標高532mの小樽・天狗山は四季を通じて景観に恵まれた景勝地。山頂からは小樽の街並みや石狩湾・積丹半島などが一望できる雄大なパノラマが広がります。夏の自然歩道でのハイキングや冬は北海道を代表するスキーのメッカとして楽しめるほか北海道の三大夜景の名所としても人気です。
午前の「小樽・青の洞窟~龍宮クルーズ~」と「カフェ バー 石と鉄 (Cafe Bar STONE and IRON)」でのランチの後は、これまた小樽観光の主要未訪問地の一つ「天狗山」で紅葉めぐりです。バス便利用の場合は「JR小樽駅」から「北海道中央バス・天狗山ロープウェイ線」で20分ほどです。ランチ後の「色内大通り」界隈にもバス停はあったのですが時間がうまく合わずタクシーで天狗山へ向かいました。
「小樽天狗山ロープウェイ」に到着。
山麓から山頂まで全長735mを30人乗りのロープウエイが12分間隔で運転。所要時間約4分で山頂に到着します。右側冬の時期スキー場になります。
山頂駅に到着です。
まずは山頂駅舎の屋上にある展望台です。眼下には小樽市街を中心に左側の積丹半島や高島岬、右側の札幌方面に続く日本海の大パノラマを一望することができます。
小樽市街です。
「龍宮クルーズ」で回った小樽港から高島岬を望みます。
「日和山灯台」や「小樽市鰊御殿」が確認できます。
こちらが札幌の方向。
対岸に風力発電施設が見渡せます。
「鼻なで天狗さん」と紅葉。天狗には魔力があり、長い鼻にふれると魔除けや交通安全、家内安全、商売繁盛、学業成就などあらゆる願い事が叶うといわれているそうです。
「天狗山神社」。天狗の由来とされ日本の神話に登場する道ひらきの神「猿田彦大神」が祀られています。
続いて「天狗桜展望台」。
樹齢100年を超える一本桜「天狗桜」がシンボルの展望台。桜の木周辺の見晴らしの良い場所に幅3.6m、奥行2.0mのウッドデッキを設置されテーブルやイスが用意されています。
それでは散策路「山頂森林浴コース」に沿って散策します。
「山頂森林浴コース」は自然を味わいながら散策する一周1.6㎞、約20分の手軽な散策路です。
東屋(天狗茶屋)と紅葉。
「第2展望台」。
「第3展望台」と「満天ステージ」。眼下には高速道路や奥沢水源地など他の展望台とは異なる天狗山からの景観が楽しめるそうです。
前 方の天狗の顔のように見える「天狗岩」と札幌へ続く高速道路。
「奥沢水源地」の方向。こちらも秋の景色です。
「奥沢水源地」でしょうか。
「天狗山山頂」を目指して散策路を進みます。最初に少し坂道があります。
散策路。
「見晴台」。
小樽築港方向が望めます。
「ウイングベイ小樽」ほか街並み。
散策路。
「天狗山山頂」。標高532m。
散策路をロープウェイ駅に戻ります。
「天狗山神社」脇の散策路入口に戻ってきました。
「シマリス公園」です。営業期間は10月3日(日)までとありましたが中には入れました。エサも無料で用意されていました。
それでも「エゾシマリス」が登場。
周囲にはヒマワリの種が散乱しています。
立ち上がるシマリス。
もうすぐ冬眠に入るのでしょうか。沢山食べエサを蓄えているようです。
「第1展望台」。
山頂駅舎内にある「天狗の髙下駄」。髙下駄を履けば天狗が道を開き思いを叶えてくれるそうです。以上で「天狗山」散策を終了し下山します。
最後バスを郵便局前で下り小樽散策です。蔦の紅葉が見事な「小樽浪漫館」。
「堺町商店街」。午前中の「小樽運河」界隈には中学生・高校生の修学旅行生のバスがたくさん往来していたのですが今は別の場所に移動したようでした。
「かま栄」直売店で「パンロール」のイートインとお土産調達です。
「出抜小路」。
「浅草橋街園」から見る「小樽運河」。
夕暮れまで少し時間がありましたが色づいた雲が河面に写っていました。
「旧国鉄手宮線」。
散策をする人、写真撮影する人など多くが歩いていました。
最後に「JR小樽駅」前のバスターミナルに戻り札幌行き高速バスで帰ってきました。
本日は小樽での充実の1日でした。「青の洞窟」では青色に輝く海面の美しい光景を楽しみ「天狗山」では紅葉とともに小樽市街や日本海に広がる雄大な景色を堪能しました。「カフェ バー 石と鉄」の築100年超の石蔵の魅力にも触れることができました。小樽にも修学旅行生を含め観光客等が増えてきている様子で安心しました。今後更に賑やかさな街に戻っていくことを期待しています。ありがとうございました。
「小樽天狗山ロープウェイ」
【住所】北海道小樽市最上2丁目16-15
【運行期間・時間】9時~20時36分/上り最終20時24分(季節により変動あり)
※冬季はスキー場ロープウェイとして運行
【料金】大人往復1400円、片道700円
【定休日】4月、11月にロープウェイ整備のため運休日あり
【問い合わせ(TEL)】0134-33-7381
(2021.10.13訪問)