シンガポールのチャイナタウンで1989年創業の小龍包と餃子の専門店「京華(ジンホア)」。在留邦人には「チンホア」と呼ばれ大人気の店です。その日本進出第1号店として2014年にオープンした「京華小吃銀座店」。「チンホア」らしいスープたぷたぷの小龍包が楽しめます。
本日午前中から午後にかけて娘の結婚式及び同披露宴が無事終了しました。このご時世ですので色々葛藤もあったようですがご参列の皆様に感謝申し上げてお開きです。皆様ありがとうございました。その後も何かしらの行事がありホテルに戻って暫く休憩の後夕食です。店はホテル近くの 「京華小吃 (ジンホア)銀座店」 です。シンガポール在留中もその後の家族旅行時も頻繁に訪れた馴染み店の日本進出第1号店です。今回初訪問です。場所は地下鉄「東銀座駅」近くの「三原小路」 にあります(地図)。
2014年にオープンした 「京華小吃 (ジンホア)銀座店」 。店舗の横壁に大きく書かれているのはマーライオンほかシンガポール風景。
「京華小吃 (ジンホア)銀座店」の店頭。
メニュー看板。シンガポールの店は「小龍包」、「三鮮焼き餃子」、「三鮮水餃子」が基本メニューですがこの看板を見る限り「銀座店」も同様のようです。ただ店に入ってメニューを見るとその他の料理も盛りだくさんでした。銀座ではシンガポールのようにはいかないようです。
店内です。シンプルな内装ですがシンガポールの店はもっと簡素です。右奥のご夫婦は何となく中華系のシンガポーリアンのようでした。
奥の一角。こちら日本人のシンガポール💛女子のご一行。
店内から厨房の調理の様子が拝見できます。
お馴染み「タイガービール」の小瓶。おつまみはチリではなく豆でした。
シンガポール店と同様の薬味の刻みしょうがと黒酢。小龍包や餃子のお伴です。
お待ちかねの「小龍包」。4個税込み640円ですが東京都の指導で2人用に小分けして提供されます。
“小龍包は新鮮な野菜と豚肉というシンプルな具材。そして、極限まで薄くのばした皮の絶妙なバランスと味のアクセントとなる調味料の配合。歳月をかけて追求して辿り着いたジンホアの小籠包は、30年もの月日が過ぎた今でも、お店一番の人気メニューです。”
味が落ちていたらと心配したのですが杞憂でした。スープたぷたぷです。そしてスープとともに小龍包を口中に投じると中身の肉がスルりとトロけて無くなるような触感は「チンホア」そのものです。台湾の三大小龍包も本店で食べましたが個人的には小龍包の標準は「チンホア」です。ただシンガポールの店より皮が少し厚めのようでした。その分スープがこぼれ難いので良しとします。
「三鮮焼き餃子」。8個同840円ですがこちらも小分けです。
“三鮮焼き餃子は、ジンホアで最も昔から愛され続けているメニューです。閉じずにくるっと巻かれた厚めの皮はパリっと香ばしく焼き上げられ、口に入るとじゅわっと肉汁が溢れ出します。”
焼き餃子も外形も中身も「チンホア」でした。良かったです。
外形的にも味的にも少し違ったのが「三鮮水餃子」。6個同660円。シンガポール店では変な店の出来の悪い小龍包よりも肉汁が出てくるのですがそうはいきませんでした。少し残念です。
気を取り直して「小龍包」を追加注文。店のメニューではカレー味やみそ味などの変わり種もあるのですがやはりここはプレーンでしょう。たぷたぷスープにスルりとトロける具肉が心地よく満足しました。昼が重めでしたのでこれで会計です。ご馳走様でした。
店のウェブサイトよりお借りした「チンホアの親父さん(と呼んでいたハンさん)」。懐かしいです。店ではしかめっ面で無愛想ですが馴染みになりました。帰国後も旅行時に訪問すると覚えていてくれて都度デザートの餡子クレープをサービスしてくれました。娘達も好物でした。良い思い出です。今は引退されたようですがシンガポール旅行に行ける日が来れば再訪したいものです。
久しぶりの「チンホア」の小龍包と餃子でした。水餃子は少し残念でしたが肝心の小龍包の懐かしい味わいの基本が保たれていて安心しました。堪能させていただきました。早くシンガポールのチャイナタウン・ニールロードの店でも食べたいものです。ありがとうございました。
「京華小吃 (ジンホア)銀座店」
東京都中央区銀座5-9-6 03-6274-6406
営業時間 1月21日(金)~2月13日(日)までの間、新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に伴い、営業時間を以下の通り変更致します。
平日 ランチ11:00~15:00 ディナー17:00~21:00
土日祝 11:00~21:00
平日 ランチ11:00~15:00 ディナー17:00~21:00
土日祝 11:00~21:00
【備忘録:「つきじ治作」】
「つきじ治作」の外観。元岩崎家の別邸とか。
入口付近。
控室から見た中庭。
控室から見た景色。
披露宴会場。
時節柄式次第は新郎挨拶→ノーアルコールドリンクで乾杯→食事→友人代表(1名)挨拶→ビデオ上映→両家代表挨拶のみ。テーブルを廻っての挨拶もなく「つきじ治作」の料理を楽しむのがメインのおもてなしでした。こちら前菜の「手毬鮨すし五種盛り付け」と箸付けの「胡麻道明寺二色流し」。
吸い物「鱈場蟹しんじょ」。
造里「寒鰤・本鮪・甘海老」。
煮物「海老芋旨煮・鰊柔煮ほか」。
焼き物「鰆西京焼きほか」。
強肴「黒毛和牛霜降り肉しゃぶしゃぶほか」。
食事「真鯛の炊き込みご飯」ほか。
水菓子「クレームブリュレ・せとか生しぼりジュース」。
(2022.1.23訪問)