秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

飛竜種の書 桜火竜 リオレイア亜種

2024-05-08 22:02:34 | 飛竜種





「桜火竜」

リオレイア亜種
Pink Rathian
飛竜種
竜盤目 竜脚亜目 甲殻竜下目 飛竜上科 リオス科
全長約1543.85〜2192.96cm
全高約577.22cm
脚の大きさ約260cm
・狩猟地
現大陸…水没林、孤島、モガの森、未知の樹海、渓流、遺跡平原、地底洞窟、天空山、砂漠、旧砂漠、砂原など
新大陸…大蟻塚の荒地、陸珊瑚の台地、導きの地








・概要、特徴
現大陸のとある国に咲く“桜”を思わせる艶やかで美しい桃色の甲殻から、「桜火竜」との異名を持つリオレイアの亜種。
その美しい桃色の体躯を一目見ようと、危険を承知で近づく者も多い
通常種と比べて極めて個体数が少なく、貴重な調査対象とされている。
新大陸においては初めて発見された亜種であるが、このリオレイア亜種が新大陸で新たな亜種への分化を果たしたのか、それとも現大陸から渡ってきた亜種が新大陸に適合したのかは現段階では不明である。
通常種のリオレイアと比べてもっとも顕著な違いが、その鮮やかな体色である。
地脈の活性化した新大陸が生み出す特異な環境の恵みは、それまででは得ることのできなかった豊富な栄養素をリオレイア亜種に与えることとなり、体色だけにとどまらず外殻を含む肉質にまで影響を及ぼすに至った。
甲殻はより堅く、鱗や皮膚はより柔軟に。 リオレイアであれば通る武具の攻撃も、亜種の堅さには通用しない。 桃色の甲殻は美しさだけでなく、外敵との激しい闘争を生き抜いてきた、強さの証でもある。
それらを形成する主成分も通常種とは若干異な、 大蟻塚の荒地にて発見された痕跡からその正体が判明するまでに時間を要した。




・生態
基本的には亜種であっても通常種と大きく変わらない生態を持ち、つがいとなるのは同じく亜種である蒼きリオレウスである。
新大陸に生息するリオレイア亜種はその発育の良さから、 栄養を豊富に含んだ地脈エネルギーの満ちた場所で育ったと考えられる。
しかし、その地脈エネルギーが強く集まるであろう龍結晶の地においてリオレイア亜種の生息が目撃された例はない。
蒼火竜とつがいとなる生態から、大蟻塚の荒地や陸珊瑚の台地で確認される桜火竜は、蒼火竜とつがいになれず単独で営巣をしている個体だと考えられている。
もしくは、古龍を含めた強靭なモンスターが犇めき合う龍結晶の地では卵の安全を確保することが困難であるため、安全に産卵して子を育てられるように脅威の少ない土地を求めて蒼火竜と離れたともされる。
蒼火竜とは仲睦まじい様子を見せるが、通常種のリオレイアと比較してその性質は獰猛。
通常種のリオレイアに対しても強い警戒心を顕わにする。
生息域が重なる大蟻塚の荒地では、 リオレイア亜種と通常種が出くわしてお互いを激しく威嚇し、ときには猛攻を加えることもある。 かの地は通常種の繁殖場所でもるため、巣に最適な場所を争うのかもしれない。







・危険度、戦闘能力
優雅な見た目とは裏腹に、リオレイア亜種は極めて獰猛な性格の持ち主である。美しい外見に見蕩れ、その瞬間に仕留められてしまった狩人も少なくない。
通常種と異なり、例え自身よりも遥かに体躯の劣る相手であっても、近付く者には容赦なく攻撃を仕掛け、強烈な火炎や尻尾による多彩な攻撃で徹底的に排除しようとする。







通常種を凌ぐ身体能力を誇り、外敵を追いかけて連続で噛み付くなど、攻撃の危険度も輪をかけて増している。
噛みつき攻撃には大規模な爆炎を伴い、たとえ標的に直に噛み付かなくとも灼熱で焦がし吹き飛ばす。






