“とくとく健診”とは「札幌市国民健康保険特定健診」の愛称。2008年4月より導入され「特定健診」「メタボ健診」などの名称で呼ばれることが多い保険制度です(正式には「特定健康診査・特定保健指導」)。腹囲の測定等の健診結果に基づきメタボリックシンドロームのリスクに応じて保健指導レベルが決定され「特定保健指導」が行われます。
昨年に続いて「札幌市国民健康保険特定健診」(愛称“とくとく健診”)を受けてきました。現役時代は労働安全衛生法による健康診断(事業者検診)を毎年受けてきました。昨年4月より「札幌市国民健康保険」の被保険者になったので昨年に続いて札幌市より「とくとく健診のご案内」が送付されてきました。“とくとく健診”では先ずは腹囲の測定等からメタボリックシンドロームのリスクが判断されますが自分ではメタボ体形ではないと認識していますし、先般には献血(通算63回目の献血)で血液検査も受けてはいるのですが年齢的には健康チェックは悪いことではないでの昨年に続いて出かけてきました。
「とくとく健診のご案内」。
“とくとく健診”の4つのサイクル。
「特定健康診査(特定健診)・特定保健指導」は、腹囲の測定や血圧、血液検査(血糖、中性脂肪、HDLコレステロールなど)などの健診結果からメタボリックシンドロームのリスクに応じて保健指導レベルが決定され、 専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)による「生活習慣改善計画」の策定などの「特定保健指導」が行われるという仕組みだそうです。
それでは実際の“とくとく健診”です。送付されてきた「とくとく健診の流れ」では“かかりつけ医”等があれば個別の「実施医療機関」で、無ければ「住民集団健診会場」を選びますが“かかりつけ医”が無いので後者の選択となります。
中央区の「住民集団健診」日程。会場は最も近くが「円山商店街」にある「円山会館」で実施日が8月21日(月)と30日(水)です。
“とくとく健診”会場の「円山会館」。
建物前にレントゲン車が駐車しています。
健診会場は会館の2階です。
持参するものは案内状に同封されていた「とくとく健診受診券」と「国民健康保険証」。右側は前回の健診結果で基準値超えはLDLコレステロール値のみで献血時の血液検査結果では正常でした。
受付で渡された健診票と問診表へ記入し「とくとく健診(基本健診項目)」のスタートです。
順番は①受付、②尿検査、③身体計測、④腹囲測定、⑤血圧測定・問診、⑥医師の診察、⑦血液検査の採血と続きます。その後、清算を済ませ(今回は自己負担なし)会館前のレントゲン車で⑧胸部X線検査(肺がん・結核健診)で終了です。どの検査箇所も待ちが0~2人程度でストレスなくスムーズに全工程を終了。所要は40分ほどでした。
“とくとく健診”の結果は約3週間後に郵送されてくるそうです。本日に判明した身体計測結果では前回同様に肥満度指数「BMI(Body Mass Index)」は普通体重範囲内でした。血液検査結果は出ていませんが先般の献血の結果からは全て正常の範囲内です。以上から“メタボ健診”結果は“合格”の範囲内ではと期待しています。ただ結果はいずれにせよ今回の健診を機に引き続き生活習慣を適正に行っていきたいと思います。ありがとうございました。
健診後は「円山商店街」を歩き帰宅します。途中にあった「ささや大福」 で大福を購入。同店は非常な人気店で開店早々に完売することも。今回は大福も種々揃っており定番の「塩」に加え「よもぎ」「くるみ」なども購入できました。無事に“とくとく健診”が終了したお祝いです。ご馳走様でした。
「とくとく健診(特定健診)・特定保健指導」問い合わせ先
札幌市保健福祉局保険医療部保険企画課
〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎4階
電話番号:011-211-2887
ファクス番号:011-218-5182
(2023.8.25)