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札幌・円山生活日記

「美唄焼きとり たつみ 」

美唄やきとりの有名店「美唄焼きとり たつみ」。炭鉱で栄えた街のソウルフード美唄焼きとりを求めて地元客で一杯です。ランチタイムには鶏を丸ごとあますことなく味わえる鶏づくしセットが楽しめます。

安田侃彫刻美術館“アルテピアッツァ美唄”」訪問後のランチに「美唄焼きとり たつみ」です。「美唄に来たからには“美唄やきとり”だろう!」とランチ営業しているこの店にやってきました。場所は「JR美唄駅」から「昭和通り」に向かい「美唄市立病院」や「空知神社」方向へ少し歩いたところ、「安田侃彫刻美術館“アルテピアッツァ美唄”」訪問前後の場合は市民バス東線の「市立病院」バス停下車が便利でした(地図)。

「美唄焼きとり たつみ」の店頭。

入ったすぐのところにはカウンター席があります。写真は退店時の13時30分過ぎですので席が空いていますが入店時の12時40分頃にはカウンター席も一杯でした。正面奥がレジでその右奥が焼きとりの焼き場です。

焼き場ではテイクアウト用も含め大量の串が焼かれ炭火焼きの香ばしいにおいを店内に漂わせています。

カウンター席上には有名人の写真が飾られており安倍元総理の写真もありました。

カウンター席以外には多くのテーブル席(こちらには「びばいやきとりは最高の発掘だぜ」のポスターが飾られています)に・・。
こちらの掘り炬燵式の小上がり席に更に店内奥にも小上がり席がありました。JR駅周辺でも彫刻美術館でもあまり人は見かけなかったのですがこの店には「どこからこんなに人が集まってきたのだろう?」と思う位に客で一杯でした。美唄焼きとりを愛する地元民などで大人気のようです。

メニューを拝見。ランチタイムは4種類のセットのみのようです。毎日10食限定のDセットは完売とのことでしたので「Aセット」と「Bセット」を各1注文しました。

A/Bセットとも焼きとりは「もつ」と「精肉」のいずれかから2本を選びます。 こちら「もつ串」。
“「モツ串」は頭に肉、真中に内蔵(きんかん、肝臓、ハツ、砂肝、玉道 等)で根元に皮を刺し、各部位の間に玉葱をはさめたものを秘伝の味付でじっくり備長炭で焼き上げたものです”。
味付けは塩などシンプルですが炭火焼の香ばしさが格別です。それぞれの内臓ものは食感が少しずつ違い「これは何だろう?」と楽しみながら食べられます。個人的には“玉道”が好みでした。

「精肉串」。
“たつみの焼とりに使われる鶏肉は柔らかくて脂がのっています。鶏のムネ肉を備長炭で丹念に焼き上げた精肉串は美唄産の新鮮な玉葱を使用しています。一度食べたら止められない、ふるさとの味わいをどうぞ一度ご賞味下さい。”
ムネ肉は肉質がしっかりしていて噛みしめ感があります。妻はこちらが好みのようでしたが私は断然「もつ串」を推します。つい「お持ち帰り」用に追加注文してしまいました(1本110円)。

「Bセット」の「たつみ定食」税込み850円。「焼きとり」に「そば」、「とり飯」、「冷奴」、「お漬物」のセットです。「そば」は「かしわ」「月見」「天ぷら」から選ぶことができ「天ぷら」。野菜のかき揚げです。「とり飯」は玉ねぎたっぷりの甘みと牛蒡の風味が出て良い味です。
 
「Aセット」の「そば定食」同750円は「とり飯」の代わりに「おにぎり」(梅・カツオ・鮭)がつきます。「そば」は「かしわ」を選択。

「そば」の「かしわ」は色々な部位の切り落とし・ぶつ切のようで微妙に味わが違い楽しいです。濃いめのツユと良く合う感じです。
「そば」自体は田舎風のちょっと太めのそばが特徴だそうですが、まあ普通の美味しさです。全体的に仲々満腹感のあるランチセットで何と言っても印象的なのは「美唄焼きとり」でした。会計で「お持ち帰り」用「モツ串」を受け取り満足感で退店しました。


冷凍品の販売もありました。帰宅して検索オンラインでも購入できるようでした。


帰便の「特急ライラック」の時間まで少し余裕があるので立派な「空知神社」を参拝しました。
最近では珍しい「二宮金次郎像」が境内に置かれていました。

その後、幹線道路を渡って「JR美唄駅」に向かいました。この幹線道路が左右とも「やけに真っすぐ延びているな!?」と思っていると・・。
駅前の案内MAPを見ていたところ・・。
「直線道路日本一」だったのですね。すぐに写真を撮りに引き返しました(上掲写真です)。

「JR美唄駅」から「特急ライラック」で帰路につきました。

炭鉱で栄えた美唄のソウルフードをいただきました。店のウェブサイトによると、明治の開拓時代、人々は国から各家庭に支給されたニワトリのつがいを大切に育て増やし、特別な時にごちそうとして内臓まで全てを食べたとか。それが美唄焼きとりのルーツだそうです。そんな歴史を感じるモツ串を大変気に入りました。多くの客で人気なのも納得です。機会があれば美唄焼きとりで一杯も楽しみたいものです。ご馳走様でした。

「やき鳥 たつみ」
〒072-0024 北海道美唄市西1条南1丁目1-15 TEL(0126)-63-4589 
営業時間 11:00~21:00 [ランチタイム] 11:00~14:30
定休日:毎週火曜日(但し、祝祭日は営業)
http://www.bibai.net/tatsumi/
E-mail( yakitori-tatsumi@pipalnet.jp )
(2021.10.6訪問)

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