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札幌・円山生活日記

小樽軟石の歴史的建造物の店でチーズフォンデュ!~「ワイン&カフェレストラン 小樽バイン」~

明治期より北海道経済の中心都市・港湾都市として発展した「小樽」。運河や倉庫、銀行などの歴史的建造物が多く残る歴史溢れる街です。その小樽で歴史的建造物を使用した趣ある空間で地元食材を使った料理と道産ワインを楽しめる「ワイン&カフェレストラン 小樽バイン 」。パンの器の中に小樽ワインでのばした道産チーズがたっぷりの「バインチーズフォンデュ」が人気です。

今日は「小樽雪あかりの路」見物に小樽にやってきました。午後から自宅近くのバス停「円山第一鳥居」から高速バスに乗り小樽駅前まで50分ほどです。「小樽雪あかりの路」(2月11日~18日)の点灯時刻は午後5時なのでそれまで各会場の準備状況などを観つつ街を散策した後に小休止と温まりにガイドブック等で有名な「ワイン&カフェレストラン 小樽バイン」にやってきました。これまで「積丹半島への日帰りバスツアー」の際を含め小樽へ来た際に同店のワインショップには入ったことはあったのですがカフェレストラン利用は初めてです。ランチやディナーは観光客で席が埋まるようですがカフェタイムは比較的空いているらしく簡単に予約が取れました(ただし利用は17時までと言われました)。店の場所は「日本銀行旧小樽支店/金融資料館」の斜め前にある小樽市歴史的建造物「旧北海道銀行本店」を利用した店舗です(地図)。 


「小樽雪あかりの路」公式パンフレット表紙。
‟北海道小樽市の冬の風物詩「小樽雪あかりの路(みち)」が11日、小樽運河などで開幕し、雪の街をロウソクの光がやさしく包んだ。今年で25回目。コロナ禍の影響で3年ぶりの通常開催となった。
 今年は運河完成から100年を迎えるため、運河会場を旧北海製罐(せいかん)第3倉庫のある北運河エリアまで延伸。浅草橋付近では約200個の浮き玉キャンドルが水面を照らした。(読売新聞より)”➡詳細は別途。

小樽「北のウォール街」の「日銀通」に南向きに面する「旧北海道銀行本店」。
「旧北海道銀行本店」は戦前小樽に本拠を置いていた「北海道銀行(現在ある同名の銀行とは異なる)」の本店として1912年(明治45)に竣工。ほぼ同時期に完成した「日本銀行旧小樽支店」を手掛けた長野宇平治氏による設計。小樽市の歴史的建造物に指定されています。

「ワイン&カフェレストラン 小樽バイン」のエントランス。丁度横殴りの雪でした。
階段を上がり扉を開けたところのディスプレイ。北海道産食材を積極的に使い拘り(自慢)の料理を提供している道内のレストランや宿泊施設で北海道から認定された「北のめぐみ愛食レストラン」の一つです。
 
店内に入ったところ。店は歴史的な石造建造物の雰囲気を活かした内装で木が多く使われています。小樽軟石むき出しの壁も趣を出しています。
‟2名様席中心のテーブル席を多数ご用意しております。デートや記念日・お祝いごとのご利用に最適です。もちろん普段使いやご家族様も大歓迎です♪”とか。
「おすすめ道産グラスワイン」。
店では工場直送の樽出し生ワインが自慢で多くの道産ワインと地物食材を使用したメニューを用意しています。


「日銀通」に面し「日本銀行旧小樽支店」が望める窓際の席は予約客限定と表示がありました。小樽軟石にも囲まれていますので人気の席なのでしょう。


メニューの【小樽バイン】とは?【BANK】【BUS】【WINE】の造語だったようです。
メニュー最初のページにも「おすすめ道産グラスワイン」。心が動きます。
カフェタイムのメニュー。つまみ類が中心ですが目的のチーズフォンデュはありました。
自家製ケーキ類。
ワインは北海道産のみで泡・白・赤で合計31種類ありました。

「ホットワイン(赤)」税込み560円。「おすすめ道産グラスワイン」や「飲み比べセット」などに心が動いたのですがこれから雪の中を歩くこともあるのでこちらを注文。温まります。


「バインフォンデュ(2人前)」(同1,810円)です。こんな状態で登場します。

パンの蓋を開けるとくり抜かれたパンの中にとろとろチーズが入っています。
‟パンの器の中に小樽ワインの白を使用して、のばしたチーズがたっぷり!チーズの旨味が染みたパンもおいしくてボリュームも満点です!”

チーズを絡めて食べます。美味しいです。ただボリュームも満点です!”は言い過ぎかも野菜4種(じゃがいも、ブロッコリー、人参、蓮根)と小さなソーセージ2種なので軽食やつまみとしては適量です。もちろん器のパンもいただきます。

「ケーキセット」(かぼちゃのチ-ズケーキ&カプチーノ)(同700円)と「自家製ケーキ(ティラミス)」同470円。
「ケーキセット」のドリンク「カプチーノ」。
同じく「かぼちゃのチ-ズケーキ」。
かぼちゃのほのかな甘みとしっとりチーズ味の素朴な味わいです。

「ティラミス」。
こちらも甘さ控えめですが味わいはしっかりティラミスです。ただスイーツ自慢のカフェのようにはいきません。チーズフォンデュ等をつまみにワインを飲むのが正しい店の使い方なのでしょう。小樽に宿泊やバスに乗って帰るだけ等で次の予定の無い時にそんな使い方をすることにします。

食後は併設されたワインショップを拝見。店では北海道産のワインにこだわり《おたるワイン》で有名な「北海道ワイン株式会社」のワインを中心に100種類以上のワインを揃えているそうです。
やはりワインを見ていると飲みたくなります。目の毒なので早々に退散です。

そろそろ時間も宜しいようなので「小樽雪あかりの路」見物に向かうことにします。ご馳走さまでした。

「ワイン&カフェレストラン 小樽バイン」
所在地;小樽市色内1-8-6
電話番号;0134-24-2800/FAX番号0134-23-3046
営業時間;カフェ 11:30~20:00
(ラストオーダー:フード19:00/ドリンク19:30)
ショップ 11:00~20:00
※季節により営業時間の変動がございます
※カフェのみ水曜日定休
(2023.2.14訪問)


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