また、類まれなる脚力を活かした地上での立ち回りを得意とすることに変わりはないが、飛行能力も向上している。
短い助走で空中に飛び立ち、どこまでも獲物を追い詰め、俊敏な動きと強毒を有する尻尾で仕留めにかかる。
リオレイア種の得意技である宙返りしながら尻尾で殴打する攻撃も、角度をつけて飛び上がる事で広範囲を薙ぎ払うなど、強毒を伴う尻尾を駆使した行動に多彩さが見受けられる。
宙返りをして薙ぎ払うような攻撃だけでなく、 飛行能力が向上したことで錐もみ状に回転飛行しながら尻尾を振るう姿も見せ、周囲の生物を一掃する。
また、 尾先の棘に含まれる毒についても通常種より濃縮され、その毒性が高められているのが特徴。
尻尾による攻撃で致命傷を与え、追い打ちとなる強毒によって標的の命を奪う。 新大陸の各所で猛威を振るうバゼルギウスでさえも、その強毒を受けて耐えかねるように立ち去った事例もあるという。





・利用
桜火竜から得られる素材は艶やかな色合いと強固さを併せ持つ優秀な素材であるが、その希少性から目にした事の無い職人も少なくない。
それ等を加工した武具は舞い散る花びらを思わせるほどに華麗であり、見る者を魅了し、時に感銘すら与えるほどの美しさと力強さを滲ませるという。
なお、通常種やリオレウスと同様に肉は食用として取引され、モガの村では希少特産品として扱われる。その究極ロースは食べると頭の中で幸せの桜吹雪が舞うとか。
・ソース
MH3G
MH4G
DIVE TO MONSTER HUNTER: WORLD モンスターハンター:ワールド 公式設定資料集 pg. 308〜311


飛竜種の書 雌火竜 ヌシ・リオレイア

2024-05-08 20:45:15 | 飛竜種









「雌火竜」

ヌシ・リオレイア
Apex Rathian
飛竜種
竜盤目 竜脚亜目 甲殻竜下目 飛竜上科 リオス科
全長約1916.65〜2299.98cm
・狩猟地
大社跡、水没林、密林、砂原、溶岩洞など








・概要、特徴
熾烈な生存競争を潜り抜けた結果、周辺のモンスターを支配するほどの影響をもつようになった特異なリオレイア。
百竜夜行においては群れを率いて現れること、歴戦を経た傷だらけの恐ろしい威容を持つ事か、畏怖の念を持って「ヌシ(主)」と呼ばれ、その名に違わぬ広い縄張りと屈強さを併せ持つ。
個体によってはかの紫毒姫すら上回る体格と、激烈な毒によって紫がかった体色、嵐に巻き込まれたような全身の傷跡が特徴。
この傷跡の影響か、本種は常に怒りと恐怖に支配された様な振る舞いを見せており、その咆哮は震えるような響きを伴う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1504657932926947334?s=19




・危険度、戦闘能力
他のヌシ同様に罠や操竜への耐性を有し、百竜夜行を率いること、通常個体を遥かに上回る強大な戦闘能力から、カムラの里においては大型古龍やそれに比肩するモンスターに並ぶ危険度を持つと見なされている。
尻尾の棘は一度折れたような痕跡が見受けられるが、より強靭に太く、著しく発達して再生しており、通常個体を遥かに凌ぐ猛烈な毒が滴っている。





臭気に触れただけでも肉は爛れ、身体中の粘膜が焼かれるような激しい痛みに襲われるという。尾を振るえば棘は猛毒の矢となり降り注ぎ、女王の眼前を一瞬で毒の領域と化す。









尻尾を武器として扱う技は桜火竜や金火竜に匹敵、あるいはそれすら上回る程巧みになっており、尾から滴る毒液を塗りたくるように振り回す、急降下の勢いを乗せて対象を薙ぎ倒すなど、通常のリオレイアには確認されていなかった攻撃方法を駆使する。


更に興奮時には尻尾から毒液が滴り落ちる様子が確認されており、毒液の生成能力も通常個体を凌駕するものと思われる。


・利用
前述の通り尾棘は通常個体と比較して著しく発達しており、「ヌシの屍毒棘」と呼ばれる。
この尾棘は幾多の死線を潜り抜けてきたからか特殊な性質を有しており、カムラの里では特殊な武器の作成に使用する事がある。
・ソース
MHR:S
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録 pg.137