道ゆかりの日本画家による豪華な天井画の競演。美術品保護等のため写真撮影はここまで。
唯一撮影可能な枯山水の庭。パワースポットとか。
赤松の木が龍に見えるそうです。
【鰊番屋群】
【鰊番屋群】
「小樽 貴賓館(旧青山別邸)」から「おたる水族館」、「小樽市鰊御殿」へ歩く道にはニシン漁で栄えた当時の繁栄を偲ばせるニシン漁場建築(鰊番屋、網元の居住兼漁業施設)があります。
こちらは「旧茨木家中出張番屋」。三大網元と言われる青山家、茨木家、白鳥家に関する建物の一つ。明治期に建てられ100年以上経過している建物とか。内部の公開は4月29日(祝)からの予定でした。
こちらも三大網元のひとつ「旧白鳥家番屋」。以前は郷土料理店として活用されていたのが閉店したとかで現在は公開されていないようです。
「小樽市鰊御殿」の建つ高台の手前に建つ「旧近江家番屋」。
【小樽市鰊御殿】
こちらは「旧茨木家中出張番屋」。三大網元と言われる青山家、茨木家、白鳥家に関する建物の一つ。明治期に建てられ100年以上経過している建物とか。内部の公開は4月29日(祝)からの予定でした。
こちらも三大網元のひとつ「旧白鳥家番屋」。以前は郷土料理店として活用されていたのが閉店したとかで現在は公開されていないようです。
「小樽市鰊御殿」の建つ高台の手前に建つ「旧近江家番屋」。
【小樽市鰊御殿】
「小樽市鰊御殿」は1897年(明治30年)に西積丹の古宇郡泊村に建てられたもので1958年(昭和33年)に現在地に移築。1960年(昭和35年)に北海道の民家では初めて「北海道有形文化財鰊漁場建築」として文化財に指定されたとか。
館内には番屋で暮らした人々の生活用具や写真などが展示され4月3日(土)より今季の営業開始。
にしん漁やにしん加工に使われた道具などの展示。
今年から新たに展示された明治後期の祝津の漁場実測図だとか。このエリア全体が広くニシン漁場だったのが判ります。
【おたる水族館】
「おたる水族館」は大自然に囲まれ常時約250種以上の動物や魚の生態を間近で感じることができる水族館。小さな子供連れの家族など多くの来園者がいました。
「オタリア・イルカショー」。
「アザラシショー 」。
「トドショー」。
「ペンギンの海まで遠足」。フンボルトペンギンが飼育スペースから外へ出て自然の海を仕切ったプールで泳ぎ再び飼育スペースに戻ります。
遠足するペンギンはその日で自由参加とか。今日は4羽の参加でした。自由な園です。
こちらは目を惹いた特撮テレビドラマ「ウルトラシリーズ」に登場した 「ガラモン/ピグモン」に顔が似た「フサギンポ」。
【祝津パノラマ展望台】
こちらは目を惹いた特撮テレビドラマ「ウルトラシリーズ」に登場した 「ガラモン/ピグモン」に顔が似た「フサギンポ」。
【祝津パノラマ展望台】
最後は「祝津パノラマ展望台」へ。「おたる水族館」から勾配のある坂道を歩いていきます。
約10分で展望台に到着。東方面に広がるのは石狩湾の絶景。岬の手前に見えるのが「おたる水族館」の屋外施設「海獣公園」。その上に見えるのが「小樽市鰊御殿」と「日和山燈台」。
西方面に見える人が立ち入り難い荒涼とした崖。
南方面を眺めると祝津の街並みが見えます。「漁村のまち」という雰囲気です。以上で観光関係の(その3の1)は終了。食べ物編の(その3の2)に続きます。
【にしん御殿 小樽貴賓館(旧青山別邸)】
小樽市祝津3丁目63 電話0134-24-0024
営業時間 [旧青山別邸]4月~10月 9:00~17:00/11月~3月 9:00~16:00
定休日 1/1~1/7
http://www.otaru-kihinkan.jp/
【小樽市鰊御殿】
小樽市祝津3丁目228番地 電話 0134-22-1038
営業時間 9:00~17:00(4月3日~11月23日)(10月16日からは午後4時閉館)
定休日 開館期間中は無休(冬季休業)
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020100900596/
小樽市祝津3丁目228番地 電話 0134-22-1038
営業時間 9:00~17:00(4月3日~11月23日)(10月16日からは午後4時閉館)
定休日 開館期間中は無休(冬季休業)
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020100900596/
【おたる水族館】
小樽市祝津3丁目303番地 0134-33-1400 電話 0134ー33-1400
営業時間
通常営業 | 2021年3月20日(土・祝)~2021年11月23日(火・祝) |
夜間延長 | 2021年7月17日(土)~2021年8月1日(日)の土、日曜日 2021年9月11日(土)~2021年9月26日(日)の土、日曜日 |
冬期営業 | 2021年12月11日(土)~2022年2月23日(水・祝) |
休館日 | 2021年11月24日(水)~2021年12月10日(金) 2021年3月1日(月)~2021年3月19日(金) |
【祝津パノラマ展望台】
小樽市祝津3丁目
電話:0134-32-4111(小樽市の観光振興室)
電話:0134-32-4111(小樽市の観光振興室)
(2021.4.7訪問)