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札幌・円山生活日記

「お多幸(おたこう) 銀座八丁目店 」

大正12年(1923年)の創業以来100年近く関東風おでんの味を守りつづけてきた「お多幸(おたこう)銀座八丁目店 」。銀座並木通り八丁目の3階建ての店です。出汁のしみた濃い色の老舗の味を求めて早い時間から客で一杯です。

東京二日目の夕食は「お多幸(おたこう)銀座八丁目店」です。 ここの関東風おでん、特に出汁の黒くしみた大根が大好きでこの店や新宿店を良く訪問したものです。今回の宿泊ホテルが徒歩圏にあるので久しぶりの楽しみにと夕食に出かけてきました。事前に予約をしようと店に電話をすると2人では受けず(4人からとか)入店順に案内しているということで早めに出かけました。場所は新橋近くの銀座並木通り八丁目です(地図)。

「お多幸(おたこう) 銀座八丁目店 」の店頭。「おでん」の赤提灯が良い味を出しています。


1階の店内。カウンター席とテーブル席。写真は会計時に撮影したもので入店時は希望のカウンター席は一杯でした。2階席に案内されました。

2階の店内。2人用のテーブル席と4人用の席。更に3階には堀りごたつ式の座敷席があるようです。この店は夕方16時から営業開始ですが「土曜の銀座でそんなに混まないだろう」と17時30分頃入店でも十分早めだと思ったのが甘かったようです。大変な人気です。


おでん他のメニュー。
その他の料理のメニューです。
「おすすめ品」。「真だら白子ポン酢」や「若さぎフライ」などの好物もありますが北海道から来てここで食べなくても良いかと注文は控えました。

そこで先ずは「たこぬた」650円(税込み、以下同じ)。

「おでん」。大根、豆腐、 ごぼう巻(各330円)、こんにゃく、焼ちくわ(各230円)。
好物の大根。よ~く出汁がしみています。以前カウンター席で食べていた時に「○○と大根」、「△△と大根」、「☓☓と大根」と注文して食べていたら「よほど大根が好きなのですね!」と大根をサービスしてくれました。相変わらず美味しい大根です。

生ビール(700円)で始めて山形県純米酒(300㎖)「初孫」1,330円。
「栃尾揚げ焼」650円。新潟県・栃尾の名物「栃尾あぶらげ」を焼いたのも。通常の油揚げの約3倍のふわふわ油揚げがカリっと焼かれています。
昆布巻き(270円)、じゃがいも(430円)、はんぺん(530円)に大根。 はんぺんが高めなので何か具材が入っているかと思ったのですがプレーンでした。大きなトロトロはんぺんだったので特製品なのでしょう。

広島の地酒「亀齢(きれい)」。200㎖で980円。

「亀齢」のご案内。


「おでん屋のコロッケ」680円。ジャガイモとろとろのかなり良く出来たコロッケでした。

最後に玉子(230円)、さつま揚げ(330円)、厚揚げ、ちくわぶ(各270円)。そして大根です。大変結構でした。
 

店を出た並木通りにはスーパーカーの「カウンタック」が止まっていました。どんな人がこの時間にカウンタックで銀座並木通りに来るのでしょうか?興味深いところでした。

「銀座並木通り」を歩いてホテルに戻りました。

久しぶりに「お多幸(おたこう) 」の関東風おでんを楽しみました。特に出汁が濃くしみた大根はやはり美味しかったです。おでんにしては価格が少し高めですが銀座並木通りですのでこんなものでしょう。多くの人にとっても寒い冬に温かいおでんが100年近い歴史を有する老舗店で楽しめるのが人気だと思います。ご馳走様でした。

「お多幸(おたこう) 銀座八丁目店 」
東京都中央区銀座8-6-19 銀座並木通り八丁目
03-3571-0751(予約は4名より可)
営業時間 平日 16:00~21:00/土・祝 16:00~21:00 
*1/21~2/13の間時短営業(午後9時閉店)、お酒の提供は午後8時まで
休日 日曜日/年末年始(12月30日~1月4日)/ゴールデンウィーク(5月)/海の日・山の日/お盆(日曜を含め3日間)
(2022.1.22訪問)

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